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だーれが忍者じゃい!

作者: 蝶屋 綺羅

「ぷっっっ、う、ウケる…!」

「でね、そして…」と楽しそうに話す友達の話があまりにもおもしろかったので私は思わず吹き出してしまった。

なのだが…何故かみんな私の方を向いてびっくり

え?どうしたの…

「え?夏子ちゃんいたの⁉︎」

「え、気付かなかった…」

友達は私も話を聞いてると思っていたのでとてもびっくりした。

この時、私は初めて自分が存在感がないと気づいた。

そんなことを考えている間にこんな声が聞こえてきた。

「えーーー!夏子ちゃんいたの⁉︎えーーー⁉︎全く気付かなかった‼︎」

雛美の声だ。

まだ『えーーー⁉︎』と言っている雛美に私はもううんざりしていた。

もう『えーーー⁉︎』は良いって。

雛美は私と同じクラスで、性格を一言で言うと“ぶりっこ”だ。

いつも意識したような身振りで雛美はとことん私を貶すのだ。

そしてまた今日も…

「夏子ちゃんはっきり言って存在感ないからそれを生かして忍者になったら?(笑)」

と、これもまあ遠回りな貶し方で…

って、誰が忍者じゃい‼︎

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