邪神 2
体調不良につきしばらくの間は不定期更新にさせていただきます。
「なっ!?ふ、封印が解けている!?」
デウスはモニターを視て驚愕をしていたが、
「そうか!!こいつらが封印を解いたのか!!」
と、デウスは勝手に解釈をしていた。
「オイ!デウスよ!!」
デウスを呼ぶ神聖王の声がドスを効かせている。
「はい?」
そのデウスは神聖王が何故その様な声で自分を呼ぶのか解らないでいた。
「この封印を施したのは貴様で良いんだな?何故、俺が支配している場所にその邪神を封印した?そして、何故、その事を直ぐに俺に報告をしなかったんだ?」
怒りに満ちた神聖王は特大の魔力を放った。
その膨大の魔力は神殿全体を揺らしている。けして、オリュンポスの主神であるデウスでは真似が出来ない魔力量だ。それもその筈だ。
大魔王サタンに成る前、原初の神だった頃、最初に創った神が神聖王だった。最初に創られた神聖王は、親である大魔王サタンの力を一番強く継承している。一方、デウスはその後に創られた神だった為。神聖王の力には及ばなかった。
「ッ!?」
その攻撃的な魔力にビビり身体を震わせるデウス。
「オイ!デウス!!どうなんだ!!貴様があの邪神を封印したのか?と、俺は訊いているのだがな!!」
更に放出をすると神殿全体疎か周辺地域まで魔力の影響が出始めた。
王妃が、
「デウス!!さっさと答えなさい!!自身が滅ぼされても良いのですか!!」
実は王妃も怒っていた。
「確かに、あの者を私が封印を致しましたぁぁぁぁ」
と、白状をした。
「で?」
「えっ?」
「えっ?ではない!!他に言う事があるだろう!!よもや貴様は、貴様が言った事を忘れた訳ではないだろうな!!」
「ッ!?…………くっ!?………神聖王様に嘘を申し上げてしまい…………申し訳ございませんでした!!お詫びとして直ちにわたくし自らあの者を討伐しに向かいます!!」
デウスは一刻でも早く逃げるように立ち去ろうとしていたが、
「待て!!貴様は行かなくても良い!!貴様の魂胆は解っている!!」
「ッ!?」
神聖王に言われてビクッとしている。
「貴様はあの邪神と一緒に今戦っている者達も始末しようと企んでいる事くらい解っている!!よって、貴様は10億年の封印の刑を命じる!!」
「なっ!?な、なにうえに!?わ、ワシはオリュンポスの主神ですぞ!!」
そう抗議をするが。
「貴様はいつくかの違反を犯している!!貴様はその宇宙の主神にも関わらずに人類を勝手に滅ぼそうとしている事だ!!我ら神は人類がどうなろうとただ見守る事しか出来ない。だが貴様は勝手に人類に介入し滅ぼそうと計画を立てていること事態が既に違反行為だ!!どの惑星も時が来れば恒星によって必ず滅びる運命にある。それが早いか遅いかのだけだ。更に尤も赦せない行為はな!!貴様が俺達の娘を手に掛けようとしていた事だ!!」
神聖王がそう言うと、デウスは狼狽えた。モニターに映っているどれかが神聖王達の娘だからだ。しかし、デウスは神聖王達に子供が居るという事を知らなかった。
「む、娘!?神聖王様達に娘が………?」
「そうだ。貴様は俺達の娘とその部下や他の神族をも殺そうとしていたのだからな!!当然の報いだ!!その刑が嫌なら俺と戦うか?」
ジロリと睨む。
「くっ!?」
デウスは追いつめられていた。デウスが出来る選択肢は2つ。玉砕覚悟で神聖王と戦って滅びるか、大人しく10億年の封印刑を受け入れるか。だ。
玉砕覚悟で神聖王と戦っても勝つ見込みはほぼ無い。神聖王に滅ぼされるといかにオリュンポスの主神デウスとはいえ復活は無い。だからといって、素直に封印刑になるのも嫌だが、神聖王からは絶対に逃げられない。仮に逃げられたとしても、神聖王から敵として認定され、全ての神族達から一生追い回されてしまうだろう。更に、自分の聖域に戻ってたとしてもだ。兄弟であるポセイドンやハーデスに一生馬鹿にされるのが目に見えている。
かと言って、自分自身が邪神、もしくは悪魔に成った場合も同じだ。イヤ、更に酷い事態になると予測が付く。デウスはもう既に詰んでいた。
デウスは仕方無しに10億年の封印刑を承諾した。
デウスは神聖王の手によって10億年に及ぶ封印刑を受けた。
そして、後日、ポセイドンを呼び出し、デウスの封印刑の経緯を説明をし、ポセイドンを代理の主神に任命した。
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