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フィオレンティーナの素性

カイルはふぅと息を吐き出すと

「だが、彼女は元々冤罪で両親と兄を処刑されたコルダ公爵の娘でオズワンドに国を売ろうと与していた奸臣を破滅させた訳だ」

言い換えればサザンドラを一時的には混乱に陥れたが最終的には安定させたと言ってもいいだろう

と告げた。


ロイは大きく安堵の息を吐き出し

「なるほど」

そう言うことでしたか

「それで?」

と先を促した。


カイルは頷いて

「だがサザンドラでは重臣の半数を破滅させた悪徳令嬢だ」

王は自害を申し付けている

「生かすことは出来ないということでアレキサンド王子から彼女をお願いしたいと言われて引き受けた」

と告げた。

「爵位を持っている家系を5つも断絶させるなんて早々できることじゃない」

俺には無理だ

「度胸や知恵があっても難しい」


カイルは更に二人を見て

「それで側室として受け入れる代わりに密偵をしてもらうことを条件とした」

と付け加えた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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