2 競輪競走
ちょっと説明。文体変えるかもです。
競輪は10人でレースをします。
9名で競技と前に言いましたがなぜでしょうか?
一番前を走る人が不利ということが原因です。
ですのである程度の距離まで先頭を務める人『誘導員』がいます。
このようなレースを『先頭固定競争』と呼びます。
一方牽引役がいないレースは『普通競争』となります。大体6番の選手が先頭を走ります。
現在は車番での賭け方が主流になりほぼ当たらない物を売ってはまずいということで普通競争は無くなったようです。
競輪では1~3は単枠で4~6は複枠となり4・5、6・7、8・9はそれぞれ同じ枠になります。そして4,6,8番の選手は格下とされます。(ほんの一部、競輪GPだけは関係無しです)
普段からそういう仕組みなので競輪GPという頂点を決めるレースでも選手は嫌がります。
6番が一番格下というのは決まりごとみたいなものです。
で、競輪の枠単最高配当の記録がそこに係わってくるわけです。
そのレースは普通競争。6番の選手が先導役でまず2着までに入る見込みはありません。
つまり5-5というのは当たるはずがなく当然買う人はほとんどいないわけです。
と・こ・ろ・が!
なんということでしょう!
7番以外の選手が全部自転車から落ちてしまいました。7番以外といいましたが6番選手は引っ張り役で力を使っていたため運良くそのアクシデントに遭遇しませんでした。7番-6番とゴールしたわけです。
結果、そのレースを買っていた人はほぼ全員が外れました。当たりは11枚(1,100円)のみ。それが200万超の配当の理由です。尚、枠単は1-2から6-6まで全部で33通り。また、オッズ表示が無かったこともそれを生み出す原因になりました。
ですので2枠どころが2つの番号の物(競馬・競艇・オートレース)では超える配当は事実上無理です。
3連という3つの番号のものが出来るまで破られることがありませんでした。
ちなみに全員外れだと100円当たり70円の払い戻しとなります。売れ行きが悪いものだと時々出ます。(競輪だと単勝や複勝ですね)
さて本題に入ります。
競馬だと4種類のタイプ(逃げ・先行・差し・追い込み)なのですが競輪だと3種類です。
先行(逃げ)・追い込み(差し)・自在(先行と追い込みができる)
前に言った様にゴールのちょっと前まで団体戦ですので大抵先行と追い込みの人が組みます。
先行=風を受けて先頭を走る。
追い込み=先行してる人を守る。
という形です。
競輪は9人でのレースですので3つか4つのチームになることがほとんどです。たまに2分戦があるくらいです。
3分戦だと3-3-3、4分戦だと3-2-2-2といった感じになります。
わかりやすく3分戦で説明します。
◎(先行)-△(追い込み1)-▲(追い込み2)
が3つとなります。
先行は後ろ2人を引っ張る係、△の人は後方から外側を抜けて◎を抜いていこうとする他チームの邪魔をする係、▲は△の仕事の補佐係(内側から抜こうとする他チームの邪魔をします)になります。
そして3人で1~3着を独占しようとゴールの少し前まで共闘します。
ゴールの少し前からは3人での個人戦を目指します。
他のチームにとってそんなことになってはたまらないので邪魔をしたり、有利な位置の取り合いをします。
競輪競争を説明するとこんな感じでしょうか。
また先行・追い込みでもタイプが分かれます。
<先行>
・先行型 誘導員がレースから外れた後そのまま前を走るタイプ
・まくり型 一気にスピードをあげて先行しているチームを抜いていくタイプ
<追い込み>
・追い込み型 先行選手をゴール直前で抜いていくタイプ
・マーク型 先行選手を守りそのままその次の順位でゴールするタイプ
一般に先行選手は長い時間力を出せる若く、追い込み選手は短い時間しか力を出せないがその代わり一気に先行選手よりスピードを出すため年配です。
簡単な説明でした。
わかりにくかったら御免なさい。