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兄と妹。  作者: 神田水紗&日和
神谷編 〜ツンデレ妹と鈍感兄〜
25/28

《神谷くんと誕生日》

2年と少しぶりに神田ですです

お待たせしました。なんでこんな中途半端なところで投稿しなかったのか謎です。文は残ってたので手直ししての投稿です。

1話前読んでからの方が次の日の話なので良いです。

《神谷くんと誕生日》

 今日は俺の誕生日だ。

 毎年忘れることなく果南は祝ってくれる。普段のツンケンとした感じなのは同じだが、まるで自分のことのように嬉しそうであるのも伝わってくるものがある。


『玄関に青い袋においてあるでしょ、アンズの家に持ってきて』

 珍しく朝早くから杏子の家に遊びに行った香南からこれまた珍しくメールが届いた。普段なら朝早く起きることなんて滅多にないし、メアドこそ知ってはいるがメールを送るなんてよっぽどの理由がなければしないような香南からだ。

 少し引っかかる気もするが、香南がメールを送るほどのことだ。すぐに持って行ってやらねばな。

 もしかしたらもう言ってるかもしれないし、はたまた今更になってかもしれないが杏子とは趣味が合って交流がある。そうゆうわけもあり杏子の家は知っている。

 さっさと身支度をして、玄関に向かうとメールの通り青い袋が置いてあった。

 杏子の家はここからそう遠くないので徒歩で十数分で着いた。


 香南の玄関から呼ぶ声がする。やはりどこか棘のあるような印象だが確かな柔らかさがあった。

「今行くから」

 朝食の皿洗いの手を早める。

「早くしてよ。待たせてる自覚ある?私は良いけどさ、杏子に悪いでしょ。というか映画観に行くんだから早くしろよバカ」

 食器を洗い終え、急いで玄関へ向かう。今日は並んで歩こうかなんて考えながら。

 食器置きのセピア色の小さなハートは一筋の滴を流し寄り添うように置かれていた。


神田です。

このあいさつも久々で懐かしいです。

神田水紗です。本当にお待たせしてしまい申し訳なさも感じなくなりそうでしたが、まだ息してるうちに投稿出来て良かったです。そして私がいない間でも閲覧して待っていてくださった皆さん、心からありがとうございます。

これにて【神谷編】終わりです。またどこかで神谷兄妹には会いたいなと私も思ってます。

明日、6/4の0時に続編投稿します。

お楽しみに

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