ファイルNo.1 soushitsu #4
えーっとですね。わりとフローリングなところでフィーリングで書いてるんですが
こっちの展開の方が面白く書けそうだなとか思ったりした時、前のキャラのセリフと辻褄が合わなくなったりしてしまうんですよ。
ネット小説だしまだそんなに読まれてもいないから全然修正して書き直すのも簡単っちゃ簡単ですけどいやーいま書いてところが直さなくて大丈夫かなー?って感じです。
本当にどうしようもなくなった時は過去か現在かをねじ曲げます。
「アンナ様ッお帰りなさいませー!」
「「「お帰りなさいませー!」」」
通路を進んでいくと広間に出た。その広間には大勢の老若男女が整列しており、映画でみるヤクザの集会を少し思い出した。
「お、おいアンナ…さんってもしかしてギルドの中でも偉い人?」
「一応ここのギルドの管理は任されていますが1番上というわけではありません。言うなれば雇われ店長のようなものですね。」
「いや、それでもすげえ奴なんだな。色々と醜態も見せたし失礼なことをしました!」
裸を見せてギルドの人に気に入られるよう手を貸してくれて借り物の服を破って…いやマジでやばくね。
「やめてくださいよ巧真さん。私のわがままや勝手に付き合ってくれただけの事でしょう。あとさん付けはやめてください。私は変わらずアンナですっいいですね?」
「…うっす」
ここまで言われたのであれば飲み込む他ない。アンナさんじゃなくてアンナでいいんだな!アンナアンナアンナ!!一度立場が上だと感じてしまった以上慣れるのに時間が掛かりそうだ。
「さて皆さんこのカゴに入ってる木の実は巧真さんが採ってきたものです。お近づきの印に食べてほしいんですって!」
「ども。よろしくお願いします。ぜひ食べてください…」
あっれ俺ってこんなに口下手だったっけか。頭が上手く回らねえ。
「これはこれはシャイボーイくんだねえこの木の実はパイ生地に包んで焼いたらさらに美味しいんだ」
「カプはそのままだとあまり日持ちがしない。これだけあるとジャムにも出来そうだ。手伝ってもよろしいかな」
「おうともっ」
走って俺の持ってきた身を厨房らしき場所に持っていく赤いジャケットを着た銀髪の長身男性と同じく銀髪だがピシッとした赤いジャケットの男性とは対照的に水色でふわっとしたコートのような服を着ている日焼けし褐色な肌の女性。
「あぁちょっ待」
「ダメダメ、アンソルとバイセの狙った食材はアイツらに調理させないと何も食べさせてもらえなくなっちゃうから今は任せようぜ?俺はクロットだ。よろしく巧真っ」
2人を追って行こうとする俺の前に立ちふさがり右手を差し出す赤毛の少年。
「あ、ああ。よろしく。ただそのままでも十分美味かったから皆にもこの美味さを共有したかったんだが、あれ以上に美味いものができるって言うなら楽しみだ。うっ…」
「へえ、あれをそのまま食ったのか…」
意味深な表情をするクロット。何か俺はまずいことを言ったか?
「皆との交流もいいですが、私ひとつ大事なことを忘れてましたっ。団員となる申請のための手続きのようなものが必要なのです。私の部屋に来てくれますか。パイやジャムが出来るまでまだ時間がかかりますしね」
ここのギルドまで歩いている途中からだろうか。寒気が止まらない。人の眼球がイヤに光って見えて来たばかりで緊張もあるのだろうがなんだろう。凄く視線がこわい。居心地が悪い。値踏みをし、身体にまとまりついてつめたく首を締めつけられているような感覚が未知の異世界で孤独を加速させた。はやくアンナの元に行かなくちゃ…
「アンナ!手続きは少し待て…いや待ってくださいませんか?この子息も荒いですし、ほらやっぱり熱もある。」
俺の額に手を当てて熱を確認する誰か。視線が怖くて直視できないが白衣を着ているのがわかった。
「え?そうですか?顔色はそんな悪くないようですが」
「いえ、間違いありません。ギルドに入るにはもう少し休ませてからの方が良さそうです。それに今日は転生者のコイツを迎えるために色々仕事を後回しにして溜まってるでしょ?」
「それはそうだけど…わかりました。巧真にはしばらく休んでもらいましょう。医務室のベッドは空いてますか?」
「ああ一緒に運んでくれますか。内密な話もある。」
身体も頭もここに来てから急に変になった。何なんだかわからないが今は自分で動くことも出来なさそうだ。2人に肩を貸してもらって医務室まで連れて行ってくれた。
「まったく初日だって言うのに世話が焼けるね。」
「す、すみません…さっきまでは普通に動けて元気だったんですが…」
「まっ転生したその日は極度の疲労感が襲うことも少なくない。それなのに木の実を採ってきたタフネスは凄く期待できるよ。疲労感が溜まりすぎると中々眠られなくなるから睡眠薬を打たせてもらう。」
「ご迷惑をおかけします…」
「んやいいんだ。アンナ、あなたが打ってあげたらどうです?その方がコイツも喜ぶでしょう?」
「冗談はやめて下さいよ。あなたは医者なんですからあなたがやって下さいっ!」
「へいへい、ちょっとチクッとするよー。」
注射器で体内に薬を入れるとアンナは俺の手を優しく触れるように、医者の人は力強く、手を握りながらまぶたが徐々に重くなっていくのを感じた。そして目を閉じると2人の気配が遠くなっていった。
読んで下さりありがとうございます。今後ともご贔屓に…の贔屓には貝がいっぱい入ってますね




