ファイルNo.1 soushitsu #3
今後ちょっとずつお話がシリアスに黒くなっていきます。
それはそうと五等分の花嫁展に行ってきたんですよ!俺漫画は読んだけどアニメは見てなかったのね!それでもいやー凄く楽しかった!!
脱線が過ぎました。前書きがこんなもので許されるんでしょうか?
あっあとカクヨムにも同じものを投稿したのでよろしければ見てくださいっ
めちゃくちゃトイレをしたい。ただこの特殊な服は魔法エネルギーで着ることが出来たが脱ぐ時も何らかの手順をふむ必要があるらしく、多少引っ張っても肌にくっ付いて脱げる気がしない。
「そんにゃことかいにゃ。それならアンナに介抱してもらいにゃ…」
「出来るわけねえだろ!あれほど可愛い純新無垢な女の子に2度もパンツを見せられるか!?」
「ったく最近の転生者の男はわからんにゃ。魔法エネルギーも扱えずあまつさえパンツを見られて恥ずかしいにゃどと。」
「い・い・か・ら・は・や・く・し・ろ・よおっさん!」
限界をとうに超えていたが最後の一線は超えないよう何とか耐えていたのは人前で漏らしたくないことからくるヤケクソに近い気力とアンナとの初対面で見せてはいけないものを見せてしまったことの負い目からだった。その反動でおっさんへの言葉はキツくなるのはもう仕方ない。うん、仕方ないんだ。
「おみゃーのアンナへの思いも羞恥心もわかった。ただわしは猫族ゆえ爪がにゃがいからにゃ。覚悟決めえよっ!!」
「なっなにを…!ぎゃあああああっ!!」
下半身へ何の躊躇もなくまるで真剣の斬撃のような攻撃をする猫のおっさん。
「感染症ォ…未知の病原菌が俺のち〇こと尻を焼き焦がすゥ…と思ったらあれ?」
「全く失礼なガキだ。わしにその装備を見せた時点でおみゃーがこうにゃることは決まっとった。トイレはあっちじゃ。」
「怪我はしてないけど服とズボン破れちまってるじゃねえか!あっやべ漏れるー!」
せっかく用意してくれていた服を破ってしまったことに申し訳なさを感じながらトイレの中に駆け込んだ。
「絶対にちょん切られたと思ったがあのじいさん凄い使い手だな。ふぅ…」
※にゃお
トイレにいる巧真に聞こえないよう声を落としてアンナとにゃお爺が話をしている。
「ったく。どういうことだいアンナちゃん。あんにゃ呪装備を見逃すようなお前じゃにゃーだろ。」
「買いかぶりすぎですよー私なんて…って誤魔化せそうにないですね。そうだなー感じたことの無い愛情を彼から感じたから私のモノにしたいの。」
「ふん、わしの目も鈍っちまったな。悪党を見抜けないほど耄碌しちまったか。ただこんな死にかけのジジイでもお前は止めなくちゃな。だってよ転生者は自由なもんだろ。」
「うるさい。もうにゃお爺は必要ない…さよなら」
コトブックから取り出したぬらぬらと光る長剣を構えアンナはにゃお爺と対峙する。
「後悔すんにゃよ!おみゃーとはこれまでじゃ!」
鋭い爪を出し突進してくるにゃお爺に対し、剣を構え動く気配のないアンナ。ただそんな緊迫した戦いは一瞬にして決着がついた。
大きく膨らんだにゃお爺の腹から大量の血が吹き出し倒れる。
「英傑と呼ばれたあなたも戦場から離れ腐ってしまったのは残念に思います。これからは私のコトブックの中で安らかにお眠り下さい。」
「ま、待てアンナ…」
「何、命乞い?」
「はっそんにゃんじゃにゃいさ、わしら猫族の生命は古くから他のもんよりぞんざいに扱われ続けた…国に呪いをばらまいたクジョウってやつの印象が悪すぎたんだな。」
「そんなの知らないよ。魂泥棒くん出てきて。にゃお爺の魂を抜いてちょうだい。」
「俺はここで死ぬかもしれにゃいが、俺は…俺たちは負けねえよ。お前にはいずれ罰が下る。」
コトブックから小さな生き物が出てくる。頭にほっかむりを被り背中には風呂敷を背負っている目のない小人の魂泥棒くんが風呂敷を広げるとにゃお爺の口や鼻や目や耳。ついには全身の毛穴からキラキラとした何かが抜け出ていく。
「生命でつくる花火って感じで綺麗だねにゃお爺。今まで長い間ありがとう。」
「う…が…おっ、しょに…」
最後ににゃお爺が何と言おうとしたのかは誰にもわからない。ただ今床に朽ち果てているのは死体ですらなくなったただの抜け殻だ。
「にゃお爺の身体はバイヤーに売れば高値が付くだろうし何より巧真にこの状況を見られたら言い訳が思いつかないな〜コトブックこの皮を空きの175ページに入れて。」
コトブックがにゃお爺の抜け殻を175ページと176ページの間に挟むように回収すると、さっきまでそこにあったはずの抜け殻は消えていた。
「抜け殻や魂は消せても血の臭いは消すのには時間が掛かるのほんといや。にゃお爺ここの香水ひとつ貰うね。あと巧真がカルーニャちゃんに気に入られるようにマタタビも」
水の流れる音の後、ミシッと木の床が軋む音を鳴らしながら転生者の男は何も知らぬまま彼女の元へもどっていくのだった。
※
「あれ巧真さん私があげた服はどうしたんですか?」
絶対聞いてくると思った。申し訳ない。
「あ、そのな。さっきこの店のじいさんに俺が魔法エネルギーを使いこなせるまでこのスウェットと交換してもらうことになったんだよ。いやお前も毎回俺が魔法エネルギーを使えるようになるまで服の着脱をやってもらうのは気が引けるしさ!」
トイレのドアの前にスウェットの上下が置いてあった。おそらくあのじいさんが気を使って破れた服とズボンの変わりを用意してくれていたのだろう。トイレも貸してくれたしお礼をちゃんと言わないとな。
「そうでしたか。確かにいまの巧真さんには厳しい代物だというのはわかっていました。無理をさせてごめんなさい。服のことなら全然大丈夫です。」
「そ、そうか?ならまあこっちも良かったよ。悪かったなあはは…」
「もう夕方になってますし、にゃお爺は急用が出来たとかで店を空けるそうです。私たちはギルドに向かいましょう。」
「え?誰か留守番をしてなくていいのか。」
「大丈夫ですって。仮にもにゃお爺はハムラド大戦で最後まで生き残った英傑の1人なんですから誰も怖がって盗みなんて働きませんよ。」
ハム?ラード?ってのが何なのかわからないがそういうことならギルドに向かうとするか。なんてったって元はマタタビを買いに来ただけな…
「そういえばマタタビは?」
「ほら私が買っておきましたよっこれは貸しですから」
「すまない。いやありがとな。よーし木の実とこれでギルドの人達に気に入られるぞー!」
「おー!」
元気に俺の言葉に反応してくれるアンナだがなんだろう。少し嫌な気というか視線が今までと違う感じがしたが多分気のせいだろう。
※
ギルドに到着するまでに結構な距離を歩くことになりクラクラする程度に疲れていたが、途中コトブックからアンナがエナジードリンクのようなものを出して俺にくれた。効果があったようにはあまり思えなかったが朧気でない意識の中さらに歩きやっとギルドの前に着いた。アンナの家も大分大きな建物だったが着いたギルドはさらに大きく、おおよそアンナ家の3倍くらいはあるだろうか。自分から進んで入りたいとは思わない凡人の俺と有能な人間を隔てるような扉をアンナは開け俺はその後ろを小さくなりながらついて行った。
最後まで読みましたね。それではカクヨムでもう1周GOだ!!!
いや調子に乗りました。気の向いた時でええんでね。ブックマークとかポイントとかポイントとかしてくれたらなと




