第13話
•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎
今から1000年ほど前、この世界に圧倒的な魔力と野心を持った魔王という存在が誕生した。
その魔王は全ての魔物を支配下に置き、当時この大陸の中央にあった魔の森全土をたった数年で支配したのだった。
魔の森を支配されたことで、危機感を覚えたアスベストの各国の王様達は魔王討伐の為、魔王討伐作戦を始めた。
しかし、この魔王討伐作戦は各国別々で行い互いに争いあっていたことで魔王が直々に名を与えたマルカブ・アルゲニブ・シュアト・アルフェラッツ四名の四天王にも勝てない状態が続いた。
そこで、アスベストの王国の7つの国のうち5つの各国から1番優れている人たちを1人だし、勇者、黒騎士、賢者、聖者、盗賊の役職を与えパーティーを作ったのだった。
この時のもう2つの国は亜人(獣人)の国でまだ、他の国からは見つかっていなかった。
その後、5つの国が協力したこともあって勇者パーティー達は徐々に魔の森を進んでいった。
しかし、1人目の四天王マルカブを倒し2人目のアルゲニブを倒した後異変が起こり始めた。
今まで敵には魔王が支配している魔物しか出てこなかったが、自分たちの容姿に獣の耳が着いている人や、耳がとんがっている人などが戦いの場に出てきたのだ。
実は、勇者達が戦いを行っている裏で亜人の国を見つけたアルフェラッツにより国を制圧され、亜人たちは奴隷として戦場へと強制的に連れてこられたのだ。
その為、今まで優勢に討伐を進めて来た勇者パーティーは退散を余儀なくされてしまいその後、数百年にわたり戦線は停滞をし始めたのだった。
しかし、今から500年ほど前今まで奴隷として働かされてきた亜人たちがこの時の勇者パーティーに解放されたことを皮切りに戦況が逆転し魔王を追い詰めて行った。
そして、死闘を繰り広げ何とか封印をすることができたのだった。
そして、ここからがいちばん有名な勇者たちのお話だ。
今から300年ほど前に、魔王の封印が溶けてしまったんだ。
そこで、各国の王たちは大惨事になる前に前回の反省を生かし魔王復活の対策として異世界からの勇者召喚の魔法を試していたんだ。
実はその過程で、数回異世界から勇者を召喚に成功していたんだ。
(その時召喚した人達は、召喚してすぐだったら元の世界に戻せるため、送り返した)
その為、魔王復活と同時に各国は優秀な魔法使いを集め勇者を召喚して魔王との戦いを始めた。
異世界から召喚した勇者たちは、神様から何か特別な力を貰ってたため、驚異的なスピードで成長していき魔王を追い詰めて行った。
そしてたった1年で四天王を倒し、200年前に出来なかった魔王討伐を達成したのだった。
しかし、魔王を討伐したとき魔王が持っていた魔力がアスベスト大陸の四方へと飛んでいきそこから、魔物が出る魔の森が複数形成されて言った。
そして、魔王と勇者パーティーが戦った大陸中央の森は新しくできた魔の森と比べ物にならない死の森となり、誰も入れない森となった。
•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎•*¨*•.¸¸♬︎
「それで、今に至るって感じかな」
『そうなんですね。』
「あれ?リューセーはこの話知らなかったか?」
『あっ。えっと...魔王を倒した勇者の話しか知らなくて...』
『それと、獣人が差別されていたのは一回魔王軍側として戦っていたからですか?』
「そうだね。奴隷として戦わされていたとは言え、魔王によって被害があってその魔王軍として戦っていたからその当時の人間からしたら仕方ないでは済ませれなかったんだと思うよ。」
『そうですよね...』
結局この世界の歴史についてはしれたけど、辺境伯のアルベルトさんが勇者召喚は知らないって言っているからこの国ではやってないんだろうかな?
それじゃあ、他の国に行かないといけないしここから出るために少しこの国に滞在してお金を貯めてから出発をしようかな?
その前にやっぱり異世界といえば教会だし、少し教会にも1回行ってみようかな?
読んでくださりありがとうございます!




