〈序章〉生命の書庫の管理者
新しいシリーズを開拓しました。
Twitterで呟いてる140字小説を二つづつまとめて投稿します。
ネタが切れたら題名が消えて〈章ノ○〉だけになります。
ようこそ皆さん、『生命の書庫』へ。
はるばるの道のりの果てではございますが、ご機嫌はいかかでしょうか。
私はシュラウド。
この書庫の管理人です。
“そこ”は、陽の光が届かない所。
“それ”は、彷徨える御魂の残留思念たち。
そして集まる、彼らの人生。
彼らは限られた力の中で、終わりなき物語を紡いでいます。
その物語を管理し、乱れなきよう整えるのが私の役目。
皆さんも、その物語をご覧になってはいかがですか?
おや、見えざる心の扉を開けて、今宵も小さき精霊が此処へ迷い込んだ様ですね。
歓迎致しますよ、お客様。
どうぞごゆっくり、お楽しみ下さいませ。
──さて、今宵の物語をひも解くと致しましょうか。
取り敢えず2日に1度昼の12時に投稿します。
もちろんきつくなったら4日に1度とかにするかもしれませんが。
お付き合い頂けると嬉しいです。
この書庫の管理者の名前は、他にもいろいろあります。
「シェイド」「アヴィド」「ラカージュ」etc.....