これまでの日々に
今までの章ごとの内容を簡単にまとめたものです。
【序章】
これまで七つの世界に生まれ落ち、それぞれの世界で得た記憶と能力を持つ少年はコンビニに突如として現れた魔法陣によってかつていた世界に勇者として召喚される、と思ったが召喚されたのは同じコンビニにいた秋以外の7人だったため能力を行使し、無理矢理あちらの世界に召喚される。
かつて勇者アークとして旅をした世界、ユルグリッドに舞い戻った蒼葉 秋は勇者召喚したエレスタ王国、国王の願いを無視して旅に出る。
【第1章】
これまでの世界で得た能力によりはかり知れない力を得ていた秋は、その能力を行使し旅の同行者として美しい少女、蒼葉 夜を創造する。
秋と夜が最初に訪れたのはトロスト王国辺境伯領にあるソーラスという街だった。
魔物の売却と冒険者登録のために冒険者ギルドへとやって来ていた秋達は双子のギルド職員サラとリイナ、それからソーラスの街の冒険者ギルド支部長、シルベルと知り合う。
だが、突如として街全体に魔物襲撃の警報が鳴り響く。そこで秋はこれを冒険者ギルドでの高ランク獲得に利用しようと企み、大勢の人々が見ている前でその力をふるい圧倒的力の差をもって脅威であった魔物の群勢を殲滅する。
その結果として秋と夜の二人にはSランク冒険者の称号が与えられた。
そうして冒険者となった二人は自らをそれぞれアキハ、ヨルハと名乗り、旅を続ける。
【第2章】
ソーラスを後にした秋達が次に目指したのはシオラスというキャッタナ大陸に渡るための港町だった。
道中の町、バスールで旅商人のクレア、雇われ冒険者のホアイ、シッタ、カルムと知り合う。バスールで起きていた原因不明の事態の解決に力を貸しその原因となる魔族を倒す。だが、秋はその魔族の主人である【七夜の魔王】の一人、ギニィシルヴィアに間接的にケンカを売り、目をつけられてしまう。
次の町でクレア達と別れ再び二人となった秋達はとある森林地帯で野営をし、またしても面倒ごとに巻き込まれる。
そこで知り合ったのは生首と両腕だけになったフェレサという冒険者だった。この森に調査に来たというフェレサに困っていると助けを求められた秋は面白そうだからと話に乗る。そして原因であった魔物を倒し、フェレサの体を取り戻す。
そこで倒した魔物の能力に興味を持った秋はその魔物を利用し【生命創造】により身体は人間であり、魂が魔物であるノーメンを創り出した。
そこでノーメンを新たな旅の同行者とし、目的地が同じであるフェレサと共にシオラスに向かった。
シオラスに着き森の調査報告を終えた秋達はフェレサと別れ、もう一つの問題、魔族達を片付ける為の準備に入る。
ギニィシルヴィア配下の魔族によって秋の意識が宿ったコピー体が魔王城へと連れ去られる。だがそれら全てが予定通りだった秋は魔王の強さを測るという目的を果たし意気揚々と魔王城から逃亡した。
シオラスを出発する日、旅に同行したいというフェレサからの願いによりまた一人、旅の同行者が増える事になった。
【第3章】
キャッタナ大陸に足を踏み入れた秋一行は港町で情報収集をしたのちガルマリア国王の御息女であるルサルファ王女が暮らすルイーナの街を目指した。
ルイーナに到着してすぐにこの街に来た目的でもあったルサルファ王女と知り合う。それから秋はこの大陸とガルマリア王国の情報を集める為にルサルファ王女の信頼を得ようと行動を起こし始める。
ルサルファと知り合いであるという冒険者ギルド支部長、リサルムとも知り合った秋達、そしてリサルムの紹介からルイーナで宿を経営しているSSSランク冒険者のディル・クレインとも知り合う。
ルイーナに滞在していた秋達にソーラスの街が魔族の襲撃に遭ったと報せが入る。秋は夜、ノーメン、フェレサと共にソーラスへとその惨状の確認に向かった。
ソーラスの辺境伯領主カイバルト等から事の顛末を聞き、特に興味を持てなかった秋は何もせずに帰ろうとする。だが、魔族に連れ去られたリイナを助けて欲しいとサラが秋に願う。その姿とかつての仲間の姿が重なる秋。複雑な感情が絡み合い、その憂さ晴らしの為に結果的に魔族及びその主たる魔王ミスティルの元へと向かった。
圧倒的力の前に魔王ミスティルは成す術なく敗れ、魔王と幹部6人は記憶、精神をいじられ秋の配下となった。
そうして秋は何の問題もなくギルド長シルベルの魔眼と共にサラ含む連れ去られたギルド職員達をソーラスへと連れ帰った。
こうして一件落着しルイーナの街に戻った秋は一人、ルサルファ王女の信頼を得るための作戦の準備に取り掛かった。
そうした結果、無事作戦を成功させた秋はルサルファからの確固たる信頼を得た。
だが、秋はその作戦の途中に、近々魔王クオレマ・オリムがガルマリア王国に何か仕掛けてくることを知る。
【第4章】
場所はエレスタ王国王城、そこでは秋と共に勇者召喚された7人が日々鍛錬に励んでいた。
秋の死が7人に与えたものは大きくそれぞれがそれぞれの思いを胸にこの世界を生きようとしていた。そんな折、突如として勇者達の旅立ちが決まる。それはエレスタ国王からの提案であった。外の刺激による成長を望んでのことだ。勇者達の目的地はトラスト王国、ソーラスの街。そしてキャッタナ大陸、ガルマリア王国王都だ。
勇者達がエレスタを出発した丁度一日後、秋達はガルマリア国王に会うために王都へと向かう。
道中秋達は太古の遺物、ダンジョンへと迷い込む。その最奥で秋を待ち受けていたのは秋がアークだった頃、幼い彼を勇者へと導いた神、クロノスだった。すでに秋以外の全員が地上に戻され、その場には二人以外誰もいない。そしてクロノスは語る、ダンジョン攻略こそがこの世界の変容、そして真実へ繋がる唯一の手掛かりだと。
一方エレスタの勇者達は早々にソーラスへと到着していた。そしてそこで魔族の襲撃、その惨状を目の当たりにする。辺境伯領主カイバルトから詳しい話を聞いた勇者達は冒険者アキハとその仲間達に興味を持つ。そうして勇者達は冒険者アキハの痕跡を辿るように目的地であるキャッタナ大陸王都を目指した。
王都に到着した秋たちはガルマリア国王、そしてその友であるSSSランク冒険者のトライク達と出会う。
王都に来て数日、秋は一人、魔王クオレマの作戦を邪魔するため行動していた。そんな時、勇者一行が王都に到着する。
国王から秋の居場所を教えてもらった勇者達は早速秋の元へやってきた。それにいち早く気が付いていた秋は能力によって変化させた外見で出迎え、何とかやり過ごす。
数日後、遂に魔王の作戦が動き出す。それに対し対策を立てていた秋はいくつか予想外の出来事に見舞われながらも最終的にギニィ、クオレマ両名と協力関係を結ぶことに成功した。
その協力は秋がゲームと呼ぶ企みに一体どの様な影響を及ぼすのか。
そうして一連の事柄が落ち着き、秋たちはルイーナへと帰還する。
ルイーナに数日滞在した後、ルサルファや街の人々に見送られながらいよいよ秋達は次に目指す場所、エンシャント大陸へと向かった。
蒼葉 秋 ステータス一覧
地球からユルグリッド召喚時に発現した能力
眼の色・黒
種族 勇者
称号 なし
技能
ノーマルスキル〈0〉
エクストラスキル〈0〉
ユニークスキル・常世の眼、アイテムボックス
種族固有スキル・勇者の希望、勇者の仲間
加護 なし
第三の世界 眼の色・緋色
種族 魔王
称号 真実の王 夜王
技能
ノーマルスキル〈26〉
エクストラスキル〈17〉
ユニークスキル・物質転移、瞬間移動、万物吸収
アルティメットスキル・生命創造
種族固有スキル・魔王覇気、魔王の配下
加護 なし
第二の世界 眼の色・翡翠色
種族 エルフ
称号 世界樹の守護者、大地の主神
技能
ノーマルスキル・暗視、熱耐性
エクストラスキル・空歩
ユニークスキル・思念伝達、記憶操作
アルティメットスキル・万物操作
種族固有スキル・自然魔力吸収
加護 なし
第四の世界 眼の色・紫紺色
種族 悪魔
称号 人誑し 、表裏の夢魔
技能
ノーマルスキル〈0〉
エクストラスキル〈13〉
ユニークスキル・身体透過
アルティメットスキル・幻霧之夢
種族固有スキル・瘴気
加護 なし
登場した七夜の魔王
ギニィ・シルヴィア
第ニ夜を司る魔王
アルティメットスキル 【因果改変】を保持
ミスティル・レイル
第一夜を司る魔王
アルティメットスキル 【全能之眼】を保持。
クオレマ・オリム
第三夜を司る魔王
アルティメットスキル 【死之狩人】を保持。
次話は本編に戻ります。