表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

162/729

VS怨念呂布2

 マリアは破邪の杖を構え、リクはグローブを装備し。


「「はあ!」」


 2人は最大限まで魔力を上げた。


「ほう?やはり、主の魔力は凄いのう!妾も上げるかのう!」


 リクの使い魔も魔力を上げる。


「私も解放しないと拙いですね」


 ルエルさんも上げた。


「やれやれ、役者が揃ったところで呂布退治をやりますか!」


「「「はい!」」」

「うん!」

「ウム!」


 打撃・剣戟組は呂布に襲いかかる。


『フン!4人でも問題ない!ぬ!?』


 余裕綽々の呂布だが、俺達を嘗めすぎだ!


「何が問題ないのじゃ!妾は戦闘の神(ヴァルキューレ)じゃ!妾の力を侮るでない!!」


 槍を使って呂布を驚愕する猛攻を見せる。その表情は生き生きとしていた。呂布はその猛攻に完全防御に徹していた。下手に反撃をするとダメージがあるからだ。


 ヴァルキューレか。北欧神話の戦闘女神だったな。


「ヒルド!前に出過ぎです!私達と合わせて下さい!」


 リクがそう言った。


「ム?コレはすまぬ。のう!!」


 言いながら、呂布をぶっ飛ばす。


 さすが戦闘女神だな。あの呂布をいとも容易く吹き飛ばしますとは。俺達では無理だというのに。


「ま、仕方ないか、俺達は初めての顔合わせだからどうしても個人技になってしまうな」


コンビネーション所か、お互いの息が合わないだろう。


「そうですね」


「ウム、そうじゃのう?主の姉よ?」


「聖だ!」


「ム?」


「私の名は聖だよ」


「聖か?あい分かった。妾はヒルドじゃ」


「宜しく」


「ウム」


「お姉ちゃん!」

「聖様!」


「「準備出来たわ!(ました!)」」


「ああ!2人共、呂布に向かって撃て!!」


「うん♪」

「はい!」


 2人の魔法が同時に呂布に向け放たれる。丁度、呂布は起き上がる途中だった


『ナニ!?ヌオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!』


 呂布は2人の魔法に飲み込まれていた。


「お姉さま!やりましたよ!」


 リクが喜ぶが、それはフラグだよ!


 案の定。


『おのれ!よくもやってくれたな!!』


 呂布はまだ滅んではいなかった。呂布は怒り狂って、俺達に槍で斬り込むが、怒りで冷静を失ったら、いかに一流の武人でも隙だらけだ。


 それに気づきリクが動く。


「はあ!!」


 呂布を殴る。


『ヌ!?』


 呂布は槍でガードをするが、殴れば殴るほどその威力が倍増するグローブを装備している為に段々と殴るパワーが増す。そして、早さも増している。捌きならがも呂布が後退している。


『調子に乗るな!』


 呂布が反撃に出るが。


「甘い!」


「私達が居る事を」


「忘れるではないわ!」


 3人で剣戟を振るう!


 そして、リクも殴りにかかる!


『ヌウッ!!おのれ!』


 槍を横に薙ぎくが、俺達が当たる筈がない。その分間合いが出来ると、その隙にマリア達の魔法攻撃が来る。


『っ!?』


 マリア達の魔法攻撃が止むと、俺達が攻撃をする。呂布にとってはたまらないだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ