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衝撃告白

共同暗殺とは。


二人で協力して依頼の暗殺をこなすことだ。


互いにフォローし合うのが共同暗殺の最大の目的なのだが…




「お前さ…そこ邪魔。」


「は?だったら交わしていけよ。」



俺と殺騎は…


想像以上に相性が悪かった。


まず利き手。


俺は右利きなのだが…


殺騎は左利きなのだ。


なので一緒に動くと凶器のナイフが互いに当たって…


はっきり言えば「邪魔」すぎるのだ。




「暗藤!!殺騎!!動きが鈍すぎるぞ!!」




教官にも怒られる。


なんなんだよ…本当に…


俺がため息をついてると。


「…一時休戦だ。少し休もう。」


殺騎はいきなりそんなことを言い出し木の陰に腰を下ろした。


俺も一緒に座る。


何もない会話。


まぁこんなことは慣れているのだが…


ほかの共同暗殺者たちを見る。


二人とも息ぴったりで…


お互いがお互いを助け合っている。


休んでる時も楽しく会話して…





俺らとは大違い。





俺も…こいつも…


共同暗殺は向いてないんじゃねぇのか…?





「なぁ。」



そんなことを考えているといきなり声をかけられた。


「なんだ?」


俺が聞くと殺騎は


「俺らは…お互いのことをもっと知る必要があるんじゃないか?」


そんなことを言い出したのだった。


「知る?俺がお前のことを?」


「ああ。しかも俺は…お前の名前すら知らない。」


そういえば…そうだな。



「俺は暗藤 千鬼。」



「千鬼か。わかった。それとな…」



殺騎はそう言いかけると自分を指で差した。



「なんだよ?」


「わかってるかと思うが一応言っておく。」














「俺は女だ。」








俺はそれを聞いた瞬間、フリーズした。



殺騎って…





女なのかよ?!?!?!

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