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再会3

「がぶり姉ぇ?」


「なんですか?」


「勝手に死んでごめん」


 自然と出た言葉がこれだった。本当は最初は他の言葉を言いたかったのに………。


「……………いいえ。私の方こそ、貴方を護れませんでした………」


「でも、また、会えて嬉しいよ」


「はい。私もですよ。聖さん」


「…………」


 ミカエルさんは黙って、俺達の会話を見届けていた。


「がぶり姉ぇは天使だったんだね?」


「はい、では改めて。私は第壱階位一級熾天使だいいちかいいいっきゅうセラフィムのガブリエルです。今まで、騙していてごめんなさい」


「いいよ。がぶり姉ぇが天使じゃなかったら、こうして、会えなかったからね?でさ、あいつらは?」


「今は大丈夫ですよ。学校が再開する前に私がしっかりとカウンセリングをしましたから」


「そっかー、がぶり姉ぇはカウンセラーの資格を持っていたな?その他に沢山の資格も」


「はい、役に立ちましたね」


「そうだね?」


 俺達は笑い合った。


「聖さん。ここに居ても仕方ありませんので、コレから、神聖王様に会いに行きますよ」


「分かった。その神聖王って、一番偉いの?」


「はい。この()()で神様の頂点に立つ御方ですよ」


「そんなにも偉かったのかよ?」


「はい、そうですよ」


「コレは逃げてもどうしょうもないな?」


「はい。それに聖さんの体は神聖王様しか治せれませんよ?」


「分かっているよ」


「私も行きますよ」


 ミカエルさんも行くようだ。


「はい、行きますよ。【転移】!!」


 俺達は神聖王が住んでいる建物に転移魔法で跳んだ。


「ここが、神聖王様が住んでいる神殿です。中へどうぞ」


 神聖王が住んでいる建物は全て黄金で建てられていている為に目がチカチカする。


「凄い!コレって、全て金なの?」


「はい。全て金ですよ。全ての建物に金を塗るのに時間が掛かりましたよ」


「へぇー?この建物は金を塗って出来ているんだ?」


「はい、今では考えられませんが、その当時は安上がりでしたので」


「ガブリエル!ウソを教えないの!この建物は全て純金で建てられていますよ。いくら私達でも金なんて危なくて塗れませんよ!」


「バレたか♪」


「がぶり姉ぇ?上手く言わないと?」


「そうでしたね?反省です」


「あ、あれ?聖さんは分かっていた?」


「勿論だよ?ねー」


「ねー」


 俺達は同じポーズをする。


「えっ?私が貴女達に騙されていたの?」


 気付くミカエルさん。


「「イヤー、面白かった?」」


「面白くありませんよ!この似た者姉妹!!」


「「そんなに褒めなくても」」


「褒めていませんよ!!全くもう!!」


 ミカエルさんが怒ってしまった。


 がぶり姉ぇと居ると俺自身が楽しくなる。


「まあまあ、さあ着きましたよ。ここが神聖王様の謁見の間ですよ。この中にいますよ」


「謁見の間か?」


 俺は大きく深呼吸をする。遂に対面か?

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