自信のない警察官と守って欲しいJK
第1章が始まりました。やっぱりホラー小説書いてる側も怖いですね。今回はかなり短くなっていますがご了承ください。ごめんなさい。コワインデス
目が覚めると知らない場所にいた。
「ここはどこ?」
周りを確認するともう一人倒れている人がいた。
(あ、話しかけてきた警察官の人だ。)
まだ目覚める様子はない。それよりここはそこだろう。地面は畳だ。どこかの家の中かな?
などと考えていると、警察官の人が目を覚ました。
「う・・・ここはいったい?」
「あの、大丈夫ですか?」
「君は・・・そうだ。街灯の下に人が倒れていてそれで、急に意識が消えたんだった。」
「それで、ここはどこなんだ?」
「それは私にも分かりません。でも早くここから出たほうが良さそうですね。」
本当にここはどこなんだろうか。どこかの屋敷のような部屋だ。部屋には壁ではなくたくさんの襖がある。鍵がかかってる訳でもなさそうだから、この部屋からは出られそうだ。
「そうだな。早く出よう。」
「あ、あの。」
「ん?なんだ?」
「お名前、教えていただけませんか?」
「そうだった。自己紹介がまだだったな。俺は警察官をしている。井川 佑樹だ。」
「私は高校二年生の桜井 美紀です。」
「よろしく。」
自己紹介も終えたところだしそろそろ部屋から出るとしよう。
「早く部屋を出よう。最悪なにか出てもこっちには銃がある。あの得体の知れないものに聞くかは知らないけど。」
「そこはまかせろとか言ってくださいよ。」
少し自信無いのが不安になる。
「それじゃ、出ようか。」
「はい。」
そう言って襖をあける。襖を開けた先には薄暗い廊下があった。雰囲気抜群である。怖い。
「クッソ。暗いな、なぁ何か明かりになるもの持ってないか?」
「え?パトロールしてたのに持ってないんですか?」
「あの状況にびっくりして落としてしまったんだ。で、ないか明かりになるもの持ってないか?」
「それならスマホのライトがありますいよ。」
ポケットからスマホをだしてライトをつける。
「うお!まぶしいな。こっちに向けないでくれ。」
「ああ、すみません。」
廊下にライトを向けるが廊下のおくが見えない。
(長いな。この廊下。)
照らしても先が見えないのでさらに不安になる。
「早く帰りたいです。」
「そうだな。じゃあいくか。」
「はい。いざとなったときちゃんと置いてかないでくださいよ。」
「そんなことしねぇよ。そもそもこっちにはライトがないんだから逃げようにも逃げれねぇよ。」
「ライト持ってたら逃げてたってことですか。これでもか弱いJKですよ。」
「はいはい。出きる範囲で守ってやるよ。」
そこは自信満々で言って欲しいところだ。ほんとに大丈夫かな。そう思いながら足を動かす。この先不安だ・・・。
布団の中でびくびくしながら書いてます。怖いです。予想以上に。なのでコメントなどその他もろもろもらえると嬉しいです(?)