愚の骨頂
現在私はとある友人と距離を置こうとしている。
しかしどうもいい発想が湧かない
なるべく相手を傷つけずにさりげなく離れたい。
「嫌われるようなことをすればいい」
おとぎ話ではよくこのような方法で誰かとの縁を切っている。
試しに彼の嫌なところを考えてみた。
無理やり距離を詰めようとしてくるところ
興味のない相手でも仲良くしようとしてくるところ
天才君アピールをしてくるところ
対した努力もしていないのに悔しがるところ
そんな人間、世の中探せばいくらでもいるだろう。
自分の悪いところに気づかず大人になってしまう。
彼はもう既に手遅れの状態だ。
「アニメや漫画のように世の中思い通りにはいかない」
私の知り合いの自称アーティストはそう言った。