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出会い

中学生の頃ルーズリーフにちまちまと書いていた小説の序章です。序章の続きは消失しました。(恥ずかしくなって捨てたんだろうな…)

剣と魔法モノで、主人公が旅に出るまでで完結させてもらいます

焼けただれたかつての草原


辺りに満ちる、肉の焼けた匂い


骨を残すことすら許されず灰と化した人々


世界の終演だった…しかし今から世界は始まるだろう。


まだこの世に生きた人間はいる

生きた動物達もわずかながら存在する

草木すらいずれ風に乗ってやって来るだろう


しかし…私は終わる。


自らを満たすのは虚無

悲しみすら、感じない


多数の命と、1の命を天秤にかけ、無理矢理沈ませた1の命…大切な人が皆焼け焦げる…私自身が壊れるしか術はなかった。


彼女を殺さなければ、世界が終わる。自らを壊し言い聞かせて取った行動はあまりにも中途半端だった。


「ぐっ…!」


出すものも無いまま咳きこむ。掌についた赤い液体を握りしめ、黒・赤・灰白色の世界に身体を横たえる。

胸が熱い、胃が熱い…それこそ火がついた様に、燃える様に。

そう、彼女はここにいる。まだここに、いる



身体をひねって空を仰ぐ

どんよりと厚く敷き詰められた灰色の雲は所々途切れ、夕焼けが覗いていた。


…終わりをまた、実感した。

世界の終わりの事ではない、私自身が手を下したこの惨劇の終焉…


「……くっ…ははは…あーはっははは!」


可笑しくも無いのにこの空間に響く笑い声。


「……さあ、神よ。どのような罰も受けましょう。」


笑いを噛み締めながら空へと両手を伸ばす。



多数よりも一人を取った罰を


世界に必要なヒトを奪った罰を


世界を赤く染めたのはこの私








愛しい人の命を奪ったのも私…





ある日、とある青年は夢を見た。


とある半壊した城に脚を踏み入れる人間がいた。そこから夢は始まった。

金色のふわふわとした髪につぶらな金の瞳、華奢な身体だけを見ると、まるで女の子のようだが、実は良い年頃をした青年であることが、夢の持ち主にはわかった。


特に何かトラップがあったわけでもない、、彼が瓦礫の隙間を縫って奥へ進んでいくのを見ているだけという、つまらない夢だった。——勿論、当人にはコレが夢だとは気付いていない。


まずは、ところどころ壁の崩れ落ちた大広間。青年は辺りを見渡し、手に持った羊皮紙と見比べつつ進む。部屋の中心をはさんで、さらに奥へ進むと、崩壊はしていたが何かの円形ステージのように足元が高くなっているスペースに行き着いた。

そこから左右を見ると、双方ゆるいカーブを描き、ステージ正面上部のバルコニー状の廊下に行き着く階段があった。その階段の行き着く正面、廊下の中央にひときわ大きな扉が、奇妙な存在感を放っていた。再び羊皮紙と見比べた青年は、比較的崩壊の少ない右の階段を選び、慎重に登っていった。そして扉の前に立った。


「……成程。この先が王室なんだ。」


羊皮紙に向かってつぶやいた少年は、ドアノブに手をかけ、力を込めた。が、押しても引いても、ためしにスライドさせてみてもその扉は開かない。


蝶番ちょうつがいが錆びてるのかな。いや……もしかすると……《我は汝を解き放つ者・封印解除》」


ノブに手をかざし、魔法の呪文の言語である古語で、そうつぶやいた。すると扉は淡く発光し、その光は波状にノブに集まり、それは弾き出て彼を吹き飛ばした。彼は5メートル程離れた階段の柵に激突し、苦痛にその可愛らしい顔をゆがめる。


「くっ……。僕には従えないというのか……面白い。だから遺跡は好きさ。」


ニヤリと笑み立ち上がったとたんに、ドアはミシミシと奇妙な音をたて、続いて何かが外れるような音が響いた。

そして地響きの如き唸りを上げ、扉は倒れた。


少年がもし一歩進んでいたら巻き込まれてぺしゃんこになっていただろう。

驚きで声も出ない少年は暫くその場に立ち尽くしていた。扉が巻き上げた埃が散った頃、彼はようやく口を開いた。


「扉の方が、時の流れに耐えられなかったのか?」


足元に寝転ぶ扉は、先程彼を弾き飛ばした光の色で、淡く光っていた。つまり封印は生きている。

彼はゆっくりと扉を避け、回り込んでぽっかりと開いた穴の中に脚を踏み入れた。


家具らしきものは何も無い。しかし彼は羊皮紙と見比べその部屋が王室だと確信した。


封印に守られていたためか他の部屋に比べて崩壊の少ないこの部屋の中央には、天井に開いた穴から差し込まれたスポットライトがあった。

それに照らされる床に何か棒状のものが突き刺さっている。彼は近付いた。


「うわあ……。」


少年がまじまじと観察する。それは漆黒に変色した片手剣だった。

まさに王室にあるにふさわしいその剣は、何かの儀式用の装剣のようだが、確かにしっかりと刃が立てられていた。つばの中央に親指ほどのくぼみがある。

くぼみの周りに付いた数個の小さなとんがりを見ると、どうやら宝石か何かがはまっていた跡のようだ。


「……これ、高く売れるかなぁ?」


その瞬間、夢の持ち主である青年は寒気を覚えた。



——駄目だ。それを触ってはいけない。


青年は足掻いたが空しくもその少年は剣に触れた。





そして、ある髪の長い女の笑顔を挟んで、場面は変わった。





場所は荒廃した建物。先程までの城ほど荒廃してはいないが、雰囲気は似ていた。崩れた天井から光が差し込んでいる。崩れた壁から入ってくる風の行き先は床に突き刺さった闇色の剣。その点で青年はこの場が先程の城だと確信した。

しかし先程までの金髪の少年はいなかった。代わりにいたのは、……血の気を失い横たわる女と、それを抱える黒髪の青年だった。


「……んだよ、死なねえって言っただろ。」


悪態をつく黒髪の青年は少女の整った顔を見つめていた。確実に少しずつ冷たくなる彼女の体を強く抱きしめる。


夢の持ち主の青年は驚いた。今自分の目の前で眠る女は、たった今一瞬の笑顔を見せた女だった。

奇妙な話だが彼女は、夢の中だけの知り合いだった。そこで彼はここが夢なのだと気付いた。そして、この黒髪の青年が自分なのだと……自分と同じ存在なのだと察した。


彼は小さな声で「馬鹿野郎」とつぶやいた。喪失感で満たされた青年の感情が伝染する。しかし彼は一歩も動かずその場面を眺めていた。

すると何か春風のような気配を感じ、青年は顔を上げた。


目の前に自分が抱えている少女と同じ容姿の女が凛と立っていたのだ。しかし彼女を通して壊れた部屋の壁が見えていた。彼女は、水面に映った姿のように、儚く見えた。


『馬鹿は無いだろ。……泣くな。』


耳というよりは頭に直接響く言葉……夢である以上当然なのかもしれないが、意識してそう思ったのは初めてだった。

彼は反射的に自分の腕で目頭を拭った。半透明の少女の口元は僅かにつりあがっている。


「うっせ……。魔力の塊が幽霊になるなんてありかよ。」

『私の場合は特別だ。』

「何だよそれ。」

『……冗談。魔力の残りカスだ。すぐに消える。』

「冗談言うためにわざわざ現れたのか……?」


そのまま俯いてしまった青年を見た少女は困ったように眉を下げた。


『……用もないのに少ない意識を使うわけないだろう。使えばそれだけ戻ってくるのに時間がかかるからな。用はコレだ。』


少女はが剣を指差し、糸を引くような仕草をすると、剣の装飾の一つである一番大きな銀色の水晶が外れて、引き寄せられてきた。

少女の周りを数週回って青年の手のひらに着地した水晶は、いつも少女が身につけていたネックレスに姿を変えていた。


『コレがなければでアレは魔王を封印している以外は唯の剣だ。抜くまで封印は解けないが、万が一の場合それが入ってると厄介だからな。それはお前が守っててほしいんだ。』

「……厄介?」

『そう。さっきので全て中身を使ってしまったが、暫くすればまた魔力が溜まって意思が宿る。……そうしたら逆にお前のこと守ってくれるかもな。』


けらけらと笑う少女の明るい表情は、本当に死んだのか?と問いたくなるくらい明るいものだった。

そこで青年ははたと気づく。


「戻ってくるとか、また意思が宿るとか、もしかして神族は生き返れるのか?」


少女の笑みが苦笑に変わる。この話題に戸惑っているようだった。


『……この水晶や普通の神族だったらともかく私は……少なくとも今のシオンに会うのは無理だろうな。人の一生はあまりにも短い。』


シオン、と呼ばれた青年は俯き、抱える少女の感触を改めて感じ取った。間違いなく彼女の身体は死んでいるのだ。彼女の言葉はほぼ、「来世で会いましょう」を指していた。


「何を聞いてるんだろうな、俺。」

『そんなに私がいなくなるのが寂しいなら、一つ呪文を教えておこう。』


半透明の少女は青年に視線の高さを合わせて優しく微笑んだ。

夢の持ち主である青年は、それを聞こうと一歩すすみ出た。しかし、突然周囲は霧で真っ白になってしまった。彼は彼らの影の傍に寄ろうと試みたが、霧は影すらも包み込み、その呪文が聞こえることはなかった。




そこで青年は目を覚ました。



彼の顔を照らす朝日、ざわめく頭上の木々、足元には焚火の燃えカス

彼は一度伸びをして立ち上がり、背もたれにしていた木にさしこんである楔を見た。その楔についている石は、もともと白かったのであろうが、くすんでしまっていて輝きはない。


「……最後の一つももう駄目か。」


青年はその楔を指先で突いた。すると、それは砂のようにサラサラと崩れ、風に乗って散って行った。

この楔は、掌より若干小さい程度の球状の石に地面や木に打ち込む為の楔が付いているといった形状で、石からは一般的に異形の者が嫌うという魔力が放出される。その石を中心に一定の範囲には魔物や獣の様なモンスターは近づいて来ない。先ほどの様子から分かるようにその石に込められた魔力が尽きると消滅する、何処にでも売っている魔物除け・消費型の魔法具である。


彼は、体にかけていたローブを拾い上げ、傍らに置いてあった帽子をとり、漆黒の髪を隠すようにそれを被る。

その際、彼の首にかけられた小さな銀色の水晶が日の光に反射してきらりと光った。


「……変な夢だったな。」


口に出して、苦笑した。


青年の名はルシル。

漆黒の髪に同じく漆黒の瞳、容貌を一言で表現するなら『可愛い』と言ったところであろうか。もちろん、先程の夢の金髪少年と違い、男としての性の範囲でである。身体は大きいとは言えないが、体つきは締まっている。


彼は方々を巡り、家族の住むひなげしの村、エメラルド国の首都オリーブから一番遠いその辺境の村に帰る所だった。

そして、その里帰りの旅も終盤、安眠用の魔物除けの楔はもう必要ない程度にまで故郷は近づいていた。


しかし……



「いやあぁぁぁぁぁぁ!来ないでよおぉぉぉぉ!」


傍らに立てかけておいた剣に手をかけた瞬間、茂みから何かが飛び出してきた。

反射的に身構えるが、自らの目の前に華麗に着地したものは…


腰まであるオレンジの髪をなびかせた少女だった。火の色に輝く瞳がルシルを捉える。


「あ……。」

「へ?」


刹那、少女は彼に飛びついた。


「お兄さん!助けて!!痴漢に追われてるの!」

「はあ!?」


んな馬鹿な、という叫びを反射的に返す。どう見ても少女の年齢は多く見積もった所で10代の半ばがいいところである。いや、この広い世の中、年端もいかないような幼女を襲う趣味のある痴漢もいるかもしれないが……。


しかし、少女はこの『はあ!?』には耳もくれないようで、ルシルの背中に隠れた。

続いて、黒のローブをまとった男が少女と同じ方向から現れた。フードから覗く口元は怒りで歪んでいた。


「…貴女を襲ったのは事実ですが、痴漢呼ばわりされるのは心外ですね。」

「痴漢だもん。起きたら私の顔覗き込んでたんだもん!手とか…こう…わきわきってしてたし!」


手をワキワキしながら少女は彼の背中で吠える。ルシルは突然の出来事に困惑し呆れていたが、痴漢かどうかはともかくこの男が少女の寝込みを襲ったのは間違いないようだ。


「だから痴漢じゃありません!そもそも貴女!反撃どころか逃げ出すってどういうことですか!?」

「だってあたし素人だもん!」

「え?」


ルシルは小さな声を漏らしたが、この奇妙な二人組は気づいていなかったようだ。いつまでも『仲良く』言い争いを続けている。

どうやらこの男はあまりにも予想外の少女の行動と痴漢扱いに純粋に頭にきているらしく、おそらく少女に危害を及ぼすなどという任務は忘れているのだろう。


「……あー、とにかくそこの痴漢。」

「痴漢じゃありません!」

「まあ、とにかく聞けよ。2対1だ、どうする?」


そこで初めて冷静を取り戻した男は、ため息を吐いてローブを翻した。その瞬間、彼はあとかたもなく消えていた。


「…あっさり引いたな。」

「や〜、助かったよ。ありがとう。」


ルシルは漆黒の瞳を彼女に向ける。彼女の華奢の身体には、燃えるように輝く赤い気体がまとわりついていた。


「ま、いいけど。」


そして彼は改めて剣を提げ、身体の方向を変え、歩き出す。それを少女は、あ、と呼びとめた。


「まだ何かあんのか?」

「あのさ〜、迷惑かけたついでに村とか町とか…人のいる所に連れてってくれない?…迷っちゃった!」


少女は無邪気にあははと笑う。青年は…なぜかその笑顔に疲労感を覚えたという…








「ねえねえ、お兄さん剣士?強いの?」


弾むような声が隣から鳴る。ルシルはうんざりしていた。

隣で楽しそうに話す少女は、得体のしれない男に追いかけられたところをルシルに助けられ、挙句に道に迷ったと言う。


ここで補足的な説明を入れておくが、追いかけられて迷ったわけではない。迷って野宿して追いかけられたのだ。


少女は、紅の瞳にオレンジの長い髪、幼いなりに整った顔立ち、外見年齢はどう見ても10代前半。一人で人里を離れた森を歩き回っていていい年頃ではないのだ。

それなのに、森に入り込み、迷ったという。しかも服装はタイトなミニスカートに右袖は長袖だというのに左は袖が無いという皮製の妙な上着、ブーツ、迷うほど森にいるにはいささか軽装である。


「ねえ〜!」

「うっせえな!そもそもお前、親は!?一人でモンスターのうじゃうじゃいる森うろうろしてたのか!?さっきの痴漢にだって文句言えねえぞ!」


少女は、一瞬その紅の瞳を見開き、そして唇を尖らせ


「……お兄さんだって一人じゃん。」


拗ねた。ルシルはいよいよ頭を抱える。


「…俺は自分の身ぐらいは守れる。…それともお前、魔法とか、何か自分の身を守る術でもあるのか?」

「…逃げるもん。」

「素人が逃げれると思ってんのかよ…。」


勿論、子供の足で逃げた所で追いつくモンスターも沢山いる。むしろその方が多い。逃げるという手段は、それなりに実力のある者だからこそ使えるのだ。


だが…彼の記憶では少女は茂みから跳躍して飛び出し、身体をひねり黒装束の男の方向を見据えながら着地した。そう、相手に隙を見せないように…要するに身体能力はそれなりなのだ。そしておそらく訓練もされている。この時点で本当に素人なわけがない。

ならば行きずりの、実力も知らない男に助けを求めるより、目くらましでもして逃げるほうが賢明である。戦いが嫌いならば、死にたくないならば、だ。

だが、彼女は自分は素人と言った。戦いが嫌いだから戦えないと解釈すればそれで終わりだが、命を狙われて、逃げるための戦法も嫌い故に捨てるのだろうか………。


その点がどうにも不可解だった。


「…お前、本当に逃げる以外に手段持ってないのか?」

「う?」

「さっきの動きからしてお前、訓練されてるだろ。しかも軍隊の下っ端よりは良い動きだった。それで素人なのか?」

「しろうとー。」


手を頭の後ろで組んでコロコロと笑う。彼は、漆黒の瞳でそれを見据えた。


「へえ、俺はてっきり魔導師かと思ってたぜ。」

「…まさかー!」


瞬間、彼の瞳には少女を取り巻くモノがかすかに歪むのが映った。


…彼が見ているのは、少女の持つ『魔力』である。生まれつき、彼は通常は目に見えないモノを視ることができた。

その能力はこの世界ではレア中のレア…封印された箱の中の物を外から見て当てる能力を『透視』と言うような名前もないほど、誰にも知られてない物なのだ。

そしてルシルのその瞳は、少女は膨大な火と光の魔力を持っていると言っている。その魔力が揺らぐのは感情が揺らいでいるということだ。


「面白い発想だね。」

「……どんな信念があるのか知らねえけど、自分の身ぐらい守れよ。」

「だから素人なんだって。」

「はいはい。村はもうすぐだから。」

「何なんだかな〜。」


少女は意味がわからない、という風に頭を掻いた。その間もどんどんルシルは足を進めていく。少しおいていかれて、少女は走って追いかけた。


「早い早い早い〜!」

「お前が時々止まってるだけで、早くはないだろ…」


その通りである。少女はうっとたじろぎ、ごまかすための話題を右往左往して捜した。そしてしばらくして、両手をポンっと打つ。


「…あ、そういえばお兄さん、名前は?あたしセレっていうの。」

「ルシル。」

「よろしく!ルシル君!」


早朝に出会い、現在昼前。実に今更な自己紹介である。


「よろしくするほど俺にかかわるつもりかよ…。」

「え!?冷たっ!」


セレはオーバーな程の態度でショックを現した。ルシルはあきれ顔でそれを眺め、「いや、そんなつもりはなかった」と謝罪の言葉を入れる。


「お前テンション高いな…。こっちはこれから行く村のせいでうんざりしてるっつーのに。」

「なんで?」


青年は大きくため息をついた。


「俺の故郷だよ。…会いたくねえのが一人いるんだ。」

「だぁれ?」


その問いには答えない。いや、答えたところでこの少女がわかるわけがないから仕方がないのだが…。

代わりに彼は、「この感じだといるな…」と呟いた。


漆黒の瞳は、正面を憂鬱そうに眺めていた。


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