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アルフレッド皇子
アイスノーズの南の領地は比較的緑が豊かで農作物が育つ土地であった。
なので、カイルは農作物を中央と北に売り、中央と北からはそれに見合ったものを仕入れて町の商人へと卸していた。
南の領地を離れて馬車で暫く道沿いに行くと緑は減り代わりにごつごつとした岩山が垣間見えるようになった。
馬車の中から興味深そうに見ているフィオレンティーナにカイルは山を指差し
「この近隣の岩山からは武器や防具などに使う強固な金属が取れる」
反対にそういう土地なので農作物はほぼ取れない
「気候も農作物を作るには低すぎるからな」
と告げた。
彼女はそれを聞き
「つまり、貴方は農作物を中央と北に卸して中央からは金属を仕入れているのね」
と答えた。
「上手くできているわね」
どちらも死活問題だもの
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




