第7話
僕は、街に向かいながらこの世界のことを色々知ろうと冒険者達に色んな質問をすることにした。
その1つが、冒険者のことに着いての質問だ。
見ず知らずの街でかせぐ方法は、多分冒険者しかないだろうと思ったからだ。
『ねえ。お兄さん達冒険者って何?』
「ん?龍聖は、冒険者をしらないのか?」
『街の外に行くのは今回が初めてだし、魔物と戦う冒険者が居るのとは知っていたけど、詳しいことは知らないんだ。』
「そうか。じゃあ教えてあげるね。」
そう言うと、僕の手を握って歩いてくれているイオお兄ちゃんが質問に答えてくれた。
ちなみに、出発する前にみんなのことをお兄ちゃんって呼ぶことに決まった。
僕は元は高校生だったから恥ずかしいと思ったが、今は見た目が5歳なので拒否するとなんか変だと思ったので仕方なく呼ぶことにしてあげた。
それで、お兄ちゃんの説明によると冒険者は基本的にしたから、[F、E、D、C、B、A、S]のランクがあり、SSランクもあるがSSランクは、今では1人もいない状態になっているそうだ。
お兄ちゃんたちの個人ランクは、シオンとカイルがBランクで、イオがCランクだそうだ。
でも、パーティーランクはパーティーの平均ランクらしいので滅竜風はBランクになるだそうだ。
『ねぇ。イオお兄ちゃん僕も冒険者になれるの?』
「何?龍聖は冒険者になりたいのか?」
『うん。僕もお兄ちゃんたちみたいに、冒険したい。』
「まぁ、冒険者は何歳からでもなれるけど一人ではしないようにね」
『うん。』
僕は、目を逸らしながら返事を返した。
別にバレなければやったことにはならないから。大丈夫。
そうこうしているうちに、街を囲っている大きい城壁が見えてきた。
時間で見てみると長感じるが僕の歩幅が小さいため距離で見たらそこまでは離れていなかった。
まぁ、僕の身長が低く見えなかっただけで、意外と近くに街があったみたいだ。
「今見えている街は、サルーア王国という国の中で王都の次に大きい街、“ バンウォール”だよ。」
『ねぇねぇちなみに僕は、獣人だけど街に入っても大丈夫?』
お兄ちゃん達がふつうに獣人の僕と接してくれているし、イオもいるから大丈夫だと思うがよく異世界とかで人間は獣人や他種族に対して差別をしたり奴隷にしている話などが出てくるため僕は一応聞くことにした。
「大丈夫だよ。俺がいるように、サルーア王国では獣人に対する差別は禁止されているし、ほとんどの国では大丈夫だから。」
『そうなんだ。良かった。』
そんな話をしながら歩いていると、もう城壁の近くまできていた。
門のまえは、商人や冒険者の列が沢山並んでいた。
しかし何故か、シオンお兄ちゃん達は、別の入口の方へ向かっていた。
『どこに向かっているの?』
「今日は、龍聖が疲れていると思うから別の入口からちょっと入るよ。」
そう言うと、僕たちは商人達が並んでいるところから少し遠くにあるもうひとつの門まで来た。
すると、シオンお兄ちゃんが服から何かを出して門番に見せその門番が俺のところに来た。
「ごめんね。シオン様の連れだから大丈夫だとは思うけど一応検査させてもらうよ。」
そう言うと、少し俺は別室に連れていかれた。
すると、奥から水晶を取り出して来た。
僕がすこち緊張していると思ったのか、門番さんはすぐに終わるから大丈夫だよ、と言って落ち着かせようとしてくれた。
「じゃあまず説明するね。この水晶は犯罪歴を確認できるんだ。」
『そうなんだ。すごーい!!』
「そうなの。じゃあこの水晶に手をかざしてくれる?」
特に何もしていないから大丈夫だけどやっぱり確認するとなると少し緊張する。ドキドキしながら手をかざすと、水晶が青色に光った。
『OK。大丈夫だよ!』
じゃあ今から通行許可証を渡すね!
この許可証の期限は5日間だからそれまでにないか身分証となるものを作ってね!
僕は軽く説明を受けてから、門番さんに見送られながらシオンお兄ちゃんたちと一緒に門をくぐった。
読んでくださりありがとうございます!




