表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/65

背中の紋章の変化

カイルはフムッと腕を組み

「確かに、そうだな」

と呟いた。


アルフレッドも頷いた。

「確かにそう考えられる」

そう呟いた。


カイルはアルフレッドとフィオレンティーナを見て

「だが、時間がないことに違いはない」

それと北で会談を開くことが難しいことも間違いない

と告げた。


フィオレンティーナはそれに異をとなることはしなかった。


カイルは密書を見つめ

「ただ一つ言えることは」

もしフィオレンティーナの考えが正しいとすれば

「恐らくジョン皇子は俺達と同じ考えを持っていると考えることが出来る」

と告げた。

「ジョン皇子が内乱を起こすつもりならば俺達二人とジョン皇子の間に亀裂を走らせるようなことをする必要もないし」

それこそオズワンドと北が同時に兵をあげれば済む話だ


フィオレンティーナは「そうね」と答えた。

アルフレッドも頷いた。


フィオレンティーナは不意にアルフレッドを見ると

「その、アルフレッド皇子にもカイルと同じ痣が背中にあるのでしょう?」

地図以外は全く同じなのかしら?

と聞いた。


…。

…。


カイルはヒタリと額に汗を浮かべ

「フィオレンティーナ…君は今自分が言った意味を理解しているのか?」

と睨んだ。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ