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勇者のお披露目 4

 私とアルクェイドは元王子達の所に移動していた。


「ねぇ?どうして私を指名したの?」


 アルクェイドが聴いてきた。


「そんなのは簡単な答えでしょう。消去法でアルクェイドしかいなかったのよ」


「イヤ、もっと詳しく説明をお願い」


 簡素に答えたのが気に入らないようだ。


「がぶり姉ぇ達4人は現在メイドとして居るから使えない。更夜はソイツらに狙われているから論外。私の部下で戦力として残っているのは貴女だけよ。だから、指名をしたのよ」


「なるほどね~」


「納得したならば結構」


「でも、異世界人達を相手をしても貴女1人でも十分でしょう?というか、過剰戦力(オーバーキル)でしょうに?」


「だ・か・ら、貴女を連れて行くのでしょう。私一人よりも貴女とヤッた方が過剰戦力(オーバーキル)と言われる事が少ないでしょう」


「ああそうね。一人よりも二人でヤッた方が言われない可能性大だわね。それに、異世界人の実力はあの国の人間達にしか判らないし、逆に私達の実力もあの国を含めて他国の人間達は判らないわね」


「そう言う事よ」


 私達は、元王子達が逃げた現場に辿り着く。


 現場では、元王子の護衛、異世界人達4人が前に出て、追手の従者達と戦っていた。従者達は劣勢な状況で防御戦でなんとか堪えていた。


「応援に来た。お前達は下がれ!!」


 私が従者達に声を掛ける。

 従者達は、一瞬期待の眼差しをするが、私達二人と判ると絶望な表情をした。


「お前達はもう下がれ!!後は火の貴族の当主であるこの私がこいつらを始末する」


 はっきり言って、出しゃばりのやられ役のセリフだが、そうも言わないと、従者達が納得して引かない。


 従者達は私が火の貴族だと判ると、素直に下がった。


「という事だ。元バカ王子を含めお前達も素直に私達に投降しろ。こんな所で死にたくはないだろう?それでも抵抗するなら、反逆者としてここで始末をするが」


 奴らに最後通告をする。


 それを聞いた異世界人の1人が、


「ケッ!!何が投降しろだ!!この雑魚貴族のくそあまが意気がっているんじゃねぇよ!!返り討ちにしてやるぜ!!」


 そう言い、私に殴り掛かってくる。


 が、


「遅い!!」


 逆に殴り掛かった異世界人を殴り返すと、その異世界人は血を撒き散らし一発で伸び身体全体痙攣を起こしていた。


「阿呆が!!応援に来た私達が弱いと思ったか?」


『くっ!?』


 この光景を見てたじろぐ異世界人達。まさか、私がこんなにも強いとは思ってもいなかったようだ。


「ひ、怯むな!!コイツらを倒した者は褒美ととらすぞ!!ボクがこの世界の王に成った暁には更に思いのままだ!!」


 元バカ王子が異世界人達を鼓舞すると、異世界人達の顔が豹変しニヤリッとし、私達に敵意を向ける。恐らく、異世界人達は自分達の方がTUEEEEと思い込んでいるようだ。


 バカな奴らだ。もうコイツは、全てに置いて詰んで終わっているのに、コイツに加担をするとはな。


「ほう?コレが貴様らの返答か?私達に殺される覚悟は出来ているのだな」


 私がそう言うと。


「ギャーハハハハ!!ぬかせ!!火の貴族だか何だか知らねぇーがよぉ!!テメェーらこそオレらに嬲り殺しになる前にオレらに詫びたほうが良いんじゃねぇのかぁ?」


「アハハハハー。言えているぅー。アタイ達で最弱なヤツを倒しただけなのに調子付いちゃってさー」


「フン!確かにな!!オレ達をあの様な脳筋と一緒にするなよ」


「それによぉー、ワザと一匹逃がしたのに来たのはたった女2人だぜ………勇者位連れてこいよな」


「本当だな。勇者はオレ達に怯え隠れている様だな」


「アハハハハー笑えるぅーというか、笑い過ぎてお腹が痛い笑い死にそうなんですけどぉ」


 3人と元王子は嗤いながら私達を嘗め、更夜を挑発する言葉を言ってきた。


「そうか。ならばかかってくるがいい。いかに貴様らが誰を相手に喧嘩を売っているのか思い知らせてやるよ」


「そうね。こんだけ嘗められているのだからさ。地獄を見させてあげるわ」


 私達はこいつらの挑発を無視して一億程度の魔力を解放する。コイツら相手にはこの程度で十分だ。


 私達の魔力解放を見た異世界人達は女が下がり、男2人が前に出て構える。元王子は更に後ろに下がった。


「オイ!お前はあの女を殺れ!!火の貴族と抜かしているからな。お前と相性が良いはずだ!」


「解った」


「バフを掛けるわ!!」


女が男2人にバフを掛ける。


「フヘヘヘヘ。コレでお前達の勝ち目は無いぜ!!死ね!!」


 男はアルクェイドに襲いかかる。


「貴様は火の使いらしいな?ならば、このオレに勝てない!!何故なら!!オレは氷の使いだからだ!!喰らえよ!!氷の槍!!」


 無数のアイス・ランスが飛んでくるが、私は手を翳して、アイス・ランスを燃やしたが、男が居ない。恐らく、アイス・ランスは囮だ。


 案の定。


「ウッヒャヒャヒャ!!バカめ!!引っ掛かったな!!」


 男は本命であろう氷の剣で私に斬り掛かった。

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