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アルフレッド皇子

そこに走ってきていた男が

「どけ!」

邪魔したら痛い目みるぞ!

と突っ込んできたのである。


フィオレンティーナは剣の柄に手をかけ

「あらあら、そう言うわけではないのかしら?」

と構えかけたが、それをロッシュがそっと手で制止し

「ここは私が」

と言うと、剣を抜いて横に薙ぎってきた男の剣先を避けて後ろ手に回ると手の平で男の背中を強く突いて前へと倒した。


フィオレンティーナも同時に足を出して躓かせたのである。


男は走ってきた勢いもあってバランスを崩すと前のめりに倒れ込んだ。

それでも慌てて剣を手に振り向くと

「きさまら!」

と構えかけたところで後ろから別の人間に剣を持つ腕を掴まれたのである。


「やめろ」

そう声がするなり男は白目をむくとそのまま倒れ込んだ。


背後に立っていたのは年若い青年で笑みを浮かべると

「手助けしていただき、ありがとうございます」

とフィオレンティーナとロッシュに告げた。


直ぐに憲兵が駆け寄り気絶した男を両脇に抱えて立ち去ったのである。


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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