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異世界でもギャンブラー  作者: にき
1/1

すべての始まり

暇すぎてボーッとしていたらふと思いついた異世界小説です。妄想は数え切れないくらいしてますが、こうして文章にするのは初めてで拙い部分もあるかと思います。優しい目でみてやってください。


「・・・」


 今、パチンコ屋の入り口で空になった財布を見つめ死んだ目をしている男が1人。


「給料日まで後10日か・・・」


 俺の名前は立花蒼生(たちばなあおい)。血液型はA型、年齢は20歳、趣味はギャンブル、彼女なし、一応就職はしている。

 何で自己紹介してんだ俺。と心の中で自分にツッコミを入れ、財布をズボンのポケットにしまう。


「あーまじでどうしよ」


 今日は勝てそうな気がしたんだけどな。あっという間に全財産使っちゃったよ。こういう時実家暮らしなら金がなくてもやっていけるんだけど独り暮らしだからなぁ。なんてことを考えていると肩にトンと手が置かれる。


「よぉ蒼生、今日の結果はどうだったよ?」


 今、俺に話しかけてきた金髪でオシャレな格好をしたイケメンは斎藤陸斗(さいとうりくと)。小学校からの付き合いで現在は大学生。高校を卒業した後もつるんでいるギャンブル仲間であり、親友だ。


「そんな面してるってことはまた負けたんだなぁ」


何がそんなに面白くてニヤニヤしてんだこいつは。


「あぁ・・・。5万負け」

「え?お前店入る前全財産5万って言ってなかったっけ?もしかして給料日までノーマネー?」

「その通りです」

「なにやってんだよー、給料日まで後10日だっけ?金も無しにどうすんだよ」

「飯は冷蔵庫にある残りもので我慢するさ。1食の量は大分減るがないよりはましだろ」

「こういう時、親友に金を借りようとしないところが俺は好きだぜ」


 そう。俺は身内に金を借りることは絶対にしないと決めている。単純に友達や親に縁を切られるのが嫌だからだ。俺の普段の態度からして塩らしいと思われがちだが実はかなり人肌恋しいタイプである。ア○ムなどもあるがそこまでするほどまだ落ちちゃいない。


「うっせ。俺はギャンブルはするが、金は借りないって決めてんだよ。金のことでもめるのも面倒だしな」

「それでギャンブル辞めれたら完璧なのになー」

「それはお前も一緒だろ」

「ははっ、間違いねぇ。あっちなみに俺は今日3万勝ったぜ。だから今日の飯は俺が奢るよ」

「ありがとうございます!陸斗様!」

「はいはい」


 なんていつものようにつるんでいるとなんだか自分の足下から淡い光が発せられていることに気がつく。

 いや、自分だけじゃない陸斗の足下もだ。


「「なんだこれ?」」


 2人とも同じタイミングで同じ言葉を発すると同時に足下の光がさらに強くなり瞼を開いているのも辛くなってきた時、陸斗が騒ぐ。


「おい蒼生!これなんかのサプライズか!?スゲー眩しいんだけど!」

「違う!俺じゃない!とりあえず眩しすぎるからこの光の範囲から出よう!」


 俺と陸斗が光の範囲から出ようとしたその時。瞼を閉じていても眩しいくらいにまで光が強さを増し、それと同時に俺の意識は闇へと消えた。


まずは異世界に召喚されるまでの流れでした。

召喚される部分が少々むりやり感がありますが特に思いつきませんでした。主人公と親友との出会いやお互いの過去、詳しいプロフィールなどはこれから書いていく予定ですので、応援よろしくお願いします。

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