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フィオレンティーナの素性

ロッシュはクスリと笑い

「だが、カイル皇子の人を見る目はあるので」

と答え

「ロイ、気苦労が絶えんな」

と立ち去った。


ロイは脱力しながらハハッと笑いを零して

「仕方が無いが…万が一の時でもカイル皇子に害が無い様にだけはしないと」

と呟いた。


彼の心配を他所にカイルはフィオレンティーナの部屋へと姿を見せた。

空はまだ明るく昼食を終えて小一時間ほどの午後3時のことであった。


悪徳令嬢は奸臣に無双する


フィオレンティーナは旅人の服装から側室用のドレスに着替え部屋の机でペンを走らせていた。

食堂で収集した情報の整理である。


「アイスノーズは三つの区分から成り立っているのね」

南側がカイル皇子の支配

中央が第二皇子アルフレッド皇子の支配

北側が第一皇子ジョン皇子の支配

「カイル皇子のここは落ち着いているようだけど」

問題は中央と北ね


そう彼女が呟いた時に背後から声が返った。

「なるほど、食堂の噂は中々鋭いものだな」

まあ町の人間が集う情報の坩堝だからな


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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