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新たなキョウコウ 4

「ま、魔力量が人間レベルを超えているって?まさか5億以上の人間が!?」


 隊長が驚きながらもそう言った。


「おそらく、そこら辺りまであるかと、推測しました。じゃないと陛下の御前にも関わらず、たかが神父があんなにも強気に出られませんよ?」


「なるほど。確かに言われればそうですな」


「それに、もう1人の方をリーダーと言っていましたから、まだまだ、メンバーが居るでしょうね」


「ああ!そうですな。確かにリーダーと言っていましたな?2人きりなら呼ばないな。お互いの名前かコードネームで呼び合うか」


「そうですよ。それに教皇も、警備は弟子達も出来る。と言っていましたからね。かなりの人数が居ると予測がつきます」


「それで、総合的に判断して教皇は危険な人物と断定したのか?」


 陛下が私に聞いてきた。


「そうですね。推定5億以上の魔力量の人間達を抱えているとなると、かなり危険人物ですね」


「そうか…………だが、今になってはどうしょうもないな」


「はい。もう教皇やその一派を警戒するしかありませんよ」


 私達は話が終わり、陛下の私室に戻った。戻る途中にクレアの部屋と客間に寄り、皆を集めた。


「お父様、お話とは?」


「ウム、先程の……………」


 陛下は教皇達の事を話した。


「5億以上の人間達ですか?」


「コレは聖殿の見立てだがな」


 陛下はそう言ったが、ヒルドさんやミカ姉ぇ、ルエルさんは深刻な顔つきだった。


「しかしのう?」


「はい、私達が気付かない程の魔力の隠匿です。これはとんでもない事ですよ?」


「「「「ッ!?」」」」


 ヒルドさんとミカ姉ぇの言葉に初めて動揺が広がった。


 ○●○


 ~馬車~


「教皇様、申し訳ございませんでした」


 切れた神父は教皇の前で土下座をして謝っていた。


「全くですよ?せっかく教皇というトップに上り詰めたのに、お前の件で、儂の地位が失ったらどうしてくれるのですか?」


 教皇の口調は優しいが、とても老人とは思えない殺気と魔力を発していた。

 切れた神父は顔面蒼白だった。もう1人の神父が。


「お前は、些細な事で切れすぎだ。お前が反応したせいで、国王の護衛達の視線がお前に集中していた。そして、この俺にもマークをされていたな!」


「し、しかし、親愛なる教皇様に対してあのような言葉は吐いた国王とあの護衛の男は絶対に許さない!!会ったら、殺してやります!」


「だから、いちいち切れるなと言っている!!」


 と、リーダーは注意する。


「お前の忠義は感謝しておるが、それは時と場合ですよ?もう一度、国王の前で同じ事をやったら、儂の手で殺しますよ」


 教皇の体からどす黒い魔力が出ていた。


「はっ!申し訳ございませんでした。このような事を二度といたしませぬ」


 再度謝った。

 

「教皇様?護衛の男は我々の魔力量を気づいているのでしょうか?」


リーダーがそう言った。


「お前達には真の魔力を封じる為に特殊な呪を施してある。それを解除しない限りお前達の本当の魔力量は解らぬまいよ」


「その通りでございますが、あの護衛は、はっきりと勝てないと言っていたので…………」


「気になりますか?」


「そんなのは出任せだ!それに俺達に敵う奴はこの世界にはない!」


「そう言い切れるのか!?絶対は無いのだぞ?」


「…………(チッ)」


「お前は慎重過ぎるな?」


「これが私の性分なのです」


 リーダーは教皇に向けて畏まる。


「判っておる。だから、お前をリーダーに据えたのだからな」


「はっ!ありがとうございます」


「まあ、あの者の事は捨てておけ、これからお前達に任務を与える!」


「はっ」

「はい」


「お前達の()()()()()()為に、人間達をスカウトしてまいれ!その基準は、若くて、欲望がある奴が良い。そして、王国中の教会から孤児を全て本山に集めよ。次世代の実験体とするでな。実験体はいくらあっても困らぬでな。ファッハハハハ」


 教皇達を乗せた馬車は本山へと走って行った。

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