立ち会いと………… 20
400話を超えました。今後共々、【先公共に不良と言われた俺は神にも殺されて異世界に転生した~この異世界で家族達と平和に暮らしたいのですが、王家に喧嘩を売る反逆者達は私にも喧嘩を売ってきます。平和を邪魔する人達はさっさと破滅して下さい~】を宜しくお願いします。<(_ _)>ペコリ
「えー!?お姉さんここに来ないの?」
と、イスレイががっかりした表情で言う。聖が怒った時に、王妃はイスレイを連れて、別の部屋に避難していた。
「当たり前でしょう。聖は怪我をして動けないのだから」
クレアがイスレイを窘める。
「それに聖は、ここでしばらくは静養するわ」
「そうなの?じゃあ、お姉さんの所に行っても良いの?」
イスレイが目を輝かせて質問した。
「聖が良いと言えばね?」
そうクレアが言う。
食事が運ばれ来た。
あんな事が起きたので、皆、その食事を今回は淡々と食べている。
食べ終わるとすぐに解散となり、各自家に帰って行った。
○●○
俺、サトルは、ステラ先生の転移魔法で、姉貴達の部屋へと来た。そして、マリア達に洗濯機の操作の説明をした。
「───という具合にやれば良いのさ、な?簡単だろう?」
「うん、思っていた以上に簡単だわ。お姉ちゃんがずっとやっているからもっと難しいと思っていたわ」
「はい」
と、リクも同意して頷いた。
「そんなに複雑ではないさ。後は、自動的に乾燥までやってくれるようだな。というか、俺もそうしよう。こんな洗濯機を創造した姉貴は凄いと言う他ないぞ」
もう感心するしかない。俺はこの世界のルールに則ってやっていこうと思っていたのが、この姉貴の洗濯機を見るだけで、今までやって来た事がバカバカしいよな。姉貴みたいに、日本に居た時みたいに家電を創れば良かったな。しかも、姉貴が創った洗濯機は電気も魔力も一切使わない洗濯機だ。その構造がどういう風になっているのかは全く分からないが、これは創造魔法か想像魔法でそのようにしているようだな。ならば、俺も俺が思うような洗濯機を創れば良いな。
「そうだね。手洗いよりも汚れが綺麗に落ちているもん。それにいつも清潔な服を着られるわ」
「そうだな。羨ましいな。さて、他の所も見せてもらおうか」
「うん。何処を見たいの?」
「そうだな。キッチンを見ようか」
「分かったわ」
キッチンに行くと、姉貴が使い勝手良いようになっていた。自分で料理を作るんだ。自分が使い易いようにするのは当たり前だな。それにしても様々な調理器具があるな。包丁だけでも20本以上ある。他の調理器具も沢山ある。ここはレストランの調理場か?と思わせる程の器具類だ。俺は最低限の調理器具しかないからな。何故なら洗うのに手間が掛かるからだ。でも、姉貴のコトだ、洗濯機があるなら…………。周りの見渡すと。
「やっぱり、自動食器洗い機があった」
業務用の自動食器洗い機があった。俺の言葉にマリアが、
「あっ!これ?これは、カフェにもあるよ」
そう言った。
「あるのかよ?でも、リョウタに皿洗いと?」
「うん、そうだね。でも、兄さんが1人の時から使っていたのよ。兄さんも本業のクエストで居なくなる事があるからね」
「ああ、なるほどな?確かにファルコンさん1人だけじゃ回らないな」
「そうなのよ。まあ、お姉ちゃんが来る前までは、お客もそんなに居なかったから、余裕だったのだけどね」
マリアは笑いながら言うが、俺はなんて答えれば良いんだよ?まあ、ファルコンさんは強面だ人柄を知らないと一目見ただけでビビって逃げ出すな。
「ん?これって、もしかして浄水機か?」
水道の蛇口に取り付けてある浄水機を見つけた。
「うん、そうだよ。水も直接飲めるよ。お姉ちゃんがここに来た初日から取り付けたの。でね、やっぱり、家やカフェ、ギルドの蛇口に取り付けてあるのよ。これが皆に大好評なの」
「だろうな。この王都は上下水道が完備されているが、水道を直接飲むのは危険だな。必ず、沸騰させてから飲むか、魔法の水の方が綺麗だ」
「そうなのよ。だから、最初は、私も含めて皆が本当にそのままで飲めるの?と、疑問に思ったもの。でも、お姉ちゃんが平然と飲んでいたから、大丈夫かなって、私も飲んでみたのよ。そうしたら、ただの水なのに結構美味しくって、驚いたわ。そして、皆が飲むようになったのよ」
「確かにな。私も最初は驚いたぞ。水は沸騰させないと飲めないのが常識だったが、聖達が、ここでは普通に飲んでいるからな」
ステラ先生もそう言った。姉貴はここの世界の常識を根底から崩しているな。まあ、便利になる事は良い事だがな。
「まあ、俺達は日本で暮らしていたからな。水道から直接飲める事が当たり前だったから、姉貴はこの浄水機を創ったのだろうな。俺達の場合は、今は俺の魔法の水だ。だから、団員が腹痛になる事は無いがな」
前は川の水や宿屋の水だったから、やはり、水を沸騰させていた。
キッチンが見終わり、リビングに行くと、前までは気が付かなかったが、壁の片隅に変わった扉があった。
「これは?」
ブックマークや下にある★★★★★の評価やいいねの応援をお願いします。
していただければ作者は泣いて喜びます。




