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鏡よ鏡

作者: さきら天悟
掲載日:2018/08/13

「鏡よ鏡、鏡さん、世界で一番美しいのは誰?」


「それはあなたです。

美しい黒髪、

真っすぐで透き通った眼差し、

純白とも言える肌、

スバらしいドレス、

そのファッションセンス、

世界一はあなた様です」

鏡はいつものように答えた。


その答えに満足したように、彼女はほほ笑んだ。

そして、彼女は足取り軽く、屋敷を後にした。

これから舞踏会にいくのだろうか。






数時間後、鏡ある部屋のドアが開いた。

彼女は戻ってきたようだ。

頬が少し赤い。

舞踏会で主役になっていたかのような・・・


「鏡、電気をつけて」

彼女は言った。


「了解いたしました」

鏡が答えると、明かりが灯る。

「お風呂の用意もできております」


彼女はソファにドカッと座る。

「テレビっ」


鏡は何も言わず、すぐに反応にテレビをつけた。

もちろん、彼女が毎週見ている深夜番組にチャンネルを合わせて。


番組が始まるまで2分、CM中、鏡は言った。

「明日の起床は、いつもと同じ、7時でよろしいでしょうか」


彼女は答えず、小さく頷いた。


「了解しました」

鏡は言った。





というところで、映像が終わった。


「どうでしょう。わが社の製品は。

グルグル社のアレクサン太に対抗した 音声サービスは」

『鏡よ鏡』は日本の電子機器メーカーが開発したEcho端末だった。

音声により照明をつけたり、テレビをつけたり、

エアコンをコントロールしたりすることができるのだ。

それに女王様のような気分も味わえる優れモノ、とプレゼンを締めくくった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] テンプレなお題と、最新家電機器とのコラボレーション。この発想はありませんでした。 全く予想外の面白い展開に拍手します。  実際に製品化しても良いのではないかという気がしました。
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