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学園祭は片付けるまでが学園祭ですが何やら事件がまた勃発しています。 1

 朝練から帰って来て、父さん達と朝食をする。

 父さん達はこの朝食を食べてから神界に帰るようだ。


「また来るからな」

「じゃあね♪」


 と、そう言って、父さん達は転移魔法で神界に帰って行った。


「地球に居た時よりもあっさりしているな?」

「そうね。地球の時はもっとあたし達との別れを惜しんでいたけどね?」


 と、父さん達の別れに困惑気味な更夜と舞。


「まあ、神聖王様達はここには何時だって来られますからね。だからこそ、あっさりな挨拶で済ませているのですよ。地球の時とは違いますよ」


 がぶり姉ぇが説明をした。


「そういう事。さあ、皆、学園に行くわよ」


 と、私が促した。


 今日はほぼ1日中学園祭の後片付けだ。そして、先の戦争の戦勝の祝でまた休みになる。


 教室に行くと、エリサが挨拶をする。

 ホームルームが始める前に他愛もない話をしていると、


「聖さん。すみません。非常事態がギルドで起きました。私と一緒に来て下さい」


 と、いきなり、転移魔法で現れたミカ姉ぇにそう言われたが、天使二体と神一柱がギルドにいるのに何故、非常事態が起こり解決が出来ないんだ?

 ミカ姉ぇのセリフでマリア達は心配そうな表情を見せている。

 クラスメートもミカ姉ぇのいきなりの出現に驚きざわついていた。


「はあ?ミカ姉ぇ達が居ても解決が出来ない案件なの?」


「はい。私達がギルドの建物に居たら、急に変な人物がギルドに入って来ましてね。しかし、ギルドマスターや私達では負えないのですよ。ああ。安心して下さい。暴力行為ではないですから」


「でしょうね。相手が暴力行為に及んだ時点で相手は既に拘束されているし、わざわざミカ姉ぇがこうして来る事もないわ。おそらく、言葉が通じない人間がギルドに迷い込んだのね?」


「その通りです。ですから、私が来ました。ま、ヒルド様とルエル、ギルマスやガイさん、他のギルド員達が居ますから、相手は暴れれば直ぐに鎮圧出来ます」


「でしょうね。相手側は1人なの?」


「はい。女性が1人ですが、目が鋭く銃を2丁持っていますし、右肩から肘まで入れ墨をしていましたよ。とても一般人とは思えませんでした」


 ミカ姉ぇは相手の特徴を教えてくれた。


「なるほどね。でも、もうそろそろ先生がやって来るから、断って行くわよ」


「分かりました」


 そして、ホームルームのチャイムが鳴り、先生が入って来る。


「えっ?なんで居るんだ?」


 ミカ姉ぇを見て、先生が困惑気味だった。


「お騒がせて申し訳ございません。ギルドの方で非常事態が起こりましてね、聖さんをお迎えに来たのですよ」


「聖を行かせないと解決が出来ないのか?」


「はい。ですから、ステラさんを待って、断りを入れているのですよ」


「そうか、分かった。ま、今日は学園祭の後片付けが主だ。授業はやらない予定だ。聖、行って来い」


「分かりました」

「では、失礼致します」


 ミカ姉ぇが転移魔法をし、ギルドに行くと………………。


「けっ、ここには酒がねぇのかよぉ?」


 と、日本語ではない言葉で喋っている女性がギルドのバーカウンターで居座って居た。


 ママ達はその女性を離れてただ見守っているだけだった。ギルド員達もママ達と一緒に居た。


「ああ、聖。来たのね」

「コヤツの通訳を頼むのじゃ」

「言葉使いが悪くて何を喋っているのか、私達では解りません」


 そして、リョウタが、

「どうやら、英語らしいが、オレ、英語や外国語は苦手でな………」


 それはそうだな。リョウタにはここの国の言葉が解る魔法しか掛けていない。


「分かったわ。そこの女性ひと


「ああん?なんだよ?テメェは?」


 ジロリと私を睨みつける。まるで野良猫だな。


「うん、マジで言葉使いが汚い」


「ウルセーよ!ほっとけよって?お前?アタシの言葉が解るのかよ……………?」


「解るから声を掛けたのよ。というか、貴女はどうしてここに来たの?」


「あ?知らねぇーよ。アタシらは仕事をやっている途中で敵対者達と殺り合っていると地面からおかしな模様が浮かんで、そいつが光ったと思ったら、ここの近くに居たんだよ。そして、喉が渇いたから、酒場だと思って入ったんだよ。ここは酒場なんだろう?そういうモンが置いてあるしよ。さっさと酒を出せよ!」


 と、ママ達に分かるように同時通訳をした。


「呆れたわ。水ならあげるわよ」


 ママがコップに水を汲み、女性の前に置いた。その水を女性は一気に飲んだ。よほど喉が渇いているようだ。


「ハァー。ここは酒場ではないわよ。ここはギルドという所よ。で、ここの場所はギルド員達の憩いの場で、確かに酒を完備しているけど、貴女はお金持っていないでしょう」


 そう言うと、女性はニヤリとして、

「鉛の玉なら、いっぱい持っているぜぇ?試してみるか?」

 と、ホルダーから銃を素早く抜き、私の眉間にその銃口を向ける。


「あら?奇遇ね。私もたんまりと鉛玉を持っているのよ」

 私も素早くサブマシンガンを創造魔法で創り同じように女性の眉間に銃口を向ける。

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