谷書店 作者: 泡沫の空 掲載日:2012/08/15 ザァーザァーと雨が降り続く。そんな中、今日も私は、彼を見ている。 「アヤカ、何ぼーっとしてんの?」 冬の雨が降り続く放課後。 駅前の本屋の駐車場にある自動販売機。 そこ横にあるベンチが私達の溜まり場だ。 くだらなくても楽しいお喋りで何時も時間を忘れてしまう程友人達とそこで過ごす。 ベンチは、本屋の入り口付近にあるので今日みたいな雨の日でも濡れずにすむ。 ここは私達のお気に入りの場所だ。 「なぁーににやけきった顔してんのよ、ア、ヤ、カ」