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学園祭2日目 1

 次の日、朝練前。


 ママ達にも昨日の出来事を話した。話さないと、バレた時に「何故話してくれなかったの!?」と言われても嫌だったからだ。


「そうだったのね………」


 話を聴いたママが落ち込んでいた。


「リリカ?落ち込むな、あれは正当防衛だったのだからな」


「解っているわよ。ただ、私も陛下と同じ意見で、正当防衛といえども、人殺しはしてほしくはなかったわ」


「そうですね。私もそうですよ。聖さんには人を殺してはほしくはありませんでしたよ。でも、これは仕方ないと思いました。話を聴く限り、おそらく、その者を殺さなかった場合は、必要以上に聖さんを付き纏い、攻撃をしてくる輩になってしまうおそれもありますよ。なので、殺さなかった場合は、ずっと牢に閉じ込めて置く処置がありそうでした」


 と、ジェーン先生がそう分析をして言った。


「そうか………その可能性がある輩か?」


「ええ、聖さんに痛い目に遭ったにも関わらず、生きていれば、懲りずに攻撃を仕掛けて来る輩と思いますよ」


「そうか………」


「そんな輩は私達が退治しますよ」


「その為の私達ですからね」


 と、ミカ姉ぇとがぶり姉ぇが言うと、ルエルさんとヒルドさんも頷いた。


「そうだったわね」


「だけどな、姉貴がそんな連中にやられたりはしないぜ。返り討ちになるのがおちだ」


「そうだな。聖は誰よりも強えしな。それに加えて、ミカエルさんやガブリエルさんが居たら、相手の方が不憫だぜ。聖達の強さを知らないで襲うのだからな」


「そうだな。姉貴達の強さを知らないで襲って返り討ちだからな」


 と、兄さんとサトルが言った。


「そうね。私達は聖の強さを知っているからね」


 ママが言うと、皆が頷いた。

 そして、話は学園祭とサトルになった。


「お兄ぃは今日学園祭に来るのでしょう?」


 舞は嬉しそうに言う。


「ああ、団員と一緒にな。丁度、次の街に移動しているからな、ラッキーと言えばラッキーだったな」


「そうなんだね?どこで公演するの?あたし、観てみたい!」


 舞達は、まだ、サトルの芸を観てはいなかった。


「ああ、今回は風の領から水の領に入ってすぐの町で公演すると団長が言っていたな」


「そうなんだね。お姉ぇ?学園祭が終わった次の日にお兄ぃの芸を観に行こうよ」


 舞がそう言った。まあ、随分前から行きたいと言っていたが、なかなか、時間が合わなかった。


「そうだな。どうせ子供達も一緒だからね。行きたいと、ねだってくるでしょうね」


「ん?子供達?王子だけではないのか?」


「ああ、アトランティスの子供達も最終日に来る予定なのさ。そして、泊まって、王都の見学をする予定なのさ。ま、それだけでは飽きるから、色々と考えていたのよ」


「なるほどな。だから、最終日か」


「そういう事だ。ま、私達がやっているレストランは確実に混むからな、速めに並ばないと売り切れになってしまうからな」


「そんなにか?」


「ああ、1日目から大繁盛だ」


「そうだな。姉貴はカフェで腕を振るっているのを知っている人が沢山いるからな。それは殺到するだろうな」


「そうね。私達は最終日に行く予定よ。陛下がお見えになるから挨拶もしたいしわ」


 サトルとママが言っていた。


 ○●○


「学園祭2日目だ!昨日言ったように、しっかりとやれよ。それとだ。11時までにカレーを食べたい客とスイーツだけの客を分けたほうが良いな。カレーの客の場合は昨日作った順番カードを配れば良いだろう。そのカードを持っている客は11時まで廊下で待って貰え、そして、スイーツを食べている時に時間になっても一度、会計して出て貰え、そうじゃないと不公平だからな。時間が近くなったら再度確認しろよ。絶対に揉めるからな。その時間帯には私は急用でいないが、聖の看板が掛かっているんだ。貴族と揉め事をしたくはないだろうよ」


 と、先生が言った。


「ま、困った時は私に言って頂戴。なんとかするし、私に逆らう者は捕縛するわ。ギルドランクはXランクだから」


 私はそう言うと、クラスメイトは頷いた。


 そして、2日目が始まった。

久しぶりに2,000字以内書き終えた。

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