17/65
フィオレンティーナの素性
フィオレンティーナは妹の手紙を思い出しながら
「…わかったわ」
と言い
「けれど、噂の元は探るわ」
貴方の側室としてね
と笑みを浮かべた。
カイルはふぅと
「本当にわかっているのか?」
と心で突っ込みつつ、ロイを見ると
「先ずは中央のアルフレッド皇子の元から確認に行く」
手配を頼む
と告げた。
ロイは恭しく頭を下げると
「御意にございます」
と答え、踵を返して部屋を出た。
「…確かに…切れ者だ」
女と甘く見ていると足元を抄われる
「しかし、味方に付ければ…」
…我が皇子は確かに人を見る目があるということですかね…
それから5日後…カイルとフィオレンティーナは南の領地を離れ中央のアルフレッド皇子の王都へ向かったのである。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




