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がんじがらめな理想と現実

作者: くろすけ

作られていくイメージ

かけ離れていく私

期待ふくらんでく

どこまでいけるんだろう

どこまでいかなきゃいけないんだろう


それはまるで呪い

同調圧力 敷かれるレール

進むこと止められないように

強迫観念 植えつけていく


ココニイルノハダレ?

心軋み 守るため諦めた

歪み 大きくなって 抗う力失って


穏やかな日々 思い出せないよ

純粋だったあのころはもう

ずっとずっと遠い過去

一筋のナミダこぼれても

理由すらわからない


切ない想いそっと隠して

笑顔で叫ぶよ

「ボクはここにいるから」

誰かにとっての理想の「ワタシ」を浴びる毎日

責任感や義務感、恐怖心、承認欲求

さまざまな人間の心理的性質を利用されて

少しずつ少しずつ、侵され作り替えられてゆく

私自身の気持ちとは関係なく

気づかぬうちに


アイデンティティは失われ

いつしか「あたりまえ」は拡張されて

非日常のできごとが「いつものこと」にすり替わる


小さな要求を繰り返し大きくしてゆく

大きな要求を提示して妥協によって要求を通す

「みんな」という言葉を使って自己の存在を過小評価させる

圧力をかけた上で優しく接しイメージを作り替える


日常が気づかないうちに非日常とならないよう

心を守る術を、どうか

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