鳩に平和が守れましょうか…
ここでは、わたくしの最近、感じている改憲論について、述べようと思います。
まず、言っておかなくてはいけないのは、わたくしが政治的にはなんのインバランスもない、ごく一般庶民だ、ということです。なんの団体にも所属していませんし、宗教も代々、真言宗で、中庸的な一般人の意見だと自負しています。
ただ、わたくしは憲法9条改憲論者に、現時点では立っています。詳細は無知ですが、それがまた一般人の意見を代弁できる!できたらいいな、と考えます(^-^)
さて、この国の安全保障、keyになるのは、中国共産党の動向ですね。
近日、中国戦闘機が日本自衛隊の飛行機に挑発的モーションをよくかける、と報道されています。もはや中国は「いつでも開戦していいんだぞ!」と言わんばかりの激しい行動をしばしばとります。それはまた、「9条があるから自衛隊はなにもできまい(ニヤリ)」という前提からのアクションのようですね。
どうもあまり報道ベースで声高には言われませんが、かなり極東情勢は緊迫しているようです。声高に報道されて事実をばか正直にメディアが流したら、日本はパニックになるくらいに、危機的状況なのではないでしょうか?
つい先日、バングラデシュのレストランでイスラム過激派が銃を乱射し、邦人数名が無言の帰国をしました。いたましく悲しい事件でした。
ネットでは、若者たちが、この事件を受け、「憲法9条無力説」をさかんに投稿していましたが、これが真理なのではないでしょうか?
そもそも、日本人は、軍隊、軍隊をもつ、ということにあまりにもアレルギーを起こしすぎです。我が国の規模をもってして、軍隊が例えば飾り程度であっても、存在しなければ、返って不自然ではありませんか?さらに、日本国憲法が70年以上も一言一句変化していない、というのも不自然きわまりないです。
わたくしは沖縄の状況も安部政権の概要も普通人程度しか存じ上げません、いやはや恥ずかしながら。
しかし、庶民感覚をもってしても、現状日本が置かれている状況は、今のままでは近い将来、悲劇が生まれると肌感覚で感じてなりません。
改憲には、高いハードルが設定されていて、最終的には国民投票で多数を占めなくてはなりません。例えば本日、国民投票をしたら、護憲派が勝るでしょう。シルバーデモクラシーが力を発揮すると思います。
それは第二次世界対戦の風潮に逆戻りするのでは、との危惧によるものでしょう。
しかしながら、現在の状況を鑑みるに、例え、そのリスクがあったとしても、日本はもう少し自力で自国を守れる、「普通の国」にならなくてはいけない気がしてなりません。
憶測でしかありませんが、素人考えでしかありませんが、きっと、「あなたの街にいつ爆弾が降ってきてもおかしくない」のが、実情のような気がします。なにも危機感を煽動しようとしているのではなく、客観事実として。
しかし、実際のところ、改憲は実現するのは、難しいでしょうね。繰り返しになりますが、太平洋戦争の苦い教訓は戦後世代のわたくしにもよく分かっているつもりです。
最も悲惨な事態は、国民投票なりで改憲が否決され、その直後に隣国が調子に乗って、尊い命が失われることです。
法曹界に「比較考量」という概念があります。いずれにしても、先ほどのバングラデシュの事件のように犠牲者は出ます。
改憲か護憲か。どちらの方が犠牲者を少なく出来るのか?こんなシビアな選択を強いられているのが、わたくしたちなのであります…