第20話
『昼ごはんは何を食べるの?』
僕がそう聞くと、行きにお兄ちゃん達が狩ったホーンラビットを捌いて食べるらしい。
僕がウサギ肉は美味しいかな?と、考えていると、お兄ちゃんたちは役割分担をしていた。
シオンお兄ちゃんとカイルお兄ちゃんが調理担当で、イオお兄ちゃんが解体担当らしい。
僕は何をするのだろう?と思っていると、
「リューセーも一緒に捌いてみるか?」
僕はイオお兄ちゃんにそう聞かれた。
普通5歳児が動物を捌くことってあるのかな?まぁこの世界は成人するのが早いらしいし、小さい子でも家の手伝いをしたりするらしいから普通なのかな?
『はい!やってみたいです』
僕は、イオお兄ちゃんに子供用のナイフを受け取った。
なんで子供用のナイフを持っているんだろうと不思議に思っていたら、僕のために一応持ってきてくれていたらしい。
やさしい!!
「リューセーまず俺が先にやるから見てろよ」
『うん』
僕が返事をするとイオお兄ちゃんはホーンラビットの解体を始めた。
イオお兄ちゃんは慣れているのかとても手際よく進めていっていた。
『うっ ぷ』
僕は、日本ではグロい映画などを見ていたので解体なども行けるかと思ったが、実際に見ていると血なまぐさい匂いなどがして気持ちが悪くなり、吐きそうになってしまった。
「大丈夫か?リューセー」
『はい...大丈夫..です』
「ほんとか?1回深呼吸しろ」
僕は今回体調が悪くなったため、解体は今度することになった。
なので、僕は少し休憩してシオンお兄ちゃんと一緒に料理の手伝いをすることにした。
ちなみに、僕の代わりにカインお兄ちゃんが解体の方に行ってくれました。感謝です!!
「じゃあリューセー火を起こしたいから、乾燥した木の枝を集めようか」
『はい!』
僕は、お腹がすいてきていたため夢幻真理眼を使い早めに枝拾いを終わらせた。
拾い集めた枝を火をつけるために形作ってから、シオンお兄ちゃんが魔法で火をつけた。
『シオンお兄ちゃんて火魔法て使えたの?』
「ううん。これは生活魔法で誰でも使える魔法だよ!
だから火力とか威力は弱いから戦闘などでは使えないんだよ!」
『じゃあ僕でも使えるの?』
「そうだね!」
次に、火の周りを大きめの岩で囲み即席の竈を作った。それに大きい鍋を置き、最後にシオンお兄ちゃんの水魔法で水を入れた。
その後、イオお兄ちゃん達が解体し終わったホーンラビットを持ってきたので味付けした鍋に入れて少し煮込んだ。
「よし、それじゃあそろそろ食べようか」
シオンお兄ちゃんがそういうとみんなで盛り付けなどを行い食べる用意をした。
「それじゃあ、命と大地の恵に感謝を」
みんなでそう言うと食べ始めた。
味付けは塩味だけど、午前中沢山汗を流していたのでとても美味しかった。
『シオンお兄ちゃん午後からの魔法訓練はどこでやるの?』
「家にある騎士団の訓練上でやるよ」
「じゃあ1回ギルドによってくのか?」(カイル)
「そうだね」
僕たちは食べ終わると、片付けをして街へと帰った。
「ご要件をお伺いいたします」
「依頼の達成報告に来た。」
その後、依頼品を提出したあと僕たちは解散になった。
ちなみに、イオお兄ちゃんとカイルお兄ちゃんは二人で依頼を受けて街の外の森へと出かけて行った。
「よし、それじゃあ家に帰るか」
『うん』
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