友好の証
その後、僕とコスモス星人はお互いのことについて語り合った。
コスモス星人のいるコスモス星は地球から遠く離れたところにあること、コスモス星はとても平和で美しい星であること、自分には家族がたくさんいること。宇宙翻訳機という機械を使ってあらゆる惑星の言語を話せること。
そしてこの地球にきた理由はただの事故だという。たまたま近くまできたときに宇宙船が故障し墜落してしまったというのだ。
「ワタシノスガタヲミタヒトハミンナニゲダシマス。デモアナタハタスケテクレタ。ホントウニアリガトウ。コレハワタシトアナタノユウジョウノシルシデス」
そう言うとコスモス星人はどこから持ってきたのか僕に服を手渡した。
折りたたまれていて全容は把握できないがピンクが目立つ奇抜な服だった。
「あ......ありがとう」
「コノスーツハワガコスモスセイノギジュツヲケッシュウサセテツクッタスグレモノデス。コレヲキレバアナタハスバラシイチカラヲテニイレルコトガデキマス」
「素晴らしい力ってどんな?」
「ヘッヘッヘ、オット、ムカエガキタヨウデス」
コスモス星人がそう言った瞬間、強烈な光を発しながら宇宙船が目の前に現れた。僕は突然の出来事に口をパクパクさせるのが精一杯だった。
「ソレデハワタシハカエリマス。アナタニアエテヨカッタ。サヨウナラ」
「うん。さようなら」
僕はコスモス星人と固い握手を交わした。そしてコスモス星人は宇宙へと帰っていった。




