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人身売買を阻止しその組織を壊滅せよ 8 ~聞き取り 元同級生 3~

 突然、現実逃避をし始めたリョウタ。


 エルフが、


「…………コイツ、馬鹿か?……………捕まった時…………ギャーギャーと…………ずっと喚いていた………のに?」


 と言っていた。


「わかったわかった。現実という証拠が欲しいんだろう?ミカ姉ぇ?悪いけど天使になってくれる?輪も出してさ」


「分かりました」


 ミカ姉ぇは24枚の翼を広げ、頭の上に輪も出した。


「うおぉぉぉぉ!?て、天使!?天使が居る?????」


 ミカ姉ぇの姿を見て、素っ頓狂な声を上げていた。


「当たり前だ!神様がいるから天使も居るんだよ。それもお前も知っている四大天使の1体天使長ミカエルその本人だよ」


「そうですよ。私は第壱階位一級熾天使ミカエルです」


「は?………なっ?」


 リョウタはミカ姉ぇを指差しながら震えていた。


「………………やっぱり、この者は……人間ではなかった」


 エルフも驚きながらも言う。


「ゆ、夢ではないのだな?」


「当たり前だ!なに勝手に現実逃避をしているんだよ!」


「…………ッ!?……だ、だったら、オレはどうすれば良かったんだよ………」


 そんな事を私達に聞くなよ!私は母さんに念話をすると、『そうなの?事情は判ったわ。しかし、本人次第ね?また、連絡を頂戴』と言っていた。


「あのな?それはお前自身が考えるべきではないのか?しかしな、地球に帰られるチャンスをやろう」


「え?か、帰られるチャンス?」


「幸いにも、私達は天使や神様とは知り合いになっている。先ほど、連絡をしたが、それは本人次第だと言っているよ。だから、この世界に残るのか?それとも、地球に帰るのかを明日までに決めろ。今日はもう遅いし、私達も寝たいんだよ」


 そうリョウタに説明した。


「明日までにか?」


「そうだ。明日は学校が休みだが、私もお偉いさんに報告をしないといけないんだよ。それに午前中はここでアルバイトだよ」


「アルバイト?なにをやっているんだよ?」


「土日限定のコックをやっているんだよ。他にもいろいろとアルバイトをやっているよ」


「は?コ、コックって?」


「お姉ちゃんの料理は美味しいのよ。店の料理の味を改良し、ケーキを作ったのよ。今では凄い繁盛をしているのよ」


「ケーキを作った?ケーキはどこでもあるのではないのか?」


「この世界には無いよ。だから、私が作って、この店で販売したのさ」


「み、店?ここはギルドではないのか?」


「ギルドだよ。ギルドの隣にカフェの店を経営をしているのさ。そこでは、食事も出来るようになっているんだよ」


「そ、そうなのか?そこでケーキをか…………」


「そうだ。とにかくだ、話は終わりだ」


「じゃあ、私、ママを呼んで来るわね」


「ああ、お願い」


 マリアはママを呼びに行った。


「じゃ、俺は帰る。ま、リョウタが帰られるならそれで良い。帰るのなら今後一切関わりがないからな」


 サトルが席を立って、私達に挨拶をして部屋から出て行った。元々、関係はないからな。


「しかしな、お前が飛び降り自殺してこの世界にどうやって来たのかは謎だがな。そのまま死んだら、お前は地獄逝きだったぞ」


「え?じ、地獄行き?ど、どうしてだ?」


「当たり前ですよ。どういう理由があろうと、自身が自ら命を絶ったのですよ。霊界に居る閻魔大王様が貴方を問答無用で地獄逝きにしますよ。地獄に逝くと、二度と輪廻転生が出来ません。永遠に地獄で苦しみますよ」


「なっ!?」


 天使であるミカ姉ぇの説明にリョウタは絶句していた。このリアクションは当たり前だな。


「ま、運が良かったな?命があってな」


「あ、ああ…………」


 そこにママとマリアが来た。私が説明をする。


「なるほどね。エルフの女王に聖の元同級生ね………」


「そうなんだよ。元同級生の方はどうするのかは本人次第だわ。エルフの方は………」


 ママもチラッとエルフの方を見て、困惑していた。まさか、救出したエルフが女王だったとは誰も思わないだろうね?だって、エロフだからさ。



「そうね?私達には手が負えない案件だわ」


 ギルマスのママもお手上げ状態だ。


「そうなのよ。だから、午後に行って来るよ」


「分かった。アトランティスの子供達はどうするの?」


「子供達は、朝ご飯を食べさせたら、送って行くよ。早い方が村の人達も安心するでしょう?」


「分かったわ。じゃあ、2人共、今日泊まる部屋に案内するわ」


 ママは言うが。


「…………イヤ…………人間………信用が出来ない…………私……また………攫われてしまう………私………この人間ひじりと居る」


 エルフが嫌り、更に私にくっ付いたというか抱きついた。


「分かったわ。じゃあ、聖、お願いね」


「えっ!?私、マリアの部屋なんだけど?」


 もう遅いから、実家ここで寝る事になった。

 子供達と、リク、ヒルドさんはもう先に自分達の部屋で寝ているらしい。ステラ先生は空間だから、どこからでも行けて寝れるから放置しても良い。


 私の部屋はマリアと同じ部屋で、シングルベッドが2つだ。そこにエルフが寝るって、どうやって?私達の部屋はそんな広くないけど?私が2段式にするの?

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