第6部分 ファイルNo.1 soushitsu #6
昨日あげた小説の#の数が間違えてましたね。直しておきました。
それはさておき俺には料理の知識が全然ない!
ただそんな俺にも料理の描写を書ける魔法の言いわke…ゲフンゲフン
魔法の言葉がある。それが異世界です。この回で出てくるコパレミトだがコバレントだかなんだかかいた当時から時間がたちすぎて忘れたけど
こっちの世界には存在しない何かなんでパップラドンカルメみたいな謎なものと考えてくだされ
モカニスは医務室から出ていきアンソルと向き合い、正座をする。
「その座り方は何だ?」
「俺なりの誠意の表れのようなものです。気を悪くしたなら元に戻しますが…」
「いや、結構。それなら私もその座り方をしよう。」
アンソルも地べたに膝をつき正座の体制になる。
「改めてもう一度謝罪をしよう。上司モカニスの非礼大変申し訳なかった。」
「いやいやいやいや、本当にいいんです!あなたみたいな人がこの世界にもいるとわかっただけで大分救われた気分なんですから。」
「そう言ってもらえるか…!」
指で目頭を押さえているところを見ると本当に感激しているようだ。しばらくの沈黙のあと一呼吸を置きアンソルが話し始める。
「モカニスも本当は良い奴なんだよ。いまは…とある人物に恨みを抱いて少し狂ってしまっているが根っこは変わらない。お前とも分かり合えた時、俺達団員の悩みの種もひとつ消えてくれるだろうよ。」
「そのモカニスが恨んでるとある人物ってのは誰なんですか?」
「あまり大きな声では言えないんだがな…」
アンソルがとある人物が誰か口にしようとした時、また医務室に人が入ってきた。
「おーい新人くぅーん!大丈夫!?回復した??」
「あ、はい…心配をおかけしました。パイも美味しかったです。」
「あの実毒があったんだね!私も魔法を加えた加工済みのものしか口にして来なかったからアンソルに聞いてびっくりしたよー!」
何だこの人…テンションが高すぎて付いていけない。この人がバイセか。名前だけ聞くと筋肉隆々の男かと思うが美人な女性だと素直に思えるほどの端正な顔立ちだ。
「それにしてもアンナちゃん酷いよねー魔法エネルギーをまだ使えないのに、カプナルトラの実を採らせて生で食べさせるなんて!」
「俺もそこはずっと疑問に思っていた所なんです。殺そうと思ってたなら俺は魔法エネルギーとかの知識もまだないですしあの実を使わなくても簡単に殺せるはずなんです。なんであんなこと…」
「そこで巧真くんに質問!1回誰かに魔法エネルギーを注入してもらったりしてない?」
「おい、いまは俺と巧真が話していたんだ。少し席を外せ。」
「ちょっと待ってよ〜エネルギー注入されたかどうかを聞いたらすぐ出ていくから!」
この人の言っていることは本当に分かりかねるな。注入なんてこの医務室で薬を入れられたことくらいしか記憶にはないが。注…入…?あっそういえば…
「そういえばおかしな服をアンナの家でもらってそれを着る時に魔法エネルギーを手を繋いで流してもらいました。」
「ニッシッシィやっぱりねえ!魔法エネルギーがあればカプナルトラの毒は相殺されますっアンナちゃんはやっぱり巧真くんの安全面もちゃんと考えてくれてたんだよ!」
「本当…ですか?良かったぁ!俺すっげえ不安だったんです。最初に会ったアンナさんでさえ俺のことがもし嫌いだったらなんて思ったら怖くて…」
「くっ」
「うんうん良かった私も巧真くんが安心したなら嬉しっ。あれ、アンソルは逆に顔色が悪くなってきたような気がするけどダイジョウブ?」
確かに先程までの穏やかな雰囲気がアンソルからは感じられなくなり、心配になる。
「何でもない。少々貧血気味のようだが今日の仕事は全てこなしてみせるよ。君の力など必要がないほどにね。」
「何をー絶対負けないからね」
同じ厨房で働いているようだから犬猿の仲ってほどではないんだろうがアンソルとバイセは仲が良いのか悪いのかわからないな。
「とりあえず巧真、君の部屋を案内しておこう。そこで休んでいるといい。いつまでもこの部屋にいてはモカニスからの印象も悪くなるばかりだろう。」
「それもそうですね。良い人だと聞いても正直今はあんまり顔を合わせたくないですし連れてってください。」
「それなら私も一緒に行くよーバイセちゃんも巧真くんとの親睦を深めたいのでありますっ」
この人の距離の詰め方やっぱ苦手だなぁ…せっかく美人なのになんというか全てを台無しにするほど
ウザい。
「自分をちゃん付けでなど呼ぶなよ。コックとしての気品が損なわれるではないか。バイセ、君はついてこなくて結構だ。ただでさえ男子寮と女子寮で別れているのだから君に入ってこられては秩序が乱れるっ!」
「ちぇ、残念。じゃあ後で巧真くんの部屋に遊びに行くからね!」
「いやぁ、御遠慮願います…」
「照れちゃってこの〜!」
「「違う!」」
俺と呼応するようにアンソルもイラッとした様子で否定をした。バイセと仕事をするとこんなやり取りをずっと続けるのか。ご苦労お察し致します…
医務室を出て中央広間に移動するまでバイセが九官鳥のように後ろでしゃべり続けていたがそれを無視して歩き続けた。
「そうだ!もう日も暮れ始めてるし私の晩御飯食べていってから男子寮に行けばいいじゃん」
そういえばこの異世界に来てからカプナルトラの実とそれのパイしか食べてなかった。色々あってお腹に気を使う暇もなかったが何か食べたくなってきたな。
「…アンソル先に食事を済ませてからでもいいですか?」
「はあ…お前もわりとマイペースな人間だということを今知ったよ。いいさ食っていけ。ただ俺の料理も一緒に食べてもらう。どっちが美味いか対決しようぜバイセ」
「さっきまでガン無視を決め込んでたのに急に熱くなったね。そう来なくっちゃ!」
2人とも料理の腕にかなりの自信を持っているらしい。お、俺が2人の料理を食べて判定するってことか??今の印象だと人間的に信頼出来そうなのはアンソルだけどそれとこれとは切り離して考えなくちゃ2人に失礼だな。調理をしている工程から見てきちんと審査をしよう(あんまり料理の知識ないけど!)
「おっ2人がまた料理対決を始めたのか!?」
隣からひょこっと現れたのは、木の実を持ってきた時にアンソルとバイセの名前を知らせてくれた赤髪の少年、クロットだった。
「ああ、そうみたい。」
「どんなの作ってれるのかな。アンソルー!バイセー!俺も食いたーい!!」
「当たり前だー!ギルメン全員分作ってやるから待ってろよ!」
「今いるギルメン全員ってなるとざっと数えて50ってところか!負けないよ〜」
料理を作ることが好きなんだということが伝わってくる活気とそれに伴う素人目にでもわかる調理の腕に目を離せなくなる。
「おい、巧真。焼きそばは好きか?」
「巧真くん!カレーはどう?」
「えっ?はいっどちらも好きです。」(両方食べるのはちょっと重たい気がするけど…)
「そうか。じゃあ少しだけ待っていてくれ」
「私の方が絶対美味しいから!」
「いや俺だ!」
「たのしみだなーあはは」
「うわっ巧真が完全に聞き流すモードにはいってやがる!」
フライパンや鉄板から出る煙や熱気を全身に浴びて出来上がるのを待った。そして10分ほど経った。
「先にできたのは俺のようだな。」
「嘘っ!アンソルはいつも早すぎるよー!巧真くん私の食べる前におなかいっぱいにならないでねー!」
「コピレマド風のオシャンティーな焼きそばを召し上がれ。」
アンソルが出来上がったものを運んできた。運ばれてきたのは麺が緑色のソースがかかった野菜たっぷりの焼きそばだった。匂いは良いが、緑、緑かあ…
「ま、まあいただきますね。」
麺を口に運びちゅるちゅると啜っていく。ん?こ、これは…!
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