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沢木先生お題シリーズ

ガールズトーク(六百文字お題小説)

作者: りったん
掲載日:2012/02/01

沢木先生のお題に基づくお話です。


「ガールズトーク」と「ランキング」をお借りしました。

 出島蘭子はある中堅建設会社のOLである。


 営業一課に配属され、営業補助の仕事をばりばりこなす期待の新人である。


 営業一課には先輩社員の香と律子がいて、時々帰りに居酒屋に行き、ガールズトークに花を咲かせる事もある。


 蘭子は実は同じ営業一課の一年先輩の須坂君が気になっている。


 最初は須坂君のアタックを鬱陶しく思っていたが、須坂君が身を引いてしまうとそれはそれで寂しいのだ。


(須坂先輩、押しが足らないのよ)


 そう言いたい蘭子だが、さすがにそれは須坂君に失礼だと思うから言わない。


「蘭子ちゃんてさ、好きな人とかいないんだっけ?」


 無神経が服を着て歩いているような律子が単調直入に訊いて来た。


 香は口にこそ出さないが、興味津々の目をしている。


「いますよ、もちろん」


 蘭子は苦笑いして応じた。


「ええ? 誰誰? もしかしてさ、いけない恋?」


 律子が目を輝かせて言う。


「違いますよ、平井課長や梶部係長じゃないです」


 営業一課の男はその二人を除けば全員独身だ。


「藤崎君はダメだからね」


 律子が真剣な目で言った。蘭子のフレッシュさに危機感を覚えたらしい。


「藤崎先輩は律子先輩とラブラブじゃないですか。違いますよ」


 そう言われて照れる律子はキモいと香は思った。


「じゃあ、ランキングつけてみない、一課の男共に」


 酔いが急速に回って来た律子がニヤニヤして提案した。


「もちろん、一番は藤崎君よね」


 それが言いたかったのか。香と蘭子は顔を見合わせて苦笑いした。

お読みくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 結局、それが言いたかったのか的な事はありますよね。 ガールズトークにありがちな、社内の男性の話。 面白かったです。 ありがとうございました。
2012/02/02 20:20 退会済み
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