第14話
部屋を出ると、長い間話してみたいで昼時になっていた。
なので、僕はシオンお兄ちゃんと一緒にご飯をとることにした。
「リューセーは、この後どうするの?」
『1度この国の教会に行ってみたいなって思って。』
もしかしたら、神様たちとあって事情を聞けるかもしれないし。
あと異世界と言ったら教会にいくのは定番だしね!
「そうか。一人で行くつもりか?」
『うん。そのつもりだったけど...』
僕がシオンお兄ちゃんにそういうと、シオンお兄ちゃんの顔が真剣な表情になった。
「ダメだ。俺も着いていく」
「まだ街に慣れてないし危ないから俺が案内もしてやる」
確かにこの街のことはあんまり分からないし、ここはお兄ちゃんに案内してもらおうかな?
そして、僕たちはご飯を食べて街へと出かけた。
『シオンお兄ちゃん今日は冒険者のお仕事をしなくていいの?』
「大丈夫だぞ!元々帰ってきたら少し休むつもりだったから」
『そうなんだ。じゃあ今日は街案内よろしく!』
そう言うと、お兄ちゃんは色んなところに連れていってくれた。
初めは、僕が冒険者になったので武具屋に連れていってくれた。
「ガルドさん、いるか?」
そうシオンお兄ちゃんが言うと、奥から中学生くらいの小柄ながら熟練の職人という雰囲気が出ているドワーフが出てきた。
「おお。アルベルトの坊ちゃんじゃないか」
「坊ちゃんってもうやめてくださいよ」
「もうちゃんとした冒険者ですよ。」
「そうかそうか。それで今日はどうした?」
そうガルドさんが聞くと、シオンお兄ちゃんは僕のことをガルドさんに紹介をした。
どうも、このガルドさんは国一の技術を持っているらしい。
それで、シオンお兄ちゃんは僕の武器と装備をガルドさんに作ってもらうために連れてきたらしい。
僕は、初めは遠慮したがまだ青臭い子供が遠慮なんかするなと2人に言われて作ってもらうことになった。
もちろん僕はお金を持ってないので、シオンお兄ちゃんが払ってくれた。
僕が稼いだら返すと言ったが、シオンお兄ちゃんはまだ5歳児の僕の言葉を信じていないらしくハイハイ稼げたらな?と、軽く受け流されてしまった。
“絶対に返してやる”
その後俺たちは、武具屋を出て僕が魔道具をみたいと言ったので、魔道具屋へとやってきた。
そこには、魔道具から魔石まで色んなものが揃っていた。
そういや、僕はどんな魔法が使えるか分からないのでどうやってわかるんだろう?
『シオンお兄ちゃん、僕どんな魔法が使えるの?』
「(魔法か...リューセーは魔法が使いたいのかな?)
(基本的に平民は魔法を使える人が少ないからな?)」
「リューセーは魔法が使いたいのか?」
『うん。使ってみたいなって、えへへっ』
そう言うと少しシオンお兄ちゃんは困ったような顔をした。
僕って魔法使えないのかな?
そんなふうに思っていると、どうも教会自分の適性を調べることができるらしい。
なので、後で教会に行ったついでに調べることにした。
そして、少し魔道具を見て2、3点ほど魔道具を購入して僕はついに教会に着いた。
教会は、白を基調としたデザインで建物は前世で言うハットルグリムス教会のような少し特徴のある形だった。
中に入ると、そこにはとても大きな聖室が広がっていた。
けれども、そこに飾ってある像は神界でみた人達ではなく別の神様が6体飾ってあった。
この国ではこの6体を神様とした多神教のこの教会が信仰されているそうだ。
そしてその6体とは、
・ 創造神 ・ 豊穣神 ・ 獣司神
・ 武功神 ・ 魔法神 ・ 恋愛神
という神様だそうだ。
また別の国には、勇者を神とした宗教や神が1人だけの一神教など色んな宗教があるとシオンお兄ちゃんが教えてくれた。
そして、僕は神様の像の前で礼拝を行った。
少し何か聞こえたような気もしたが、すぐに聞こえなくなったので多分気のせいだろう。
少し期待してたのに時に何も起こらなかったなぁ。
その為なぜ僕がここに飛ばされ獣人となったのか未だに理由は未解のままになった。
その後僕は、自分が何の魔法を使えるか測定することになった。
読んでくださりありがとうございます!




