表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/65

アルフレッド皇子

深く漆黒の瞳がキッズを捉えた。


ロッシュは一瞬ギョッと驚いて彼女を見たが息を吸い込むと己がやるべきことを様々な事態にあわせて脳内でシミュレーションを行っていた。


彼女を守ることを第一として万が一でも大きな騒ぎになりそうならどう収めれば良いかを考えた。

が、キッズは僅かに目を見開いて直ぐに笑みを浮かべると

「北と中央で内紛…ですか」

と言い

「つまりアルフレッド皇子とジョン皇子が…父王の地位を狙ってと?」

と聞いた。


フィオレンティーナは視線を一瞬横に向けて直ぐに戻すと

「そうね。どちらか、もしくはどちらともにその野心があれば」

とキッズを見た。

「この王都に住む貴方から見てどうかしら?」


キッズは静かに

「それはない」

と答えた。

「アルフレッド皇子にアイスノーズを統括して己が王になろうという野心はない」

それはアイスノーズが望んでいないと知っているし

「ジョン皇子も同じだと思う」

けれど父王が亡くなってそう言う噂が他の国で出てもおかしくはないかと思っている

そう小さく息を吐き出して告げた。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ