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CROSS-蛍火-  作者: 和莎
3/3

第3話 遺跡の謎



「かったりぃ」


「…………」


「また…ですか?」


「もう、かったりぃよ。マジで」


「それ前回聞いたから…、しつこいから」


「粘り強さとしつこさは紙一重って言うだろ?」


「この会話には関係無いですよ。その屁理屈」


「もう、天才少年なんていなかったって言うオチで良いんじゃね?」


「適当すぎますよ…」


ボケるアノンをまたも呆れながらツッコむ黄羚。ちなみに麗羅はもう口を出そうとしない。


「だけど噂じゃ、アディスを追ってるみたいですし…」


「噂に流されてちゃまだまだだぜ」


「あの噂に乗ってやるか、みたいな感じにしたのアノンですけど……」


「でもでも、天才少年が本当にいてくれたら良いわよね!!」


「へ?」

「は?」


唐突な麗羅の言葉にアノンと黄羚はハモってしまう。


「天才少年って言うぐらいだもの!

きっと、カッコ良くて背が高いおじ様よ!!」


「……それ天才『少年』じゃないんじゃ…」


「相変わらずな妄想暴走癖だな。」


「何よぅ」


「……………お!

着いたぞ。」


「ここが、ズリスの町にある唯一のシンボル……。










ズリスの遺跡……。」


アノン達の目の前にあるのは崩れた瓦礫に埋まった入口のある不思議な遺跡。


「でも、遺跡って言うより横長で広い洞窟って言ったほうが当たってるカモ……」


「そ、そうですね」


「こん中に本当にあんのかねぇ……。


俺達の探してるもう1つの物。」









――――――――――――――――…………………










「なあ、ロビン」


「何だ?」


ロビンの横にはさっきのマスコットサイズとは変わり普通のサイズより一回り大きい狼、スレアがいた。


「魔物の気配も無ければ、『宝玉』の気配も無いんだけど」


「ああ」


「ああ、って!どうすんだよ!!

こんな遺跡の中にまで入っちまたのに」


「入ったのに出れなきゃ『宝玉』や魔物の可能性が高いだろ。」


ロビン達はズリスの町にある遺跡に入っているのだが、どういう訳かその遺跡から出れなくなってしまったのだ。

仕方ないので遺跡の中をさ迷っている。


「…………あ、」


「どうしたスレア」


「見ろよ!あんな所に血があるんだけど」


「なっ!」


スレアの言う場所を見ると確かに血のような痕がある。


「…………………」


「…だっ大丈夫だって!

この血が「分かってる」


スレアの言葉を遮り喋るロビン。

しばらく黙ると口を開く。


「……分かってる。

分かってるよ。」


「…ロビン………」


「行くぞ」


「お、おう!」


ロビンの言葉にあたふたしながらも返事をするスレア。


「無事に目的果たせたら肉食いてえな!」


「オレはココア飲みたい」


「牛乳入れて飲んでんのに何で身長伸びねぇんだろな」


「目的果たせたらお前………殺すぞ」


「スミマセンスミマセンスミマセンスミマセン」


「………………」


【…きっと大きくなれるわよ。

だってロビン背伸びそうな感じがするもの】

【あ、疑ってるわね。

私の予想は当たるのよ?】


「…予想…………」


「?

どうかしたのか?」


「あのさ、」


【出てってよ!!】


「………オレの予想聞いてくれるか?」










「どうなってんだ?」

アノン達もまたズリスの遺跡に入っていた。そして出れなくなっていた。


「出られませんね。

何か強い魔力が遺跡にはあるんでしょうか?」


「………………」


「さぁな。

でも、出られなくなった以上は先に進むしかねえだろ。」


「油断して行かないとですね。」


「…………ねぇ…」


「?

どうしたんですか?麗羅」


「ズリスの町って魔物に占領されたスラムよね……」


「あ、あぁ」


「私達のような者は数えきれない程いるのに、魔物はこの町から一向にいなくならない」


「……はい」


「もしかしたら、本当はこの町に私達のような人達が沢山来たのよ!

そしてこの遺跡に目をつけて入ったけど…

私達みたいに出れなくなって死んでしまったか、ここに入ってアディスに見つかり殺されたか…………」


「有り得なくは無いな。」


「……それじゃあ、オレ達は………」





































































「敵の罠に嵌まったって事か?」


「多分な」


「それじゃ、ここは」


「ああ、オレがずっと探してた…………」


【……アディスには勝てない!

はやく、私の事はもういい……

もう良いから……!】


「アディスの隠れ家だ」















事故満足…じゃなかった、これは自己満だから!!



だから温かい目で見てやって下さいよ!!

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