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はじめての昇級試験

 Dランクへの昇級試験を受けることになってしまった。

 面倒くさいことに。たいへん面倒くさいことに!


 残念ながら『安全な部屋の中でポーション作るだけのやつが昇級するのはずるい!と思う冒険者がいるので自重している』という表向きの言い訳での昇級回避は半年間が限界だった。


 可能ならば実質最下級であるEランクでのんびりポーションを作って、空いた時間にかわいい女の子を眺めてにやにやする堕落した暮らしをしたかったが、美人受付嬢のユーリアにせっつかれてしまっては、致し方ない。

 ランクが上がるとクエストの内容が面倒になるのだが、致し方ない。

 汚いゴブリンとかくっせぇ盗賊とか討伐したくないが、致し方ない。


 一応、Dランク冒険者になればEランク搾取の冒険者の恐喝被害は減少するらしいが、別に実害はないのでその程度のメリットではどうにもやる気は出なかった。


 せめてユーリアが一緒にお風呂に入ってくれるというなら頑張るのだが。エルナ?エルナは同じ“スットン勢”なのでいいです。間に合ってます。


 けれど、試験を受けるからには真面目にやる。やる気はないけど真面目にやる。

 さらっと終わらせて平穏で堕落した生活を取り戻す。

 それが前世日本で会社勤めをしていたおっさんの性だ。

 小学生から社会人まで永遠と試験を課せられ続けて来た哀しい習性だ。


 まずは情報収集。


 ということで、マステマはギルドの酒場兼食堂でエールを片手に『豊穣の確約』の筋肉ゴリラことバルドルドの隣に陣取った。


 ドンッ!


「偉大なるBランクの先輩冒険者バルドルドよ!わたしが魔法でキンキンに冷やしたこのエールが欲しくば、昇級試験について教えるがいい!!」

「くぅううっ!卑怯な!!こんなん出されたらついなんでも答えちまうぜ!!!」


 ノリがいいな。

 マステマはバルドルドの「ぐびぐびぐび!ぷはぁ~っ!!キンキンに冷えてやがる!」が終わるまで足をプラプラさせて待った。よくこんな薄くて美味しくもないエールをぐいぐい飲めるなぁ、なんて思いながら。

 ガーラントのお酒なら甘くて香りのよいリンゴ酒(シードル)がおいしいと思う。次点で輸入品になるがエルフの純米酒。その次がガーラント伯爵家のブドウで作る赤ワインだ。ちょっと高いけど、料理にも使えてよろしい。


「そんで昇級試験だっけ?え、マステマの嬢ちゃんが受けるのか?」

「うん。なんか貢献度溜まり切ってずっとランク上げないとまずいって」

「ああ、そりゃそっか。なるほどねぇ」


 バルドルドはもう一度ぐびりとエールを飲んだ。


「つっても、どのランクの昇級試験でも基本、試験官の冒険者と模擬戦するだけだぜ?」

「えっ、それだけ?」

「おうよ!試験官をぶっ飛ばせば合格だ!!」

「うわー野蛮極まりない」

「がっはっは!ちげぇねぇ!」


 思いのほか単純だ。

 マステマが3倍以上の質量を裕に持つ見上げんばかりの巨躯のバルドルドが試験官だったらぶっ飛ばせるだろうか?と思案しかけたところ、同じテーブルに座っていた髭ダルマが「いや、違うだろ」と話に入って来た。

 彼もバルドルドと同じく『豊穣の確約』に所属している高ランク冒険者で、名前はベンジャミン。髭がむさ苦しいごついおっさんという見た目に反して、たしか弓の連射が得意だ。矢が満載された三連装矢筒を背負って冒険に出かけていく姿をよく見る。


「おお、できる男ベンジャミン!エールを出せ!《運動量減衰魔法(フリーズ)》!」

「おう!ありがとうよマステマ」


 今度はベンジャミンの「ぐび!ぷは!キン!」を待つ。


「いや、うめぇな。これ金払うから夏もやってくれない?」

「エールを冷やす専用の冷蔵庫を食堂に寄付できるぞ?大金貨10枚だ!(ニカっ♪)」

「はっはっは!んで、昇級試験だな。試験官と木剣持ってチャンバラするのは前衛職だけだ。武器で言うと剣、斧、槍、盾、ナイフ、棍棒あとは拳で殴るやつとか、その辺りだな」

「ああ、バルドルドはアレだな。真っすぐ行ってぶっ飛ばす」

「がっはっは!オレサマの大剣の前では試験官なんざイチコロよ!!!」

「いや同業者を殺すなよ……」


 ダメだこのおっさん。完全に酔っ払いだ。


「まあバルドルド(こいつ)は置いといて、オレは弓だが試験で模擬戦をするわけじゃない。相手は訓練場の的とか、試験官が投げた的だ。魔法使いもな。速さ、正確さ、威力がランク相応か判断される。ソロ冒険者や斥候役は高ランクになると探査能力を実際に試されるな。回復役は立ち会ったことがないので知らん」

「ふむふむ、なるほど」


 ベンジャミンはバルドルドより遥かにまともだ。完全に初撃で訊く相手を間違えた。


「嬢ちゃん、ジョブって何で登録してんだ?」

「ポーション職人」

「がっはははは!なら、ポーション作れば合格だな!!」


 たしかにそれなら楽でいいが、もしそうであれば毎日のように作っているのでわざわざ試験をする必要がない。ベンジャミン曰くDランク以上は討伐が必須になるので、どの役職の冒険者も何かしら戦闘技能を判定する試験は課せられるとのことだった。


「あとは魔物についての最低限の知識があるかどうかと、装備が討伐依頼をこなすのに足るかも審査対象だ。とりあえず低ランクなら手の届く一番いい装備を用意すれば十分だろう。Dランクで想定されるのはガーラント周辺の魔物だ」

「ほほう。ということはゴブリンとかキラーラビットあたりか。ありがとうベンジャミン。参考になった!」

「おう」

「がっはっは!がんばれよマステマの嬢ちゃん!」


 酔っ払いの激励を受け酒場を後にする。

 マステマは主にベンジャミンから聞いたありがたい情報を基にマステマはDランク昇級試験の準備をするのだった。




 そして試験当日。


 今日のマステマはガチ装備だ。もちろん相手によって装備の最強カスタマイズは変わるが、ガーラントの街周辺の討伐を想定した軽装で手持ちの一番いいやつを選んできた。

 その結果、ゴスロリドレスに白黒のしましまストッキング、無骨な軍用(ミリタリー)ロングブーツに黒い革グローブ、頭には白い網リボン、腰には全長40センチの大ぶりのナイフという、中二病全開地雷系冒険者ファッションになってしまった。中身が中年のおっさんであることを考慮すると間違いなくイタい人だが、今世のマステマは見た目美少女だし、この世界は相応にファンタジーなので気にしないことにした。異世界美少女はなんでも許される。


 見ようによってはお嬢さまみたいな格好になったマステマがふんふ~ん♪と、控室となっている受付横の小部屋で収納魔法の中身を整理しながら待機していると、なんだか鎧がガチャガチャうるさい少年がやってきて話しかけられた。


「おいお前、ポーションばっか作ってるやつやろ?」


 短髪茶色。粗末な鎧に包まれた身体は細く、背丈は平均よりやや低い。見た目からして貴族や商家の令息ではないからよくいる農村出身者だろう。


 マステマがきょとんとして「そうだが?」と答えると少年は我が意を得たりとマウントを取った人間特有のうざい顔をした。


「は!ポーション作ってるだけでDランクに上がれるのかよ!」

「上がれるそうだ。ギルド長にも確認した。討伐はまったく必要ない」

「え、な……」


 マステマは準職員として勤務していることもあり、毎朝のようにギルド長とは顔を合わせる。そこでなんとかEランクに留まれないか訊いたところ、貢献度はCランクいっぱいまで溜まっていると教えられた。マステマの怠惰な生活は「さっさと上げろ」の一言で一蹴されてしまった。


 マステマに告げられた事実により、少年は二の句を告げなくなったようで口をパクパクさせていたが、試験を担当するエルフの受付嬢アーシアが部屋に入って来たことで会話はそこで強制終了された。


(いや~、本当にいるじゃないか。ポーション職人の昇級に不平な冒険者)


 あとでユーリアたちとお茶をするときの話のタネにしようとマステマは思うのだった。


 Dランク受験者は全部で10人。みんな若い。半分は女の子だった。

 スキルと魔力、そしてそれを扱う技術がモノを言うこの世界。月経も魔法でコントロールできるようになった現在では、冒険者の人口比率も変に男だけに偏ったりはしない。この世界の女子は物理的にも逞しいのだ。


 まずは口頭試問。アーシアにひとりずつ名前を呼ばれ、個室に移動して質疑応答する。

 マステマは最後に呼ばれたが、魔物の名前を答え、ポーションの使い方はパス、最後にゴブリンに出会ったときの殲滅方法を何通りか答えるとあっさりと口頭試問は終了した。


 どんな難題が出るかとデイリークエストの傍ら魔物辞典をひっくり返していたマステマとしては大分拍子抜けである。


(あれ……?Dランクの昇級試験って、もしかして、簡単……?)


 マステマは天才的なひらめきでその真理に思い至ったのだった。




 次は実技試験。


 口頭試問を終えた受験者10名はアーシアに先導されて冒険者ギルド裏手の訓練場へ移動した。


 街壁の拡張工事が終わり、土地が有り余っているガーラント。そのおかげでギルドの訓練場はかなり広い。小学校の200メートルトラックがすっぽり入る訓練場には3人の冒険者が試験官として待機していた。装備から判断してそれぞれ近接、弓、魔法の担当だろう。当然と言えば当然だが全員顔見知りだ。


 そのうち唯一名前を知っているひとりは、麗人だらけの『戦女神の鉄槌』の脳筋ポニテ女騎士ヘルミナであった。彼女はゴスロリお嬢さまスタイルのマステマの姿を発見すると、見る間に花が咲きそうな笑顔になって叫んだ。


「むほほぉおおおおッ!!!!マステマがかわゆぅうううういッッッ!!!!!」


 そして伝説のイノシシ型聖獣もかくやという勢いでマステマに突進を開始した。

 鼻息荒く迫って来る変質者に周囲の受験者たちは何事かとうろたえるが、しかしマステマは慣れたもの。右のブーツでトンと地面をたたいて魔力を通し、初級魔法の《単層硬質土壁シンプルハードブロック》を唱えると強固な土の壁を出現させた。止まることを知らない女騎士はそのまま顔面から思いっきりぶち当たり、鈍い衝突音が響き渡る。


 しかしヘルミナは止まらない。


「ぬんふぅッ!!!」


 と、声を上げると気合で土壁を粉砕した。ふつうの人間なら歯が折れ、鼻が潰れ、見るに堪えない顔面崩壊が起こっているところだがヘルミナの美しい顔には傷ひとつなかった。魔力による身体強化が成せる技である。


 なんだか変なスイッチの入ったヘルミナは粉砕の勢いそのままに、目をシイタケにキラキラさせて “おめかし”をしたマステマ目掛け突進を敢行した。

 が、その眼前に軍用ブーツの靴底が迫る。

 間髪入れず繰り出されたマステマの変態撃退用ヤクザキックである。


 体勢を低く後退の2文字を忘れたヘルミナは避けることもできずに自分からぶち当たり、行き場を失った運動エネルギーにより顔面からなんか爆発音のような『ドンッ!』という衝撃音を発生して、ついに力尽きてぼてりと地面に落ちた。


 ようやく止まった。訓練場にいた周りの人間は緊張を解く。


 しかしこの程度で気絶なんてしようものなら冒険者なんてやっていられない。地面に伏した瞬間、ヘルミナは腕の力と巨乳の弾力で再び空中へ舞い戻り、それを見てなんかもういろいろ呆れ果てたマステマ目掛けルパンダイブを決めたのだった。

 無抵抗になったマステマの華奢な身体をガッツリ抱きしめると、とても大事そうに頬ずりをしたり、かと思えば高い高いをしてその姿を眺めてにへらっと破顔したりする。完全に愛玩用のぬいぐるみあつかいだ。


「おい放せ!」

「くふぅううッ!なんで今日はそんなにかわいいんだマステマぁああ!?」

「アホか。わたしはいつもかわいいだろうが!いい加減にしろ、へぶ!?おい!やめ、やめろー!うぷぷ!」

「うぇへへへへえへえへ♥」


 ヘルミナのがっつりホールドにより、マステマは顔面を乳の暴力乱舞にさらされた。身体強化を高め、ぐにぐにと巨乳に手を掛けて脱出しようとするが、マステマを捕獲してすっかりご満悦なヘルミナはびくともしない。


 受験者たちが唖然とし、他の試験官とギルド職員たちが呆れる中、アーシアがツカツカと近づいてきて持っていたバインダーでヘルミナの頭をたたいた。すると、とても紙数枚が挟まったバインダーがぶつかったとは思えない『ドゴッ!』という重衝突音がして、ドサリとヘルミナが沈む。どうやらエルフの膨大な魔力で殴られたようだ。


「ふごぉおおお、お、お……!」


 ヘルミナは頭を抱えてのたうち回った。


 ヘルミナはもともと本当に騎士として奉仕していたが、騎士団の気風に合わずに冒険者になった変わり者だ。本人曰く、魔物を自由にぶった切りたくて辞めたそうだが、その実力は騎士団でも有数だった。冒険者としても当然強い。

 そんなヘルミナを簡単に制圧してしまうとは、さすがアーシア先輩。絶対に怒らせないようにしよう。マステマ、覚えた。


 さて、気を取り直して実技試験だ。

 近接の試験官はヘルミナである。


 相手がヘルミナなら遠慮はいらない。なにせ彼女は身体強化の達人。ゴブリンに毛が生えた程度の戦闘素人であるマステマがたとえ真剣で斬りかかったとしても余裕で撃退できるし、初級魔法をしこたま叩き込んでも傷ひとつ負わないほど堅い。つまりヘルミナの日頃の行いがあまりにアレなのでマステマがちょっとくらい本気で殴りかかっても、まったく問題ないのである。ぐいぐい来るスケベ女さんは嫌いではないが、ヘルミナはなんというかこう、ぞわぞわと身の危険を感じるのだ。


 マステマはニカっと笑って「しつけしてやるぅ!」なんて息巻いていたのだが、


「マステマは実技試験免除ね」


 と、ガーラント最強格エルフ受付嬢のアーシア先輩に無慈悲な合格通知を告げられてしまった。


「なんで!?」

「え、だってBランク屈指の突貫を止められる冒険者に、Dランクの実技試験なんて不要だよ。そうでしょヘルミナ?」

「うむ!そうだな!」

「はぁ?いいのかアーシア?なんか釈然としないんだが……」

「いや、あれは見事な土壁だった。魔法使いとしても合格だ」

「デブイノシシより強力な突進だぞ?弓のオレでは防げん」


 アーシアの提案にヘルミナも魔法と弓の試験官も異論はないようだ。

 せっかく気合を入れて女騎士のわがままボディにワカラセてやろうと、魔力をどっぷりねっとりまったりどろどろと練り上げていたというのに。


「うぐぐ……、なんという不完全燃焼……!」


 いや、ここは変態を撃退しただけで面倒ごとが減った、と考えることにしよう。

 置いてきぼりの他の受験生がこちらを見ていたような気もしたが、鎧ガチャガチャ男が睨んでいるような気がしないでもないが、気にしないでおこう。


「まあ、マステマがいるとヘルミナが使いものにならないってのもある。ああ、一応試験だから装備のチェックはしとこうか。ヘルミナ真面目にやってね?」

「うむ!了解した!」


 アーシアの念押しにヘルミナはキリッと真面目な顔で返事をした。そういう顔をしていれば美人で隊服が超カッコいいマステマ好みのドスケベ巨乳女騎士なのに。ケツもエロいし。

 ヘルミナはアーシアに見えないことをいいことにでろでろに破願、どころか完全に決まった目を血走らせて手をわきわきさせながらマステマにじりじり迫ってきた。


「ぐへへへへ♥はぁ♥はぁ♥マステマぁ♥そ、そそそうびを見るために、さささささわっても、いいですか?ぐへぐへ♥」

「いや、さすがに気持ち悪い……」

「よっしッ!」

「なにが!?」

「その蔑みの表情がゴッド!」

「グッドな!……いや、グッドでもねぇよ!!?」


 もうヘルミナだからしょうがない。

 マステマはしぶしぶながら高ランク不審者に装備の見分の許可を出した。


 ゴスロリドレスの袖をさわさわ。

 小さな革グローブをぷにぷに。

 ハーフアップのツインテールをぱたぱた。


「うぇへへ♪かわいいなぁ♥パタパタ♪」

「おい」


 膝をついてゴスロリドレスのスカートの裾をぴらぴら。

 鉄板を仕込んだ軍用ブーツのつま先をコンコン。

 モノクロ縞柄ストッキングごしの太ももをもにもに。


「おい!って……あー」


 ゴスン!


 マステマが注意すると同時に、アーシアのバインダーがヘルミナの頭に刺さった。


「えっ、本当に突き刺さってるけど大丈夫?ポーション飲む?」

「うむ!愛の力は無限大だ!」


 大丈夫そうだ。

 アーシアの方から長い長いため息が聞こえた。


 最後に腰の後ろに差していた厚さ28ミリのデカナイフを抜いて見せると、


「うん。かわいい!かわいいは最強!飛竜も倒せる!合格!」


 と、よく分からない評価をもらって装備の評価も終了。

 なんと、マステマはEランク冒険者からDランク冒険者にランクアップした!


「……これで本当に絡んでくるやつ減るのかなぁ?」


 こんな試験になっていないような試験で渡されるランク証にそんな効果があるのか、甚だ疑問なマステマだった。




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