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フィオレンティーナの素性
彼女は目を細めて
「…一つ聞いてもいいかしら」
と告げた。
カイルは「ああ」と答えた。
フィオレンティーナは
「貴方はアイスノーズの南」
ジョン皇子はアイスノーズの北
「中央はアルフレッド皇子」
誰が決めたの?
と聞いた。
カイルは肩越しに振り向きながら
「それは父王だ」
当然だ
と言い
「俺が10歳の頃に呼び出されて背中の国章を確認されるのと同時に言い渡された」
と告げた。
フィオレンティーナは紙とペンを手に
「少しそのままでいて頂戴」
と言い、紙に絵を描いた。
「カイル皇子、アイスノーズの地図を持ってきてくださらない?」
あ、服はもう来ていただいて良いわよ
カイルはふむっと服を着ながら
「地図を取りに行くのに上半身裸ではな」
と言い部屋を出ると外で控えていた近衛兵に
「アイスノーズの地図を用意してくれ」
と指示した。
最後までお読みいただきありがとうございます。
続編があると思います。
ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。




