第30話 公式認定攻略サイトの掲示板を見る
前回のお話は。
ダンジョン料理部の問題を解決したニルト。日記を書き終えて一息つく。
果たしてその後はどうなるでしょうか?
久しぶりに更新しました。書見のほどよろしくお願いします。
あと、作者はまだまだこの話をがんばります。随時変なところは修正しますので、ご迷惑をおかけします。
よろしくお願いします。
「先生。村上さんの具合はどうなのでしょうか?」
職員室の椅子に座っている兎野田三美子教諭に私はそれとなく話題を伝え、事件についての確認をする。
「総合病院に搬送したわ。目が覚めないからご両親にも連絡を入れたわよ」
「そうなのですか。お体に異常がなければいいのですが」
「心配しないで。医務室の先生方によれば過労だって云っていたわ。念のため入院をして精密検査を受けることになるけど、おそらく大丈夫なはずよ」
「そうなのですか? では彼女はどうなるのですか?」
「そうね。村上さんが事件に関わっていた証拠があるのだから、何かしらの聞き込みがあるかもしれないけど、心配するようなことにはならないはずよ。村上さんは一年生ですもの。成績も優秀ですし、しばらくは自宅謹慎になるかもしれないけど、学業には支障がないと思うわ。退学になることはないはずよ」
「そうですか……」
「浮かない顔をしているわね。休部の件が気になるのかしら?」
「はい……」
「大丈夫よ。それも白紙になるわ」
「よろしいのですか?」
「いいも何も教頭が勝手に言い出したことでしょう? さすがに料理部に関しては分からないけど、図書部は関係ないもの。大円さんが気にすることじゃないわ」
「それを聞いて安心したのです。ですが、もしかすると料理部も被害者になるのかもしれないのです」
「例の動画ね。すごかったわ。剣さんの妹さんでしょう? すでに越精に至っているなんて化け物よね。私と同等かそれ以上の使い手になるわ。あれが一般人とか、もう詐欺よね。仮にワーレフだとしても彼女ほど優秀な人はそうそう居ないわよ。と、そういうことを言いたいんじゃないのよね?」
「はい」
「あの謎の男よね。村上さんに召喚石を渡し、技術棟の花壇に埋める指示を出した人。あいつを捕まえない限り、真相が分からないのよね?」
「ニルトが言うには、技術棟の仕組みを知っていた可能性があるのです。魔石を含んでいる壺にゴーストが群がり、壊していくことを理解していたのだと思います」
「そうなると、この学園の内情を知っている人物が怪しいことになるわね」
「内部の人間。もしくは以前に勤めていた方の仕業で間違いないかと思うのです」
「考えたくはないけど、OBの方々や過去の先生方も含まれるのよね。それでも十中八九現役の関係者で間違いはないはずだわ」
「そうすると公にはできないのです。PTA会にはどう説明するのですか?」
「そうね。さすがに事が大きすぎるわ。校長先生の指示を仰ぎたいわね」
「そうなると私ができることと云えば、現場にいらっしゃる先生方に話を聞くことしかないのです。何かの痕跡があるかもしれないので、調査型プロトプルの散布をしていらっしゃる作業員の方に聞いてみるのです。そして現時点で分かっていることを役員たちにも伝えるのです」
「そういえば、魔物からドロップしたアイテムの回収が終わったらしいわよ。すぐに受け取って欲しいと現場に居る先生方が言っていたわ。ついでだから受け取りの手続きをしてきてくれないかしら?」
「分かりました。さっそく行ってくるのです」
やはりニルトの助けが必要なのです。
こういう時に居てくれたら頼りになるのです。
私は職員室を出て暗い廊下を歩き、夜の技術棟に向かっていくのです。
*
「ここからがすごいのだ。いいか? よく見ておくのだぞ?」
「もう止めてよ。これ以上見ないでよ」
「何を言っている。せっかく無理を言ってダビングをお願いしてもらった映像なのだ。納得の行くまで何度でも見るつもりだぞ?」
「お姉ちゃん、ひどいよう……」
朱火ちゃんも弾矢お兄ちゃんも部屋に戻って行ったのに、なんで剣お姉ちゃんだけしつこいんだよ。
「うむ。良い動きだな。空中戦のできる能力とは本当に便利なものだ。反撃もスムーズだ。密集したゴーストたちからの突撃をかわし、すれ違いに魔力弾を飛ばしている。一見無駄な動きのようにも見える虹色の攻撃だが、その全てに計算された戦略があるようだ。この流れていく輝きの先を見てくれ。巨大な金棒を弾いているのだが、その本質は別にある。不気味で醜悪な壁を破壊し、生まれてくるゴーストたちの数を減らしている。実に合理的ではないか。こんなにかっこよく戦えている姿が映像に残るのも珍しいことなのだぞ?」
「もういいよ。解説なんてしなくてもいいよう」
「よし、もう一度最初からだ。今度は父さんと母さんのために最高の画質でダビングをしよう」
「もう、知らないよう! 付き合いきれないんだからね!」
ボクは恥ずかしくてワニさんの着ぐるみの大きな手のひらで熱くなった顔を包み込む。
「それにしてもお前の友人は素晴らしいな。他の動画も譲ってくれたのだぞ」
「いい加減にしてよ! ボクもう寝るからね! お姉ちゃんの意地悪!」
そう言ってリビングから出る。足音を立てて廊下を歩いていく。
「うぅぅ……」
やっぱりはずかしいよう。以前よりも弱くなっているし、あんな幼稚な戦い方を見たら気がおかしくなりそうだよ。
「もっと鍛えないと……」
もしも仮にお魚さんの化け物が現れたら、今のボクだと対処することができないんだよ。あいつザックスさんと同じ強さがあるし、弱くなったボクだと手も足も出ないんだよね。
未来が変わったからって、どっかに居そうなんだよね。次に会ったら必ず倒してやるんだから。
「もっともっと強くなろう」
二階に上がって自分の部屋に入る。机の上に置いてある携帯電話を手に取って画面を開く。連絡が無いかチェックをする。
誰からもメッセージが来ていないみたい。これなら安心してオンラインゲームに専念できるよ。
そう考えたボクは、衣類ケースの上に置いてあるセンサーを持ち上げ、ベッドの上に持っていく。
「そういえば」
緊急アップデートがあったようだね。
「公式サイトで確認した方がいいかな?」
さっそく気になるボクは、折り畳み式の机の前に座り、ノートパソコンの電源を入れる。モフモフの指でライトキーボードを叩き、ディメンジョンアイコンに触ってホームページを開く。
クラン機能追加。クラン立ち上げクエストの開始。AI機能の向上。ゲームバランス調整。ステータス各種数値の変更。
「クランとかあんまり興味がないよね」
人と仲良くできるのはいいけど、責任が伴うグループ活動の場に入ってまで交流するのは違う気がする。
基本はソロで行くつもりだからね。だって毎日ログインができる訳でもないだもん。そう考えると、今回のアップデートは関係ないかもね。
もう一度確認するけど、見ておかなければならない情報はないよね?
「うん。無さそう」
じゃあ閉じてもいいよね。
「ん?」
なんだろう。この記事。
「公式WEBデザイナー募集?」
これ、ゲリックが認めたホームページにリンクするっていう意味なのかな?
「へえ、面白そう」
まだ一つしかないようだけど、気になるのでリンク先のページを開いてみよう。
「へえ」
ウルキペディア風のデザインで分かりやすいよね。公式認定攻略サイトって文字が大きく掲げられている。
「いっぱい情報が書いてあるね。投稿用のページもたくさんあるみたいだし、少しだけ見てみよう」
指で触れると箇条書きの文字が表示される。利用方法の注意書きを目にしたボクは、昔ながらの掲示板に目を通していく。
[基本操作]戦闘や生産に街の中での活動における操作スレ。
自由に語り合おう。
誹謗中傷禁止。
スクリーンショットの貼り付け自由。
仲良くしようね。
51:マコル
戦いについて聞きたいんだけど、マニュアルモードとアシストモードとフルオートモード。皆はどうしているかな?
俺はアシストモードで戦っているけど、バク転や背面飛びが簡単にできる感じがいいよね。フルオートだとアクション中にキャンセルができないから、敵の攻撃に対処できない場面があって、やりづらいんだよね。だけどカウンターやガードが簡単にできるので、アシストモードよりも安全に戦える気がする。そう考えると、今はどっちがいいのか迷っている。ぜひ皆の意見を聞かせて欲しい。
ちなみにマニュアルモードは話にならん。あれは普通の人間だと無理な気がする。現実の感覚で戦うとか絶対に無理だよ。
52:ローレン
今までの内容を参考に情報をまとめておいたよ。基本操作の方法は専用ページに書いてあるから見ておいてね。
53:ソーイットニー
管理人のローレンさんだ。お疲れ様です。
54:ガルバンダ
>>51。
おいはフルオートモード一択どん。攻撃するときにポーズを決めれば光る。ゲージが溜まり切ったところで斬り付ければ連続に攻撃が発動する。おいはガードして隙を見ながら攻撃を仕掛けるスタイルだから、アシストモードだと逆に自由が利きすぎるのでやりづらいどん。
マニュアルモードは試す気のもならないどん。
55:へーベル
オレッチもフルオートでやっているっちぃ。魔術を使っているけど詠唱が無いところが利点だっちぃ。セミオート的なアシストモードだと、表示される文字を読み上げなきゃならんから、面倒臭くて今さらだっちぃ。まあマニュアルの完全暗記よりはマシだっちぃけど、このゲームで魔術系のスキル使っている人は皆フルオートじゃないっちぃかな?
56:マコル
魔術は詠唱文字を全部言わないと発動しないから、フルオート必須かもしれないけど、接近戦はアシストモードの方がいいって皆も言っているよ。
57:ソーイットニー
でもさあ。魔術使わない人なんていないっしょ。ロマンつうのもあるけど、身体強化系の力を使わないと接近戦が弱いからな。結局フルオートになるんじゃないの?
58:サラーナ
私はアシストを進めるわ。魔術って詠唱時間が問題になるのよね。フルオートだと遅すぎるのよ。その点アシストだと早口で言えるから、フルオートよりも数秒早く発動できるわね。
59:ソーイットニー
姉さんがきた。
60:へーベル
来ちゃいましたね。
61:ガルバンダ
見られたどん。
62:マコル
むしろ魔女がやってくるとかご褒美だね。
63:ソーイットニー
真面目な話、フルオートモードよりもアシストモードの方がいいってこった。
64:サラーナ
いいえ。それは違うわ。極論から言えばマニュアルモードが最強よ。私見たのよ。シュビがマニュアルで戦っているところ。すごかったわ。動きがとてもスムーズで、なんていうか洗練されていたわね。
65:マコル
シュビって有名なゲームチューバ―の人だよね? マニュアルでプレイするとか変態すぎるよ。やっぱりプロのゲーマーだと俺たちとは違うのかな?
66:ガルバンダ
マニュアルモードは無理どん。現実感が強すぎるので動けないどん。
[攻略]確認できた情報を報告するスレ。
なんでもいいから情報を上げていこう。
皆で共有し合って話をまとめていこう。
確認していない憶測はその旨を記載しよう。
スクショや動画を使って情報の信憑性を証明していこう。
プレイヤーの名前を上げる場合には失礼のないように配慮の程お願いします。
206:モルゼン
俺さあ。信用ランクが上がったんだ。今はFランクになったんだけど。そしたらザッカートの少し外れた場所に行けるようになったんだ。そこに教会が追加されていたんだ。
207:ダレル
それ、詳しく。シスターとかペロペロできる?
208:モルゼン
聞いてくれよ。教会の神父がエクソシストで不死者というクラスに就いている人なんだって。教会って現実のイメージと違って、ゴーストやゾンビを退治する専門機関になるんだってさ。中には受付があって、他のギルドと同じ依頼を受けることができるみたい。でもさあ。冒険者ギルドに所属している人は受付できないって断られたんだけど。
209:ドラクル
なんですと? 不死者のクラスですと? つまり教会に行けばドラキュラになれるということであるか?
210:モルゼン
分かんないけどそうみたい。不死者と付与士と光創士と闇術士があるらしいね。俺は盾使いだから関係ないけど、新しいクラス先が解放されるみたいだね。
211:ドラクル
感謝するのである。吾輩も信用ランクを上げて教会に行くのである。
212:ディナ
あのさあ。うちとしては店売りの品について聞きたいんだけど。信用ランクを上げると買える物が変わるっていう話しジャン。それってマジなん?
213:モルゼン
そうだね。増えるよ。青銅製の武具が買えるようになるね。仲間に頼まれてたくさん買わされたから間違いないよ。
214:ディナ
弓使いやっていんだけどさあ。石刃の矢しか買えないんだよね。青銅刃の矢が買えるんだったらすっげぇ助かるんだけど。攻撃力足んなくてダンジョンのビックウッドスネークにダメ通らないんだよね。とすると、うちも信用ポイント貯めてランク上げた方がよさそうジャン。あんがと。助かったよ。
215:ガルバンダ
信用ポイントを上げるにはどうしたらいいどん? 一日2000ポイント縛りなのにFランクとか。いったいどうしたらいいどん。
216:モルゼン
クエストには種類があるよ。ギルドの依頼の通常クエスト。ダンジョン内で発生するストーリークエスト。NPCと会話して発生する特別クエスト。他にもシステムメニューの項目にある緊急クエストがあるね。
要は特別クエストやストーリークエストを消化して稼げば上限を超えてランクを上げることができるよ。
217:へーベル
だったら人助けしまくればいいんか? オレッチ弱いから、装備を整えないと先に行けないっちぃ。ゲームでもレベルを十分に上げて進むタイプだっちぃ。チキンハートだっちぃ。
218:ダレル
そんなことよりも聞いてくれよ。すっげぇ可愛い子がいたんだ。体中から光のエフェクトをキラキラと放っているし、顔も美人で高校生くらいだし、もしかしたら芸能人かもしれないぞ? 俺、感動した。
219:ガルバンダ
もっと詳しく教えて欲しいどん。
220:へーベル
オレッチも噂は聞いたっちぃ。キラキラのエフェクトを出している謎の美少女が歩いているって聞いたっちぃ。
221:ディナ
うちも見たよ。ユニチューブのシュビと知り合いらしいね。
222:ガルバンダ
マジで?
223:へーベル
マジっちぃ?
224:ダレル
マジか?
[告知]運営からのお知らせメッセージを報告するスレ。
告知内容を記載して欲しい。
正確に頼む。
できればスクショもあればいい。
58:ガイ
報告する。『プレイヤーが世界樹ギネルダウヤールのダンジョン二階に到達しました』と、表示されたのを見たな。どこの誰かさんが先に行ったみたいだが、次は必ず俺たちのチームが先に行く。
59:月影
二番煎じだが、わしも一階のボスを攻略した。一階の転移陣が解放されたという表示が出たぞ。
60:しずる
報告する義務はないけど報告するよ。一階のボスを最初に攻略したら、『初回討伐ボーナスを取得しました』と、表示されたよ。それから経験値1000とスキルポイント3が手に入って、3000ギニーがもらえたよ。
61:ダレル
すごいな。ここの板は攻略組のプレイヤーがいっぱいだ。
62:ファイデル
うらやましい限りだ。俺もいずれは攻略組に参加したいものだ。
63:ソーイットニー
無理でしょ。こういう人たちって現実でも何かやっていたりする。俺みたいな一般人とはたから運動神経が違うし。
64:アシタン
>>60
追加だ。探索者の称号がもらえる。
どうやら力が10上がるぞ。
65:ロウド
称号の記述は『[称号]について語り合おう』でも念のため書き込んで欲しいかな。
66:アシタン
>>65
あとは任せたぞ。代わりに書いておいてくれ。
67:レイア
しずる。アシタン。こんなところに勝手に書き込まないで。全くしょうがないわね。
今回はいいけど、次からは相談してよね。情報屋に伝える手段もあるんだからね。
68:ガルバンダ
ひかりタンが来たどん。ひかりタン、大好きどん!
67:ディップ
>>68
ひかりって誰や。何のことか分からんわ。
68:へーベル
ひかりっちぃはレイアたんだっちぃ。芸能人の伊集院ひかりさんだっちぃ。
69:ディップ
マジか? お前ら。いや、どう突っ込んでいいか分からんわ。
70:レイア
バレてしまっているのなら仕方がありませんね。でもゲームではできるだけレイアって呼んでください。ここはプライベートなので、皆さんもご協力のほどよろしくお願いします。
71:ガルバンダ
分かったどん。今度から気を付けるどん。
72:アクト
皆知っている? 『謎のプレイヤーによって根源のダンジョンが発見されました』って出たの。スクショもあるから見てよ。ココにリンク。
73:月影
根源。いい響きだ。どこにあるのか気になる。
74:ガイ
サービス開始一日で新しいダンジョンを発見した奴が居るのか。まさかレイアが見つけたんじゃないだろうな?
75:レイア
知らないわよ。私じゃないわ。
76:ミケーニャ
情報ネコ屋のミケーニャだぁニャ。皆さんの書き込みを見せてもらったニャ。こちらでも根源のダンジョンの情報は捜索中だぁニャン。もしも見つかったら売り出すから待っているニャン。
あいさつ代わりに言うニャン。ギルネダウヤールのダンジョンは22階より上があるニャン。一回ごとにボスが居るから、最初に倒した人が初回ボーナスを得ることができるニャン。がんばって欲しいニャ。
77:ディナ
で、見つけたのは誰なの?
[称号]について語り合おう。
称号を公開するぞ。
効果を検証し合うんだ。
新規取得できた場合の情報提供も求む。
89:アッパレ
申し子シリーズは、火炎と雷と氷水の他にまだあるんかぁ?
90:ロウド
風の申し子と闇の申し子があるな。
91:アッパレ
そうなんか。だとすると光もあるんかぁ? 誰か情報求む
92:モナカ
商売上手。値切りに5パーセントが利くね。
93:ディップ
知人が持っとる小金持ちちゅうのもあるな。アイテムをNPCに売ると3パーセント多くもらえるらしいで。
94:サラ―ルナ
私の称号は美人よ。知り合いの子には美少女と美少年が居るわ。何の意味があるのか分からないけど、NPCが優しくしてくれるわね。
95:へーベル
美人とは直球だっちぃ。オレッチの知り合いにも美丈夫が居るけど、ステータスにない魅力のパラメーターがあるって言っていたっちぃよ。
96:ガルバンダ
そういう話なら幸運値もあるって聞いたどん。ステータスで確認できないけど、鑑定石を使えば確認できるどん。
97:ロウド
いいこと聞いた。俺の称号は幸運の月なんだけど、何の効果があるか分からなかった。鑑定石を使えば分かるようになるのなら試してみるな。
98:マコル
おい、聞いたか? あの美少女が持っている称号が判明したぞ。
99:ディップ
なんや、藪から棒に。どないしたん?
100:マコル
知らないのかよ。今すごく有名人なんだぞ。
101:ガルバンダ
そんなことよりも早く言うどん。
102:へーベル
期待するっちぃ。
103:ドラクル
吾輩も興味があるのである。
104:削除
不適切な表現があったため、このコメントは削除されました。
105:削除
不適切な表現があったため、このコメントは削除されました。
106:削除
不適切な表現があったため、このコメントは削除されました。
107:削除
不適切な表現があったため、このコメントは削除されました。
108:ローレン
危険なコメントと判断して、勝手ながら削除させてもらいました。気にせずに書き込みを続けてください。なお、今後とも多少の配慮はお願いします。
109:マコル
すんません。調子に乗りました。
110:ガルバンダ
おいも許して欲しいどん。
111:ドラクル
吾輩も調子に乗ったのである。次から気を付けるのである。
ん?
「なんだったんだろう」
いいところなのに残念だね。
どうしよう。なんかすごく気になる。どこかにヒントが書いてないかな?
「……やっぱりいいや。今日はもう遅いし寝よう」
明日は学園がお休みだから、物質保管転移装置MTSDを完成させないとね。家のお掃除もしないといけないし。
「そういえばお兄ちゃんがワーレフになるための試験があるって言っていたね」
だったら早く起きてご馳走を用意しないと。美味しいお弁当も作って食べてもらった方がいいよね。
「さっそくゲームを始めよう」
ボクはノートパソコンの電源を落し、終了の操作を進めていく。
「これでいいかな?」
ベッドで横になって各種ナーブイマジナリーセンサーを張り付けていく。
「着ぐるみのままでもいいよね」
昨日は問題なかったら、今日も問題ないはずだ。
「うん、いいね」
最後にヘッドギアを装着し、センサーの位置を確認しよう。青いランプが点いているから、後は動かすだけ。
ボクは布団の中に入ってヘッドギアの側面にある起動スイッチを押す。枕の位置も手早く調整する。
「準備完了だよ」
すると眠気がやってきた。
『ナーブバーチャルマッチングをスタートします』
始まりのあいさつ。BGMが心地よく流れてくる。
「おやすみ」
すぐに夢の中へと誘われる。
更新履歴。
2026/1/15 最後の辺り『ね』が気持ち悪いので少し手を加える。
修正がないことを祈っています。
ようやくオンラインゲームの大まかなプロットができました。
少しずつゲームの話を終わらせる流れを書いていきます。
長いです。がんばります。




