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32話 クリスマスと騒動と 3/3

「………………………………………………」

「………………………………………………」


気まずいときって時間が何倍にもなって感じる。


だから逃げている2人のうちの1人とじ――――――っと動かずに見つめ合う。

そういう気がしているだけって分かっていてもなんだかもにってする。


緑メガネ越しの緑メガネさんと目が合った感覚で体の中に軽い電流が流れたような……そういう不思議な感覚を感じながら「なんでだろ」って考えること数秒くらい。


けっこう離れているから確かじゃないけど……目が良くなったって遠いところのものが細かく見えるようになったからといって、メガネって光っているしなぁ。


だから目が直接はっきり見えているわけじゃない。


けど……ガン見されている気がする。

だって僕の方向いて硬直しているし。


こっちには服しか売ってないんだ、僕以外を見てるわけはなさそうだし。


そうして緑さんが目をそらしてくれると思ったら今度は僕を指してふたりでひそひそひそひそとしている様子。


……まさかね?


止めてね?

僕を巻き込むの……って。


「…………っ!」


2人はうなずき合うと僕の方に走り出す。


なんで?


思わず身構えたけど……コートが重いのか疲れているのかよたよたとこちらへ走ってくる2人を見て気が抜ける僕。


背の高い緑メガネさんはわりと余裕そうだけど服が重そうなのが僕でも分かるし……でもなんで……?


止めて、巻き込まないで。


そういうのも含めてアイドルなんでしょ?


大体守るはずの人はどうしたの?

その人がなんとかすればいいのに。


そうは思うんだけど足がすくんで動けない僕。

とっさのことに弱いっていう僕の弱点がまた僕を苦しめるんだ。


もうだめだ……おしまいだ。


僕は目立ちたくなくって目立っちゃいけないのに。

魔法さんがあるからいざとなったらなんとでもなりそうだけど、でもやっぱりめんどくさいのに。


なんで僕はいつもこうなんだ。


そう頭の中でぐるぐるしてたけど、ふと手のひらの毛糸のぱんつで緊張がほぐれたらしくって急に体が動くようになる。


……あの子たちは僕の方へ一直線、たぶん10秒もしないで来ちゃう。


そうしたら追いかけてきた人たちもじきに来てめんどくさくなる。


でも……昨日まで見ていた夢の中の突拍子のなさに比べたらどうってことはない気がする。


そんな不思議な感覚。


修羅場を経験するとそれ以下はなんてことないようになるよね。

あの夢が修羅場だったのかは置いておくとしてもやっぱり慣れって大事。


「……よしっ」


ぐっと両手を握ったって思ったらまだ毛糸のぱんつがあったからそっと戻す。


そうして冷静に見回すこと少し。


……ここはエスカレーターの出口の真っ正面のお店で、その中でもまん中くらい……だけどワゴン以外に遮るものがない見通しのいい感じの通路で、僕はその通路においてあったワゴンの中のぱんつを物色していたのであって。


いや、買おうとしたわけじゃないけどなんとなく気になったからだ。

決して買いたいとは思わないんだ。


それはいいとして、つまりここは女性用の下着売り場……ランジェリーだっけ、と子供服売り場の境目くらい。


そしてお店にいたはずのお客さんとかは外からは見えないところのすみっこのほうのレジに……店員さんと一緒に集まって呑気にも結構な大声で笑い合ったりしていて、まだ騒動に気がついてすらいない様子。


僕が今大声を出しても多分僕の声がかき消されちゃって意味がない。

女性同士の世間話に対して中身男な幼女の声帯は非力すぎるんだ。


だから、……。


「あ」


ふと横を見上げた僕はそのカーテンに気がつく。


そうか、試着室……それなら。


することが決まってようやく動いた足と荷物を引きずって試着室に荷物を押し込んでもどかしく靴も脱ぐ。


ちらりと外を見てみるともうすぐそばまで来ているふたり。


……騒動に巻き込まれないためには今ここでそれを起こさせなければいいんだ。


だからこの子たちがこっちに来ちゃったのはもうしょうがないとして、残りの……追いかけている人たちが邪魔じゃなければいいんだ。


それこそ……この子たちが別の階とかに行っちゃったって思ってもらえばいいんだ。


それなら少なくともここで、僕のすぐそばで大勢の人が集まってややこしいことになるのは避けられるはず。


だから見つけられる前に隠しちゃおう。


いや、別に放っておいてもいいんだけど……そこは僕が男だって言うアイデンティティーで逃げてる女の子たちを見過ごせないってだけだ。


ささいだけどこういうのひとつひとつが大事。


だから僕はカーテンから頭だけを出して、そのふたりへくいくいっと手招きをしてカーテンをつかんだ試着室を指さす。


これで伝わらないんならそれまでのこと。


「…………………………っ!」


だけどその子たちはどっちも僕の無言のジェスチャー……だってとっさに言葉出ないし……に反応して走ってくる。


「…………………………ありがとうございますにゃっ」

「ありがとっ」


今「にゃ?」って言わなかった君?


……あぁ、テレビでもそんな語尾してたような?


プロの根性ってのはこんなときにもすごいらしい……良く見たら猫耳と尻尾のアクセサリー付けてるし。


「……くつも」


言葉足らずな僕が指差した、多分普段の癖で脱いじゃったそれを取り込むようにまたまたジェスチャーで慌てて引っ込めるふたり。


うん、こういうときこそ普段のが出ちゃうよね。


……でもまだ油断はできない。


こんなところで女の子を追いかけ回す輩はきっとしつこいんだろうしな。

めんどくさいのは勘弁だからなんとか追い払いたい。


だからなんか思いついたこれやってみようっと。


「この階だな!」


野太い声が「だん!」って言う……多分エスカレーター駆け上がってきたんだろうな……大人の男だからすごく響くし……音と一緒にここまではっきり聞こえてくる。


「っ!」

「にゃ……」


カーテンって言う布1枚な心細い仕切りしかないって気がついちゃった彼女たちが……せっかくほっとしてたみたいなのにまた縮こまっちゃってる。


うん、怖いよね……僕も男の頃から男の大声とか苦手だったし。

女の身になってみると余計に怖いんだ……手を上げられそうな気がして。


いざってときに絶対に敵わないって自覚しちゃうと怖いよね。


僕も分かるようになった。


そんなやつはきっと元から僕が苦手なタイプの人間。

丁寧に相手する必要はない。


その声の主に連れられたたくさんの人たちが走ってくる音が聞こえる。

どたどたばたばたと服飾フロアにはふさわしくないような騒がしい音。


こういうのって営業妨害とかで警備員さんがなんとかできないのかな……いや、駆け上がってきたんだったら間に合わないか。


「こっちの方へ来たはずだ!」

「本当だな!?」

「歩いていた人から証言が!」


……この勢いで何人にも囲まれて問い詰められたら言わずにはいられないよね、通りがかりでも。


「…………………………」


「ね、やっぱ迷惑かけちゃうし」

「にゃ……でも今出ても」


……僕はマナーを守らない人は嫌いだ。


上品である必要はないだろうけど、それでも人としての最低限のそれはあるだろうって思うから。


じっとカーテンのひらひらを見つめる。


……次第に聞こえてくる声から察するに少なくとも5、6人。

普段は他人になんとも思わない僕が「くたばってくれないかな」ってすら思うほどだからよっぽどだな。


「すみませーん、ちょーっと入りますねー!」

「こ、困りますお客さま! 報道関係者の方なら先にアポのほうを」


「今はそんな余裕ないんだよ!」

「大声は止めてください! け、警備員を呼びますよ!」

「おい、面倒だから落ち着け」


さすがに気がついたらしい店員さんが止めようとしてるらしいけど……女の人1人2人で血相変えてるだろう野太い声の男たちを抑えるのは無理だよね。


けどマスコミの人ってこんなにガラ悪いのかな……ああいや、今なら個人でも配信とかでできるしな。


「か、買い物をされている一般のお客さまもいらっしゃるんです!」

「そ、そうです! そんなに大勢で詰めかけて……しかもこっちは女性用のランジェリー売り場ですからご遠慮」

「男が下着売り場に入っちゃいけないのか? あ?」

「い、いえ、決してそのようなことは…………………………」


うん、怖い。


お腹の底がじくってする。


……でもきっと、今話してる店員の人とかこの子たちみたいに生まれてからずっと女の子だった人たちの方が怖いはずなんだ。


「あ。 ……ちょっと、店にいる客とかに撮られてネットにアップされたら不味いっすよ」

「しかしこのチャンスを見逃すわけには!」


「じゃあ女の私たちが行ってきますから。 外に逃げだそうとしてきたらお願いします」

「分かった」


あ、女の人も居るんだ。


「というわけでー、私たち女だけなら問題ありませんよねー? 私たち、ちょうど見たいのがあってー?」

「いえ、ですからカメラのほうは」


「チッ……はーい……ほーら、カメラは外で待ってもらうんで。 今は私たちはただのお客ですよ? なら問題ないですよね?」

「い、いえ、でも」


「じゃー私たち、ちょっと服を覗きに来ただけなので入りますねー? 買う意志あるんで客扱いですよねー? ねーねー、どれにしよっかー!」

「…………せめて他の方のご迷惑にはならないよう。 ご試着されている方もいらっしゃいますから邪魔は」


「…………! 試着室!! 行ってきますっ」

「あ、あのっ!」


店員さんの……多分僕を見てたんだろう、気配りがアダとなった様子。


まぁ今のはしょうがないって思う。

ヘンな人には理屈通じないもん。


と言うかふと思ったんだけど、僕、今この人たちの会話すぐ傍で聞けているんだけど……女性用の下着売り場の試着室でカーテン1枚ってどうなんだろ?


女性って案外、不意に開けられる恐怖っていうのをそこまで感じないんだろうか。


……あー、試着室は奥にもあったし普通なら下着はそっちで試したりするのかな。

そっちならドアがあってカギがかかるようになっていたし?


ここは普通に試着したり……ぎりぎり子供服売り場からも男用の服売り場からも近いし、あふれた人用なのかもね。


なら鍵掛かる方だったら……いや、ドアの上から覗かれたらおんなじかぁ……。


普通なら、普通ならこんなこと起きないもんね……僕のせいでもあるんだけど全部あの人たちが悪いってことで。


でも、手で開けるカーテンしかないんだ。

あの様子だと「あ、まちがえましたー☆」とか言ってわざと開けるっていうのも充分に想定できる。


ていうかしてくるだろう。


このまま隠れてやり過ごせそうかなとも思っていたんだけど、やっぱり思いつく限りでの最悪の状況っていうのを想定すべきだ。


だからこういうときはインパクト重視で有無を言わさないのが必要。


「……ここ」

「え? あの」

「ここ。 コート脱いで頭から被ってなるべく小さく小さくなって」


「にゃ? でも、それくらいじゃ」

「早く。 すぐ来そうだから」


アイドルさんたちにもまた有無を言わせない感じで、普段のかがりにするみたいに簡潔な指示を出しながら僕ももぞもぞ脱ぎ出す。


カーテンをちょっと開けただけだと死角になる入り口。

明るいところからだとよく見えないスペース。


……そこにふたりを隠すんだ。


でもあの人たちなら「そこちょっと見せて?」とかやりかねないから……丸まってくれた2人の上から僕の着て来た服を被せていく。


僕が来ていたコートとかカーテンから手を伸ばしたらつかめた適当な服とか僕のセーターとかシャツとかズボンとかをばさばさと被せていく。


「えっ…………………………」

「そ、そこまで……にゃ?」


うずくまりながら服たちの下敷きになってスキマから目だけがこちらを向いているおふたりさんがなにかを言いたげな顔つきだけど、唇に指を当てて静かにしておいてもらおう。


「しー」


「ひゃいっ」

「にゃっ」


ズボンを脱ぐとさすがに寒い。

けど暖房が効いてるからしばらくは大丈夫なはず。


「む」


鏡に映っている僕はシャツ1枚。


……こういう外でこういう格好になるって……なんかどきどきするな。


「……奥も含めて人がいるのはここだけみたいです」

「じゃあ私が。 ……んんっ、すみませーん緊急なんですーちょっといいですかー?」


やっぱり無理やりに来るらしい。


……女の子って同性だと結構強引だよね……かがりとかがりとか。

あの子のおかげで相当な体勢が着いたって思う。


「ちょっとお客さま、他の方にまで!」


「えっとですねー。 ……あーめんど――……あ、そうだー、はぐれちゃった人がいるんですけどー、その人たちなんですけどねー、大切な用事ですぐに行かないと困っちゃうんですよー! 土壇場でやだやだって逃げちゃったんで顔見知りなんですけどー!」


……雑だなぁ……僕でももっと良い言い訳思いつくよ?


まぁ無理やりにカーテンさーっとしないだけの理性がある人たちっていうのだけでまだ話は通じそう。

それだけが救いだ。


にしても強引だし、多分返事しなかったら勝手に開けるだろう。

じゃあ靴下も脱いで……いや、ここは片方だけ半分脱いだ感じにして、と。


よし。


「――――――えっと、なんですか?」


あえてカーテンを半分くらい……控えめって感じに開きつつ、上目づかいで見上げる僕。


上目づかいには慣れている。

こうすると、特に女性にはきゅんと来るらしいって言うのも。


多分庇護欲煽るんだろうね……だって幼女だし。


さらに普段の演技の実戦だって気持ちで表情筋をがんばって動かして、不安そうな顔とおどおどした感じの声を出しつつ言ってみる。


「ぼ…………、わ、わたし……今、着替えてるんですけど……」


ことさらにあざとく、儚い幼女を意識して。


こういうときには下ろしている腰までの薄い色の髪の毛が強烈だ。


見下ろしてくる女の人たち……思ったより普通な印象の人たちだ……は、僕の顔を見て気の抜けたような表情をして。


それから僕の髪の毛へ、そして体を見てからようやく「しまった」って感じになっている。


うんうん、予想どおり。

効果は上々だ。


どんな悪い人でも子供には甘いもの。


さらに今の僕は胸元だけボタンを外してはだけさせていて、その間からは……少しでも温かくなりたいから買っちゃったあったくてかわいい感じのブラジャーが覗いている。


僕の見た目のインパクトで本当に着替えている途中だって見えるだろう。


ぱんつはシャツの裾で隠れるから恥ずかしくないし、ズボンだとインパクトないしって脱いじゃってふとももの際どいところから片方の靴下まではっきりと見えているはずの僕の白い脚。


同性でもぽけーってなるのはかがりで証明済みだ。


……あ、「わたし」って言ったのもしかして初めてかも?


まぁ特にこだわりはないから良いけども。


「……………………………………………………」

「……………………………………………………」


「………………………………………………??」

「……………………………………………………」


「そんなのどうでもいいからそれ見せて」って言われないから成功なんだろうけど……じっと黙ってどうしたんだろこの人。


なんだか無言の間が続いているから適当にもじもじっとしてみたり、髪の毛を弄ってみたりして早く出てけアピールをすることしばし。


「…………………………あ、ご、ごめんねー? 人違いだったみたい!」


無事に成功した証として女性が子供に話しかけるとき特有のトーンと話し方になっている様子。


「お、お邪魔しましたーっ」


しゃっとカーテンを閉めてくれたけど……顔、真っ赤になっていたのなんでだろ。


女性が……普通の人だったよなぁ……こんな幼女の半裸を見たからってどうこうなるわけもないしな。


うーん?


……あ、下で見上げてきてるふたりも顔真っ赤。


いや、女の子なら学校とかの着替えでお互いの見えるから慣れてるでしょ……?


「……ふぅっ。 ……こっちには居ませんでした!」


「ちっ! じゃあさっきのは見間違いかよ!」

「それならやっぱそのまま上に逃げたんじゃない?」


「いや、俺たちがここばっかり見ているあいだに……エスカレーターでもエレベーターでも、とっくに降りているかもしれねぇ! 下の連中に連絡を!」

「はいっ」


まーたどたどたどたとせわしい音……すぐにエスカレーターを駆け上がる音と一緒に消えてひと安心。


「……お客さま、大変失礼しました」


ほっとしていたらカーテン越しにさっきの店員さんの声。


「ごめんなさいね? 怖かったでしょう……すごい剣幕で……えっと、みんながわーっと来たもんだから私、止められなくって」


「いえ、平気です」


この店員の人もこっちが子どもと見るや口調が変わる人だった様子。


別にいいんだけど……慣れてるし。


ちょっとした演技をしなきゃならなくってとっても疲れたけど、つまりは非常に不本意ではあったけど……でも、これで何ごともなく穏やかになってくれればばんざいだしコスパってやつもいい。


「うむ」


僕は男だし、別にふとももさらしたって全然平気だしな。

ガワも幼女だし見られて減るものなんてなにひとつとして無いんだ。


僕のぱんつを見せて何かが解決するなら喜んで見せるよ?


……ん、そう言えばふたりともずっと丸まってて疲れないのかな。


顔赤いままだし……酸欠?


「……もう大丈夫みたいですよ?」


「……あ。 ほ、本当ね……」

「たっ……助かったにゃあ……」


どさどさと服の山が崩れて下敷きになってもらっていた緑メガネさんと茶色ポニーさんがもぞっと出てきた。


……まちがえて乗せちゃった毛糸ぱんつが頭に乗ってる。


「?」


それを手に取ってみて調べている。


「……!?」


少ししてそれが自分の頭に乗っていたのに気がついたらしい。


「……た、助けてもらったんだから……」


心なしかしょげている。


……まぁ新品だし、文句はない……よね?


助けたんだし?

全部僕のためなんだけどもこの子たちのためにもなったんだし?


けど……ふむ。


これが女の武器っていうやつかな?


初めて使ってみたけど、同性に対しても……少なくともひるませるくらいの効果はあるというのが確認できた。


猫だまし的な効果しかなさそうだけど、またなにかに使えるかもしれないし覚えておこうっと。


……いや、違う?


男の人は遠巻きに……少なくとも僕が見えないところにいたみたいだし、見たのはみんな女の人だったし。


肝心の武器っていっても真っ白なふとももくらいで、限りなく平べったいブラジャーの中身でさえニセモノだしな。


ただの幼女だ、武器なんて幼さしか残されていないはず。


……つまり今のは女の武器じゃなくって、幼児もとい子供アピールってことになるのかな。


うーん、難しい……。

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