第9話 (シオン視点)
「こちらへどうぞ。シオン辺境伯閣下」
「やめてくださいゴルドさん 」
「それで話とは何かな?」
「実は、街の外の森でリューセーという獣人の子を拾ったんだ。」
それに続けて、俺は拾った時どういう状況かなどを伝えた。
またその子の特徴などを教えた。
すると、ギルドマスターは驚いた顔をした。
やはりオオカミの獣人だけでなく、全ての獣人において金色の毛の色をしているのはおらず、ましてやさらにもう1色という2色の毛をもつ獣人は今までいなかったからだ。
そしてあらかた説明をし終わったあと、俺はギルドマスターに
リューセーを俺が保護する旨を伝えた。
しかし俺がそう言うと、ギルドマスターは何故か自分の方で預かりましょうかと行ってきたが俺は丁重に断った。しかし何故かギルドマスターは少しだがふふくそうな顔をした。
だが、俺は国境を守るという重要な役目を与えられた辺境伯という貴族の子息であり、この国でも上位の権力を持っている。
そんな貴族を相手に喧嘩を売る人はいないと説明するとギルドマスターもなるほどと相槌をうった。
「それともう一つ気になることがあってだな、金色という色は神獣や聖獣などの聖なる生き物などが持っている特徴と聞く。
ここからは憶測だが、もしかしたらリューセーは何か普通では無い特別な存在のようにも思う。」
「それにリューセーは妙に大人びており不思議な感じがするから、一応金色の意味などについても調べて見てくれないか。」
「わかった。一応ギルドの方でも少し調べよ見よう。
それとまぁ、無いかもしれないが金色という珍しい容姿をしているからもしかしたら誘拐などに巻き込まれるかも知らないから気をつけろよ」
「そうだなありがとう。」
「おっ向こうも登録がそろそろ終わるそうだし、戻るとするか。」
そうギルドマスターが言うと、俺たちは部屋を出てリューセーたちの元へ戻った。
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