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第二章


「ゴブリン村の破滅の原因を調べてくれ」

期する言葉を心の中にそう念じながら『世界情報』を発動、すると頭が急に痛くなっていた。

その痛みをいうと、緊張の糸が皮膚の表面にすっと走っていくような感覚だった。摩擦によって熱くなっているとても嫌な痛みだ。


なぬっ、頭が痛い。普通の痛みじゃない、一匹のアリが脳に入り込んで、我が物顔であちこち酸性物質を注入し、脳のわずかな部分が溶かされてしまったような痛みだ。

のたうち回るほどではない、息が詰まって眉を寄せるだけがせいぜいだろうか。ややあってその不快感もなくなり、俺は頭から覆った手を離した。

何が起こったのかと言えば、俺の脳裏にとある物質が注入されたようだ。物質というより記憶だ。痛みを感じられるのも無理もない。


これが『世界情報』というスキル。こんなもん、神の技としか思えない。本当に解釈できない現象だ。


社畜の俺は、童話の話は全部でっちあげたものだと想像力の貧しい自分に言い聞かせたのだけれど、夢を見ているような現実が今し方体験していた。

事件に関する記憶か、やはり妙な感じだ。


その記憶を辿れば、どうやら目と鼻の先のオーク族の集落から、こちらへ侵攻をかけてきたようだ。子供老人見境なく全員殺し、物資があれば全部奪い取る腹づもりだった。

ゴブリンの物資がほしいから侵攻する。鹵獲したものを自分のものにする。みたいな流れだ。

オークは猪の魔物化した生物で、攻撃力が高く、真正面に挑む相手ではない。

情報は一応手に入れたので、手ぐすね引いて待ち構えるか。十全に戦闘の準備を整って侵攻してきた相手を倒す。物資を取ろうとするならこちらも遠慮しない。お前らの物資もいただこう。

彼らは知らなかった。こちらは『未来視』の使い手がいることを。逆手に取られることはオークたちも想定外だろう。

そう思っていたが、少々手こずった問題があった。この件について大人たちに報告しないといけない、だが、信用されるとは限らない。五歳のわっぱの戯言だろうと思われてしまう。

精神では二十歳半ばのお兄さんだけど、よく考えれば俺はまだ五歳だ。未来視などを洗いざらい打ち明かしても信じてもらえないはず。なぜなら上位シャーマンは召喚術のスキルを持っているだけでも精々だ。『未来視』クラスのユニークスキルなんて、人間の中でも教皇レベルの神官様にしか持ち得ないスキルだ。五歳のゴブリンが持っていることは、どう考えてもあり得ない。

まあ、俺はオークの侵攻を食い止めるために大人たちに動員させるつもりは毛頭なかった。

オークの侵攻を待ち構えるより、先走ってあやつの拠点を潰すことはできる。俺はタイムトラベルのスキルを持っている。そのスキルを使えばおおかたすべてのことを覆すことができる見込みだ。

過去に何かを仕掛ける。『未来視』と組み合わせるとほぼ無敵になる。

では、『過去通路』を使い、オークの過去に何かを仕掛けるとしよう。

『過去通路』やら『世界情報』やらを作った人、一つだけ俺が言いたいことがある。なにそのネームセンス、まるでゼロじゃないか。

『過去通路』はそのまんまだったし、適当しすぎてまったく阿呆らしい。


まあいいか。このスキルは期待できるスキルなのか、それともただのギャグスキルだったのか、試しないと分からないから意見は後で述べよう。では、スキル発動。

『過去通路』は『未来視』と同じく、使う瞬間魔力が全部持っていかれる。だけど精神力が高ければずっと維持できるようだ。

俺の正面に円形の空間が鏡のように展開された。

通路というより鏡だな。念の為に石を投げてみよう。

好奇心にかられて入ることはしない。なんか危険そうだし、時空の狭間に閉じ込まれてしまったら元も子もない。

その心配もなさそうだ。俺が手を中に伸ばそうとすると拒まれてしまった。壁に当たったような感覚だ。

そもそも物が通れるだけでも世界の法則を打ち破るほど破天荒なチートスキルなのだ。生命体まで通れるとか、この世界の神様に許してもらえないだろう。

なんと言っても、このスキルはすごい、動画を見ている感じだ。分かった話だと思うが、つまり、再生速度の調整や時間軸の調整ができる。

過去一年内の制限があるので、一年前のさらに前まで行くのは無理だ。それでも十分に使える。

オーク族の集落に移行する。

まるで監視カメラを装着した無人飛行機みたいに画面が移動する。

この一年内、オーク族のやったことを飛ばしつつ見よう。

ちょうど一年くらい前に、オーク族とリザードマンとの戦いがあった。

領地の拡張か、それとも食糧の確保か、色々の原因で、ここ最近オーク族は掠奪に熱心である。まあ、俺にとってそれは重畳である。彼らは幾度も危地に飛び込んでいた。絶体絶命の状況は何回もある。

俺は『凍結魔法』がある。今回はこのスキルを活用しようと思う。

オーク族の首領よろしく人物が出現。沼地一帯でしらみつぶしにリザードマンを探していた。


この戦いは、オーク族の勝利となっていた。しかし、沼地の地理で戦うオーク族は動きも鈍くなったので、オーク族も半分の損害が出た。

半分の損害にだけ受け止めた。その原因は、オーク族の首領が強すぎたからだ。

実際、首領を最初の時に倒せば、リザードマンは圧勝になれるはず。だが、その首領とやらに匹敵する相手はいなかった。

沼地は迷宮のごとく窪地の分岐点が入り組んでいてやけに広く、その上、常に霧がかかっているせいで視界も悪い。長時間探し回っていたオーク族はようやく接敵した。

ぼやけた視界の中、リザードマンが出現する。

それはリザードマンか、見たことがないな。立っている蜥蜴、みたいな感じだ。

なんだか皆が怖気付いて後退している。オークの軍勢は怒涛のごとく押し合いへし合いをして進軍し、鉄壁を作ってリザードマンに向かっていく。

五十人程度では軍勢とも呼べないが、オークの勢いからそう思わずにはいられなかった。

ここはリザードマンの最後の領地、逃げようのないリザードマンたちは迎撃するしかない。

存続のために、領地を守るために、命を賭して戦うしかないのだ。

では、俺も参戦いたします。


『鑑定』

<名前:鑑定不能>

<種族:グレーターオーク>

<レベル:33>

<HP:鑑定不能 MP:鑑定不能 SP:鑑定不能 攻撃力:298 防御力:43>

<スキル:『斬撃特化LV7』『空中斬LV3』『鑑定不能』『鑑定不能』『鑑定不能』『鑑定不能』『鑑定不能』『鑑定不能』『鑑定不能』>

俺の鑑定レベルは5、低いか高いかは分からないが、鑑定不能ばかりである。


「やあ、リザードマンよ、この場で死んでもらうぞ」

オーク族の首領グレーターオークは意気揚々に笑っていた。

緊張の面持ちで、リザードマンたちは武器を構える。

「お言葉ですが、今は引くべきですよオークたち。こんなにも精鋭をここまで派遣して、一体どういうつもり? 成就できれば御の字、しくじったら貴様らの勢力は一掃されますぞ」

一番先のリザードマンは平和に解決しようと話し合いを求める。

けど、グレーターオークは話し合いに通じる男ではなかった。

「より危険な道ほど、得られるものも大きい。そんなことも知らんのか、リザードマンよ」

これ以上言うまいとグレーターオークは手を上げて斧を振りかざす。

その図体すら受けきれない斧の重さは、リザードマンに5人分の力を合わるところで、持ち上げることも難しい。

と、その途端、どこかの方向から『凍結魔法』が飛び込んできた。

『「凍結魔法」を発動した。グレーターオークに0のダメージを与えた』

ログが表示された。

ターゲットの肢体を凍結させて相手の行動を封じる魔法。攻撃魔法とはいえダメージはない。だけど、支援魔法としては優秀だ。

もちろん発動するのは俺である。

これが、攻撃魔法か。発動が遅すぎてすごく避けやすい、不意打ちしないと避けられてしまう。下級魔法だがワクワクしちゃうな、だって初めての攻撃魔法だし。

グレーターオークは手を凍結魔法によって凍結され、斧を振り下ろすことができなかった。

リザードマンはオーク族の勢いに気圧されたが、グレーターオークの方へと視線を向けると、よく分からないが不意打ちされたようで一瞬動きが止まった。

「わ、罠か」と疑っているリザードマンは何人もいるものの、チャンスを逃すわけにはいかない。とにかく一斉に攻撃した。

「魔法使いが、いるだと? ま、待ってくれ」

待つか、ボケ!

リザードマンは刺突を連続に発動。

リザードマンの皆は槍の武器を持っている。その武器は突き刺す攻撃に特化していて、致命傷になりやすい。突き刺すだけなら攻撃速度も速く、腕前の優れた槍の達人は、一秒内に七回以上の刺突攻撃を繰り出すことも可能である。

『リザードマンは攻撃した。グレーターオークに30のダメージを与えた』

『リザードマンは攻撃した。グレーターオークに26のダメージを与えた』

『リザードマンは攻撃した。グレーターオークに75のクリティカルダメージを与えた』

『リザードマンは攻撃した。グレーターオークに80のクリティカルダメージを与えた』

RPGあるあるのログが俺の視界の隅っこに次々と流れていく。

グレーターオークの身体は無数の攻撃によって傷だらけになった。

あんなでかい斧を大上段に構えたら、及び腰にもなるに違いない。連続的に攻撃されて、グレーターオークもひどい怪我を負い、脇腹から内臓すら覗いていた。

もはや立つことも不可能になり、地に倒れていた。

あっさりとグレーターオークが倒された。

オーク族のその他のオークたちは、何事かと士気ががくりと落ち、情勢は一気に逆転した。

なんとか生きて帰ろうとオーク族は抵抗したが、無駄な足掻きだった。オークの上位種グレーターオークは極めて珍しい上位種であり、通常のオークより体は二倍の大きさで、腕力は十倍以上だ。

化け物クラスなのに不意打ちされて殺されたとは、オークたちもショックで落ち込んでしまうだろう。

そのせいで襲撃をしかけたオーク族は戦意喪失、追い討ちされてほぼ全滅。


「ふむ」俺はオーク族の侵攻を結末まで我関せずに静観した。俺の家族に手を出すものは、排除せねばならない。

オーク族侵攻の逃亡者は二人しかいなかった。

首領のグレーターオークが死に、そしてオーク族の精鋭が一気に減らされた。その原因で一年間、オーク族の領地が他の種族に食い尽くされ、ほとんど全滅の状態だった。

今のオーク領では、ゴブリン村を滅ぼすほど大きな侵攻はできるまい。

当分、ゴブリン村は平和だろう。他の種族に狙われていなければ危険はないと思う。これで一件落着。

やれやれだな。MPがゼロになって重苦しい倦怠感に包まれた。やばい、力が入れない。さっき寝床から起きたばかりなのに、また眠くなった。

俺はよろけて家に戻った。すぐに『未来視』を使って未来の成り行きを調べたいところだけど、これではMPの自動回復を待つしかない。

そういえばお腹も空いたな。何も食べていないのにばかに大幅な活動をするとは、さすが俺だな。

家に帰った俺は鍋の中身を調べる。なんか饅頭がある。俺は饅頭を頬張りながら寝床に横たわって、死んでいると思われるほど寝込んでしまった。


「ケアル、まだ寝てるのか」

兄の声が聞こえた。

家族のみんなは家に帰った。騒がしくて俺は寝れなくなった。俺は起きてあくびをした。

「ごめんなさい。ちょっと魔法の練習して、MPがゼロになったの」

俺は家族の中で唯一魔法が使えるゴブリンだった。村には魔法の使えるゴブリンは少なく、そのため、俺は村のみんなに大切にしていた。

魔法が使えるゴブリンは、将来けっこうの確率で上位シャーマンになれる。

ゴブリンは進化できる個数が少ない。多くのゴブリンは一生ゴブリンのままだった。十体のゴブリンはおよそ1体くらいホブゴブリンになれる。だが、シャーマンに進化できるのはごく少数だ。七十体に1体くらいだった。

村にシャーマンがいると、団体戦も格段の差になる。シャーマン一人がいる団体戦は、いつもより戦闘力が3倍以上上がる。

魔法戦のできる貴重な戦力だが接近戦になるとにわかに殺されてしまう。だから皆に守られているのも当然のことだ。

元々俺は『凍結魔法』しか使えないが、転生の恩恵を受けていろんなチート魔法が使えるようになった。

でも『成長呪い』は恩恵なのかな?

MPは回復したのか、体はそんなにだるくなくなった。俺はステータスを開けて確認する。


<名前:ケアル>

<種族:ゴブリン>

<レベル:3>

<HP:47/47(+8) MP:98/278(+21) SP:95/100 攻撃力:5(+2) 防御力:6(+3)>

<スキル:『凍結魔法LV4』『鑑定LV5』『過去通路LV2』『未来視LV3』『世界情報LV2』『魔導力LV2』『火炎耐性LV3』『成長呪い』>

<称号:『首領殺し』>


あれ? ステータス上がった? 『成長呪い』があるのに、ステータスは上がれるのか。

考えながら称号欄を見る。原因はそれしかない。『首領殺し』の称号を手に入れたからだ。

そういえばこの世界の称号システムはどういうものなのか、それは分からなかった。兄たちを鑑定して、二番目の兄は『勤勉な農夫』の称号がある。

『勤勉な農夫』:農業に精を出す者に与える称号。農作物の品質を見極めることができます。また、田植えがより簡単にできます。

さすがは兄、朝5時起きて田植えの仕事に励む節があって、『勤勉な農夫』の称号を獲得した。

他の兄は称号を持っていないようだ。

では、俺の持っている『首領殺し』の称号は、どういう効果があるだろう。

差し当たっては鑑定さんに任せて、『首領殺し』を鑑定してみよう。

俺は『鑑定』を発動し、称号を鑑定する。

『首領殺し』:首領を殺した者に与える称号。ステータスプラスの補正効果が追加されます。

なるほど、低レベルの者なら、便利と言っては便利だ。HPや攻撃力が低すぎて少しでもアップしたい気持ちがある。でもレベルが高くなると、補正効果が薄くなるので、低レベルの俺にはちょうどいい。攻撃力が三倍になったのだ。


確かに、称号の獲得は、能力の上昇に関わるのなら、それを獲得することは先決になる。

この世界の仕組みはまだ慣れていない。ゲーム感覚で暮らしていくこともできない。だって、意外と本体の人格と俺の人格と混ぜあって溶け込んでいたんだ。異世界ではあるが現実でもある。ゲームと違い人は復活できない。魔法と剣の世界は素晴らしいと思う人もいるが、実に残酷の世界である。人は呆気なく死んでしまう。死んだら魔物に食われる。強くならなければ食い殺されることが結末だ。厳しくて遊び半分の気持ちにはなれない。だから当たり前の心持ちで俺はこっちの家族と一緒に過ごす。そして強くなって愛する人を守る。

『成長呪い』があって強くなることも一層難しくなる。これはら称号の獲得は能力強化の頼りになる。

要するに、称号の効果は『成長呪い』の呪い範囲外だった。神に与えられた試練だろうか、称号を手に入れる以外パワーアップはできないそうだ。


「なにぶつぶつ言っているんだい?」

兄は俺を見ておかしげに言った。

「ああ、何でもないよ」俺は話を逸らした。

「そう? ならばいいんだけど、でもケアルは魔力が少ないから、『凍結魔法』、何だっけ、それを三発も打てないじゃないの」

「それはさ、俺も成長するんだから、今は十発も打てるよ」

十発ところか、三十発も打てる。でもそんなに成長すると疑われるから『魔導力』のスキルを内密にした。

「ああっ! 『俺』と言った。可愛くないよ。なんでいきなり口調を変えたのさ」

姉は愚図りながら俺の目を見て真剣に向き合う。

「い、いいじゃん、俺はもう大人なんだし」

まずい、前世の年齢にとらわれて自称をそのままにした。ケアルは「ぼく」の自称を使っている。いきなり「俺」と自称しちゃったら変に思われる。

無言でお米を研ぐ三番目の兄も不思議にこっちへと向けてくる。

そういえば、この世界でお米も簡単に手に入れるんだな。でもまあ、よく考えればそれもそうだ。日本って弥生時代の頃すでに稲作が行われていた。そんなに複雑な手順でも必要もなく、適した土地であれば稲作も簡単にできる。豊作か不作かそれは天候次第である。

「えっと、頭大丈夫?」

あっ、やばい。自分の不用心のせいで、言ってはならないことを口走ってしまった。「大人になった」という言葉はゴブリンにとっては禁句であり、それを言ったら大人に叱られるのだ。

さぞ皆には訳がわからないと思う。人間とゴブリンは風習と考え方が違い、いろいろと人間にとって訳がわからないことが多いんだ。

ゴブリンは寿命が短く、年齢の増長に関する言葉を絶対に口に出さない。

ゴブリン族は「小鬼族」の別称があり、子供の身長のゴブリンは実の年齢をいうと、それはすでにおっさん超えの年齢だった。お兄さんくらいの身長になると、それはもう老齢のゴブリンだ。

「え、えっとですね。外で習ったの、その言葉が」

「誰に?」

「ほら、プーだよ。武器屋の」

「えっ、プーは女の子だよ。『俺』って自称するはずがないでしょ!」

「ええ、へええ、それもそうか。えへへ……」

俺は苦笑いをした。背中は、蛇口のように冷や汗が噴き出した。

余計に疑われた。自分で自分の首を絞めるというのはこれか。

「とにかく、その自称は可愛くないからやめるのだぞ」

俺の姉は綺麗で、面倒見がいいのだが、一つ欠点がある。彼女はすごくしつこい。特に俺という弟に対してだ。

「はい、わかりました。絶対しません」

姉は怒ると怖いから、俺は承諾しかなにもできなかった。

俺はほっとため息をついて家族の皆を見る。黄昏の夕陽はすごく綺麗な黄金色になって、部屋の床に差し込むと眩しかった。

前世の俺は一人っ子で、兄弟と冗談したり言い合いをしたりするのは初めてだ。

家族というものは、前世にはあんまり大切にしていなかった。新たな人生に、俺は大切にしたいと思っていた。

俺はベッドから起き上がり、晩御飯の支度を手伝うことにした。










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