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ツクラレタモノ
存在意義は戦うこと。
戦うために生み出された。
逆らってはいけないと考えることを奪われ、意思を持つことを奪われた。
疑問に思ってはいけないと思っていた。けれど、それは異常で。
外の世界ではありえないことだった。
それにも気づかず、拘束された思考では考えることも出来なかった。
僕を生み出した博士は言う。
「本当はこんなはずじゃなかったんだ。俺が生み出したかったのは・・・こんな・・・こんなバケモノじゃない!」と。
そんな風に言われた僕はどうすればいいのだろうか?
生みの親とも言うべき博士に拒絶され、存在意義を失った僕はどうすればいい?
考えることも奪われていた僕はどうすればいい?
バケモノと言った博士たちが造り出したんじゃないか!僕を!




