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〈章ノ柒〉盲目に、ただ作る

今回は自作のお題を使いました。

1「心做しか」2「美しくあるように」


Twitter、pixiv、小説家になろうなどで個別にお題を下されば、それに基づいた140字小説を書きます。

『為が故』


身体から、どくどくと血が流れ出ている。

傷口は燃えるように熱いのに、身体は心做しか寒くて。

……まぁ、いいさ。

あの人を守れたのだから。

元々俺は、あの人の駒になるために生まれてきた。

だから、俺があの人のために命を賭した時に、あの人が泣いてくれただけで満足なんだ。




『それが』


そこはしがない人形屋。

その部屋の一角に、

たったひとつだけある見目麗しいお人形。

それは常に、可憐であるように。

それは常に、美しくあるように。

そして常に、無慈悲であるように。

手に持つ鎌は真紅に染まる。

常身に纏う漆黒のドレスは、鮮血を隠す。

それを作るのが、私の役目。

先読みはTwitter、noteをご覧下さいませ。

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