立ち会いと………… 14
話はがぶり姉ぇに。
「本当、久しぶりだ。再会が出来て嬉しいよ」
私は改めてがぶり姉ぇに言った。
「私もですよ。それにいつの間にか女性らしくなりましたね?」
「まあね。もう1人の私。サトルに私の男部分をあげたからだよ」
「ああ、話は聞いていますよ。舞さんや更夜さんも驚いていましたが、聖さんならあり得ると納得もしていましたよ」
「オイ!それで良いのか?」
「さあ?どうなのですかね?」
がぶり姉ぇは笑っていた。
「やっぱり、がぶり姉ぇの顔を見るとホッとするわ」
「そう言って貰えると嬉しいですね」
私達がそう話していると。
「なんか、嫉妬するわね」
「ああ」
両親がそう言う。
「えっ?嫉妬って?」
「あっ!?申し訳ございません」
「えっ?なんで、がぶり姉ぇが謝っているの?」
「あのですね?私達のこの状況を見て下さいな」
「ん?今の状況?」
私とがぶり姉ぇが抱き合って話をしているが?
それが何か?
それが嫉妬なの?
そう言ったら。
「「「ハァー」」」
3人は大きくため息をした。
えっ?なんでため息を付くの?
「本当、貴女はがぶり姉ぇと居るとお子様だわ」
「お子様って?酷い言いがかりだ」
母さんに向けて文句を言ったが、
「真実だろう」
「残念ながら」
父さんとなんとがぶり姉ぇまで言った。
「酷い!だって、がぶり姉ぇに会うのは久しぶりだもん。でさ、舞と更夜の魔法の練習ってどこまで進んだの?アイツらが転移魔法を使えれればサトルを煽る材料になるけどね?」
私がそう言うが、がぶり姉ぇは大量の脂汗を流し。
「え、えーと……な、なんのコトだかさっぱり分かりませんよ」
私から目を逸らして言う。
「あっ!これは父さん達に秘密だっけ?ごめんがぶり姉ぇ。けどね?父さん達既に知っているし、神に隠し事が出来ないコトは知っているでしょう?」
「ガブリエル!」
「はひ…チンチェーオウちゃま」
ガクガクブルブルになって呂律が回らなくなっている。こんな、がぶり姉ぇを見るのは初めてだ。
「先生!がぶり姉ぇがお子様になりましたー!」
「聖!お前は黙っていろ!」
一喝された。
「ガブリエル。別にお前を責めている訳ではない。舞達に掛けた俺の魔法が甘かった。このまま、魔法をみてやれ!」
「よ、宜しいのですか?」
「ああ。舞達は聖達が居るこの世界に来たいのだろう?」
「はい、その通りです。しかし、この世界で本当に召喚が行われるのですか?」
「ああ、するよ。私も参加するわ」
私がそう言う。そして、
「そうなのですか?」
「うん」
「ああ、なるほど、そうだったのですね?」
「そうなの。だから」
「はい、特に更夜さんには黙っておきますよ。後はお任せ下さい」
「うん、がぶり姉ぇに任せるよ。安心だわ」
と、がぶり姉ぇと勇者召喚について話した。
「オイ!お前達!アイコンタクトで会話するな!分からないだろうが!!」
「そうね。それだから、嫉妬をするのよ。私じゃあ聖とアイコンタクトは出来ないから」
と、また両親が騒ぐ。
補足説明:聖とガブリエルのアイコンタクトの会話。
聖「勇者召喚は私も関わっているよ。そして、この王国の王女で友達のエリサが更夜に惚れたみたいだよ」
ガブリエル「そうなのですか?更夜さんは女性に弱いですからね。この情報は更夜さんには言わないでおきますよ」
聖「頼むよ。勇者召喚の時期は、この王国の日付で8月の××日にやる予定だよ。私の魔力も魔法陣に込めるからがぶり姉ぇなら解ると思う。細かい情報が判り次第、父さん達から伝えて貰うよ」
ガブリエル「分かりました」
といったアイコンタクトで会話をしていました。
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