表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
体の勇者は元引きこもり  作者: 赤赤 サササ
〜第1章〜スタート編
5/20

第5話 終わり編 体が動かない

第5話です。

「ここは、どこだ?」


気付くと俺は近くの草原に倒れていた。


「さあ、今日はたくさんレベルが上がったから、すぐギルド戻って夕食とするか。新技も習得出来たし」


俺はそう思って起き上がろうとする。

ん?


起き上がれない。


「何故だ、何故起き上がれない」

俺はどうして金縛りに遭ったのか、そしてどうしたら金縛りから解放されるのかを必死に考えた。


「あっ!」


思い出した。


◆◆◆


夜影から話された翌日。


俺は昨日、夜影の店で買った体チップの威力を試すため、近くの草原に来ていた。


「いけ!フィンガーナイフ!」


俺の右手の人差し指が、真っ直ぐな刃に変わる。

そして俺は青スライムの方に手を自由自在に伸ばし、スライムを横にスライスし、スライムを一撃で倒す。


いつも拳で2、3発殴って倒していたスライムを一撃で倒すことができるとはなかなかの威力だな。


沢山の青緑の粒子に変わり、経験石が出てくる。

「いやー、これは前よりも楽に経験値を稼げるな」


その後、俺はレベル上げをしながら草原の奥に進む。


草原に来てから3時間が経過した頃。

ベルの音が聞こえた。

「さっきの音はなんだ?」

俺は辺りを見渡す。

「あっ!」

気づいた。

右上の視界にメールのマークをしたアイコンがあった。

そのアイコンに"+1"の表示があった。


「なんだこれ?」


俺は、アイコンをタップし、その中身を見た。

すると[新技習得]というアイコンが出てきた。


「おっ、ついに俺も新しい技を手に入れたのか。やったーーーー!」


俺は[新技習得]をタップし、開く。


「んっ?、すぴんあたっく?」

スピンアタック。それは敵に囲まれた時、回りながら攻撃することで、て全体にダメージを与えることが出来る技なのだ。

すると、俺の周りにスライム達が囲んできた。

このタイミングで。


「ふっ、運が良いのか悪いのか」


俺はそう格好つけ、わずか数秒でフィンガーナイフのままスライム達にスピンアタックをし、攻撃する。


素早さには自信があった。


俺は、「当然スライム達は倒れただろう」と思い、周りを見渡す。


「えっ!?」


なんと、まだスライムは倒れていなく、俺のすぐそこまで迫っていたのだ。


「なんでまだ生きてるんだよー!」


後から気づいたのだが、どうやらスピンアタックは、敵全体に攻撃できるのだが、少々攻撃力が下がるらしい。

なんでだよ!


俺は焦って高く飛び上がった。


「どうしよー、このままじゃ雑魚スライム達にやられてしまう。んーー

と、とりあえず、いけ!フィンガーガン!」


俺はフィンガーガンでスライム達を必死になって撃つ。

スライム達が倒れていく。

やがて俺は、地に離れてから、着くまででスライムを倒しきった。


「はぁーー、やっと倒れてくれた…」


バタッ


俺は疲れて倒れてしまった。




海也はこの出来事を思い出した。


「えっ、でもなんで動けないんだ」


確かに、疲れて倒れたからといって

金縛りには遭わない。


あっそういえば


「銃の弾はお前の魔力を使うから、あまり使いすぎるなよ」


って、夜影が言っていたな。

ということは………魔力を使いすぎたようだな。

つまり、テキトウに休んでいたら魔力が回復し、金縛りからも解放される。


というわけで…


「金縛りが解けるまで寝よう!」


俺は金縛りが解けるまで草原で寝た

(野宿じゃね?)のだった。




「あのー。ここで何をしているのですか」





今日は1〜5話まで一気に投稿してみました。

明日は6〜10話まで投稿するつもりです、


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ